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ビジネスの記事一覧

ベトナム2019年労働法改正案の重要な改正点

現在、ベトナムでは労働法の改正草案が国会に提出されています。過去何度も労働法の改正について議論されてきましたが、そのたびに延期されてきています。今回の草案は施行される可能性が高まっていますので、最新の重要な改正点について説明したいと思います。 PDFデータはこちらをご覧ください。 最新の労働法改正案の重要な点   <本記事に関するお問い合わせはこちら> CAST LAW VIETNAM Web:http://cast-group.biz/ Mail:info-v@cast-law.com

【ミャンマー法務ブログ】第5回:ミャンマーの商標に関する法制度

第5回となる本稿では、ミャンマーの商標に関する法制度について解説します。   1. はじめに 会社にとって自社のブランドや技術等を保護するために知的財産権に関する法律は重要である。ミャンマーにおいては長年商標法が存在しない状態が続いていた。しかし、ようやく2019年1月30日、ミャンマー商標法(以下、「商標法」という。)が成立した。本法の施行日は、大統領の通達により決定される。大統領の通達は2019年4月1日時点では未だ発布されていないので、本法がいつ施行されるのか明らかでない。関係者によると、商標

【タイ労働法コラム】第5回:労働者保護法の主な改正ポイント

GVA法律事務所・タイオフィス代表の藤江です。 本コラムでは、タイの労務管理について、日本との違いを踏まえた上で、法的に解説していきます。今年の5月5日に、改正労働者保護法が施行されました。そこで、今回と次回の2回に分けて、改正労働者保護法の主な改正ポイントについて取り上げたいと思います。       1. 改正の趣旨 今回の改正は、既存の労働者保護法の規定の中で現代の労働環境に即していない部分の改定、また、国際標準に合わせて労働者保護のレベルをさらに引き上げることを目的として行われま

【タイ労働法コラム】第4回:タイにおける振休・代休

GVA法律事務所・タイオフィス代表の藤江です。 本コラムでは、タイの労務管理について日本との違いを踏まえた上で、法的に解説していきます。第4回目の今回は、日本では多用されている振休・代休制度について取り上げたいと思います。   1. 日本における振休・代休制度 日本では多くの企業が振休・代休の制度を活用していますが、振休と代休の違いや手続きについて正確に理解しないまま運用されているケースも多いため、まずは日本における振休・代休制度について確認したいと思います。 振替休日とは、事前に休日と

【連載⑩】就業規則の大解剖~タイの経理現場から~

「タイの経理現場から」シリーズ、連載10回目となります。 ▼過去の記事はこちらをご覧ください。 但野和博(外部ライター)の記事一覧 https://iconicjob.jp/blog/author/tadano/   タイの福利厚生と権利 今回はいよいよ後半のメインであり、タイならではの文化的社会的背景が凝縮されているとも言える福利厚生の内容が規定されたパートになります。ここまで読み進められている方にとっては、何となくタイの就業環境について少しは馴染みが出てきた頃かと思います。今回はその真骨頂といったら大げさですが、集大成的なも

【マレーシア法務ブログ】第4回:雇用関連の法規制④

TNYグループのマレーシア事務所の弁護士の下田です。今回は労務にかかわる問題の中でも特に紛争に発展しやすい解雇について解説していきます。     1. はじめに 解雇には、大きく分けて①普通解雇、②懲戒解雇、③整理解雇の3つの類型があります。雇用法(Employment Act 1955)(原則として、月額賃金RM2,000以下の労働者や肉体労働者等に適用される)が適用されるかどうかに関わりなく、いずれの類型においても、解雇が有効となるためには正当事由が必要となります。 また、正当事由の証明責任は使用者側にあるとされ