最新! ベトナムにおける昇給率及び昇給額の動向(2017年度版)

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こんにちは。
ICONICで人事労務コンサルティングを担当しております長浜です。

今回は、昨年末に弊社が実施した2017年度版の給与昇給率調査結果より、昇給率及び昇給額の動向を経年推移を追いながら概観します。下記の昇給率及び昇給額は、ベースアップや昇格昇給も含めたトータルを示しています。

(※なお、2017年度版:給与昇給率調査報告書(PDF詳細版)は弊社ホームページ<https://iconicjob.jp/vietnam/service-for-employers/human-resource-consulting/report>にて販売しております。)

 


1.昇給率の動向

 

・2011年をピークとする昇給率の減少速度は昨年鈍化したものの、再び減少へ

2011年をピークに、全国的な昇給率は2014年まで減少傾向が際立っており、2014年以降は減少速度が緩やかになり、時に横ばい傾向を示す指標も見受けられましたが、2016年は引き続き緩やかに漸減していく傾向が見られました。
 

・社内のハイパフォーマーへ2017年昇給率予測は大幅な抑え込みの意図が垣間見られる結果に

社内のハイパフォーマーに対する昇給率指標である最高の昇給率の動きをみると、2017年予測は14%→10%へと大きな抑え込みの意図が見受けられます。例年、前年の予測値と今年の実績値を見比べると、実績値が予測値に対して上振れするのが通例ですが、とはいえ、ハイパフォーマーだからといって、これまでと同水準で昇給反映はできない各社の現状が反映されていると言えます。今後はより一層、昇給ではないところでいかにハイパフォーマーに満足感を感じさせていけるのか、という全体感をもった報酬設計が肝となってくるでしょう。
 

・2017年の昇給率は全国的に最高11%-平均8%-最低5%が典型的なレンジと予想

各社の2017年昇給率予測値は、最高・平均・最低の昇給率それぞれの中央値ベースで典型的な昇給幅のレンジをとると、全国的には最高11%-平均8%-最低5%と予測されています。昇給による各社員間の処遇さの振れ幅は年々狭まってきています。
 
 

2.昇給額の動向

 

・平均昇給額の相場及びレンジ

2016年実績に基づく平均昇給額については、管理職2mil VND、非管理職1mil VND、ブルーカラー0.5mil VNDとなっており、そのレンジは、管理職1.25~3mil VND、非管理職0.5~2mil VND、ブルーカラー0.35~0.85 mil VNDとなっていることがわかりました。

 

 

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ICONIC 人事労務コンサルティング部統括部長/取締役/賃金管理士。 横浜国立大学卒業後、日本及びフランスの中小企業を対象とする経営コンサルティング企業にて、新規事業の開拓支援を行う。2006年より青年海外協力隊としてウガンダにて民間職業訓練校における人材育成需要及び労働市場で求められる人材需要に関する調査を実施。2007年に渡越後、三井住友銀行ホーチミン支店にて法人営業を担当。2010年、ICONIC取締役に就任。

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