【2019年最新版】シンガポール就職・転職完全ガイド

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アジアの転職先のひとつとして人気が高い「シンガポール」。本記事では、シンガポールの就業環境や生活面から、現地で働く魅力やメリット・デメリットなどを多角的に調査しました。シンガポール就職の参考情報として、ぜひお役立てください。

 

シンガポールの基礎情報

シンガポールは優れたビジネス環境と高い所得水準という労働環境に加え、治安・インフラ・言語・教育の質においても高い評価を得ており、世界トップクラスの国際競争力を持つ国家であることが特徴です。
比較的小規模な国土でありながら多様な民族が共生しており、就労・生活面においてグローバル環境に身を置くことができるため、異文化理解・コミュニケーションのスキルアップは勿論の事、ASEANや各民族における商慣習の違い、市場動向、マネジメント手法などを学ぶことができます。

グローバルなスキルを身につけるため、また真のグローバル人材として成長するために必要な環境が整っている…。そうした理由からシンガポール転職を志す日本人が増えているようです。

■シンガポール概要
国名:シンガポール共和国
面積:約720平方キロメートル
人口:約561万人
民族:中華系(約7割)マレー系、インド系
宗教:仏教、イスラム教、キリスト教、道教、ヒンズー教
言語:国語はマレー語、公用語は英語・中国語・マレー語・タミール語
通貨:シンガポール・ドル(Sドル、SGDなどと表記)


<参考データ>
外務省:シンガポール基礎データ https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/singapore/data.html

 

シンガポールの物価と1ヶ月の生活費

シンガポールは、英エコノミスト誌EIUの2019年度「世界生活費ランキング」で1位(パリ・香港と同着)に選ばれており、世界的に「物価が高い国」としての認識が強まっています。安定した経済市場やインフラ環境から外国人就労者が集まり、今や人口の約3割を在留外国人が占めるシンガポールですが、東京23区に近しい小規模な国土に対し、世界2位の人口密度(2019年時点)であることも物価高騰要因のひとつになっています。

所得面から見ても、シンガポールの就労者を含む世帯の平均月収は約9,300SGD(日本円で約73万円)となっており、日本の平均月収36万円(2017年度の平均年収432万円を12分割し算出)に対して約2倍であることから、物価相当の給与が支払われているようです。

但し、実際には住宅・自動車・外食などにおける物価が高く、バスや鉄道などの公共交通、ローカル向けのレストランや商店は日本以下の物価となるため、上記のシンガポールの平均月収以下でも生活する手立てはあります。とはいえ、それなりの水準を望むのであれば、30代の単身者で月収4,000SGD以上は欲しいところです。

物価の詳細は以下の記事もご参照ください。食費・家賃・通信費・交通費などを掲載しています。


<参考データ>
Economist Intelligence Unit : Worldwide Cost of Living https://www.eiu.com/topic/worldwide-cost-of-living
ジェトロ:シンガポール概況と日系企業の進出動向 https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/3ac7b183d0b49859/20190002.pdf
国税庁:平成29年分民間給与実態統計調査結果について https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2018/minkan/index.htm

 

シンガポールの就職率

国民の3人に1人が外国人労働者とされるシンガポールでは、ローカル人材の就業機会損失を懸念する当局の政策により、就労ビザの取得条件が年々厳しくなっています。外国人の労働者数はやや減少傾向にあり、後述する日系企業の進出数に対し在留邦人が減少していることからも、日本人のシンガポールへの就職率は悪化していると判断できます。

一方でローカル人材に対しては、当局がビザ要件の強化や管理職・技術職といったポストへのローカル人採用を推奨しており、シンガポール国民自体の就職率は低くないものと想定されます。

 

シンガポールのビジネス事情

2019年、スイスIMD社「世界競争力ランキング」1位を獲得したシンガポールは、国内におけるテクノロジー進化や事業効率性、人材調達などの面で世界から高く評価されています。その成長を支えるのがGDPの約7割を占めるサービス業で、卸/小売・金融・輸送業などにおけるアジアのハブとして機能しています。近年はエレクトロニクス産業や医療関連の研究開発・製造にも力を入れており、外資系企業の進出が目立ちます。

日系企業の進出状況を見ると、2017年時点で1,199社(前年比+5.1%)にのぼり、シンガポールに進出する対日系企業向けのビジネスサービスや、観光・飲食関連企業の割合が増加しています。2019年にはシンガポール・チャンギ空港に隣接する巨大な商業施設「ジュエル」がオープンしたこともあり、小売・飲食業の店舗が続々とオープンしています。今後もさらに関連業界の進出が加速するものと考えられます。


<参考データ>
IMD WORLD COMPETITIVENESS CENTER : IMD World Competitiveness Rankings 2019 Results https://www.imd.org/wcc/world-competitiveness-center-rankings/world-competitiveness-ranking-2019/
外務省:海外在留邦人数調査統計(平成30年要約版) https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000368753.pdf

 

シンガポールでの仕事の探し方

シンガポールの求人情報は、以下の方法で確認することができます。

シンガポールの転職支援サービスを利用する
シンガポールには日系転職エージェントが進出しており、現地の日本人スタッフなどから求人紹介、選考時のアドバイス、条件交渉、内定後のフォローまで一貫して転職サポートを受けることができます。初めてのシンガポール転職で、現地事情が分からないという方におすすめです。

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https://iconicjob.jp/register

シンガポールの求人情報サイトを利用する
「シンガポールお役立ちウェブ」などの情報サイトでは、様々な求人の概要が掲載されています。転職目的や自身の経歴にマッチした求人かどうかを見極め応募してみましょう。

SNSを利用する
シンガポールを始めとする海外では、LinkedInやFacebookなどのSNSを介して求人情報を発信する企業が多く、応募者も積極的に利用しています。これらを活用して転職活動することも可能です。

他にも手段はありますが、「日本にいながらオンライン上で転職活動ができる」という点がメリットです。まずは空き時間に出来ることから始めてみましょう。

 

シンガポールの主な就業エリア

CBD (Central Business District)
名称の通りビジネスの中心地となるエリアで、多国籍企業のヘッドオフィスや金融機関が集まる経済区域となっています。シンガポールのランドマーク「マリーナベイサンズ」や高級ホテル、大型ショッピングモール、高級コンドミニアムなどが軒を連ねています。

オーチャードエリア
高級ブランドが立ち並ぶ「オーチャードロード」がある観光エリアです。日系デパートやスーパー、病院、美容室などの日本人向け施設も充実しており、駐在員からの人気が高い地域となっています。

ウエストエリア
多くの日系企業が進出している郊外のエリアです。日本人学校が集中しており、緑が多く落ち着いた環境でもあることから、ファミリー層にも人気です。

サウスエリア
中心地からバスで30分程度の距離にあり、比較的安いHDB(公共住宅)や大型ショッピングモール、ローカル向けの店舗もあるため、コスパの良い通勤エリアとなっています。

この他にも、ローカルが多いノースエリアやチャンギ空港からほど近いイーストエリアなどがあります。シンガポール転職に際しては、応募企業がどの辺りにあるのか、どのエリアに住むことになりそうか、など想定しておくと良いでしょう。

 

シンガポールの日本人就業者数

シンガポールは、人口560万人のうち165万人ほどを在留外国人が占めており、在留日本人数は3.6万人(2018年時点)となっています。日本における国別在留邦人数を見ると、世界全体で11位、ASEAN内ではタイに次ぐ2位と在留者の多さが伺えます。
一方で、在留日本人の増加率は前年比-2.9%、外国人全体で見ても近年の伸び率は鈍化傾向にあります。技術者を始めとする一部外国人向けのビザ要件が厳しくなっており、今後も日本人を含む外国人就業者数の増加率は停滞するものと予想されます。

なお、シンガポールには「シンガポール日本人会」や「シンガポール商工会議所」などを通じて、現地在住の日本人向けに発信される様々な情報を入手できます。法人会員数は各団体700~800社程度にのぼり、対シンガポール人や日本人同士の積極的な交流を図っていることが伺えます。

 

シンガポールにおける日本人の労働環境

日本・シンガポールは2016年に外交関係樹立50周年を迎え、今日までに二国間の関係に大きな亀裂はないものと考えられます。加えて、シンガポール国内は安定した政治や社会基盤、インフラ設備、英語を公用語としている事からも、日本人にとっては周辺のASEAN諸国よりも働きやすい環境であることが分かります。実際に、ハードシップ面での弊害やコミュニケーションにおけるハードルの高さを感じることは少ないはずです。

一方で、シンガポールは法制度や社会保障制度が整備されているものの、これらはシンガポール国籍者・永住者を対象にしており、日本からの一時的な就労者は対象外となるケースもあります。雇用元から掲示される条件や、民間保険の加入有無といった福利厚生面の待遇によっては、日本人同士で労働環境が異なるケースも見られます。特に現地採用枠の求人に応募する際は、条件の事前確認は必須となるでしょう。

 

シンガポールの現地採用者の給料

シンガポールの給与は取得する就労ビザや各種求人によって変動しますが、日系企業の現地採用者で月収4,000~5,000SGDの印象です。後述するS Passビザの月収2,300SGD以上という条件よりも高額で採用されるケースが多く、就労者にはそれだけ高度なポジションでの活躍が期待されていることが分かります。

より高い給与条件で採用されるポイントとしては、著名な大学を卒業している、専門的な知識・経験がある、マネジメント経験がある、英語に加えて中国語・マレー語などのスキルも高い、といった点があると有利です。

 

シンガポールの仕事で必要な英語力

シンガポールは国語がマレー語、公用語は英語・中国語・タミール語などがありますが、ビジネスにおける使用言語は英語となっています。教育機関EF社による英語能力ランキング「EF EPI 英語能力指数」2018年版データでは、88カ国中3位に着いており、非常に高い英語力を持つことが証明されています。

そのため、就業にあたっても周辺国より高い英語力が求められる傾向にあります。営業職・サービス職、事務職などの職種およびスタッフレベルのポジションであれば、英語スキルは社内コミュニケーションレベル(TOEIC700点目安)、管理職・専門職などのより高いポジションであれば、ビジネスレベル(TOEIC800点目安)を要することもあります。
いずれにしても英語力は必須のため、スキルの証明としてTOEICスコアを獲得しておくか、海外留学や海外就労経験といった英語環境で過ごした経験についてアピールできると良いでしょう。


<参考データ>
EF Education First : EF EPI英語能力指数 https://www.efjapan.co.jp/epi/%E3%80%80/

 

シンガポール就職に必要なスキル

シンガポールは就労ビザの取得が比較的難しいこともあり、就労者には一定以上のスキルが求められます。学歴や英語力に加え、転職先のポジションと近しい業種・職種の経験、場合によってはそれに相当する資格が必須となります。これらを満たして初めて就労ビザ取得の見込みがあると判断されるため、自身の経歴と求人内容をよく照らし合わせてから応募しましょう。

また、初めて海外転職をする方や若手人材は、シンガポールでの生活や職場環境への耐久性、語学学習に対する向上心などをチェックされることもあります。日本と異なる環境下でどのように課題を乗り越えるのか、それを裏付けする経験やポテンシャルをアピールできると良いでしょう。

 

シンガポールと日本、働き方の違い

外国人の家事労働者の受け入れが盛んなシンガポールでは、すでに20万人以上(2013年データ)のメイドが働いており、共働き夫婦はメイドを雇い家事を任せるのが一般的です。当局も少子化対策として助成金を始めとする様々な政策を実施しており、社会全体で女性のキャリア構築や家庭支援への意識が高いことが特徴的で、職場においても理解が求められます。

また、学歴主義とされる競争社会や、海外からエリート人材が集う環境で育ったシンガポール人であれば、キャリア志向が非常に強くなる傾向にあります。就職後もより高待遇な条件を求めて転職を繰り返すのは、ごく一般的なキャリア構築として認識されています。そのため、企業によっては社員の入れ替わりが激しく、得に管理者は日本と異なる組織・チームビルディングのスキルを要するでしょう。


<参考データ>
独立行政法人労働政策研究・研修機構:主要国の外国人労働者受入れ動向:シンガポール https://www.jil.go.jp/foreign/labor_system/2015_01/singapore.html

 

シンガポール就職後のキャリアパス

シンガポールに就職後は、グローバルビジネスの知見や外国人スタッフ・顧客への対応経験、ビジネスで英語を使用したスキルなどをベースに、様々なキャリアが期待できます。

日系企業シンガポール法人の管理職ポジションへ
日系企業の現地法人では、将来の代表ポジションを期待しての管理職採用や、比較的早く管理業務を経験させるといった、キャリアアップに繋がる機会を提供しています。スタートアップの企業も多いため、日本で働くよりも早く経営関連のポジションに就ける可能性があります。

多国籍企業で英語力とグローバルビジネススキルを磨く
シンガポール就職を経て獲得したビジネス英語のスキル、外国人とのコミュニケーション能力、ASEAN市場や商慣習への知見などを基に、多国籍企業で働くといったグローバル環境にチャレンジする選択肢もあります。

日本国内でグローバル人材として活躍する
シンガポールでの経験を活かし、日本国内から対ASEAN向けの事業・関連業務を担うポジションに就くことも可能です。海外就業経験があれば、グローバル人材として即戦力があると認識される傾向にあるためです。

これらの他にも様々なキャリアパスがありますが、シンガポール就職の経験を活かすことができれば、キャリアの幅が広がることは間違いありません。

 

日本からシンガポールに転職するまでの流れ

日本からシンガポールへの転職にあたっては、求人探しから内定獲得までの転職活動に加え、就労ビザ申請や移住に向けた準備も含めて期間を設ける必要があります。転職活動に1ヶ月、各種申請や移住の準備に1ヶ月、最低でも計2ヶ月は見積もっておきましょう。

転職活動では、オンライン上から求人に応募し、Skypeや対面面接を経て内定・条件交渉となります。内定までは書類選考、面接(2~3回)、Webテストなどが行われ、英文履歴書作成や英語面接などの対策も要します。
選考が日本国内で完結する事もあれば、現地での面接及び職場見学が行われる事もあり、その際は航空券代(直行便で往復45,000円、LCC乗継で往復28,000円程度)+その他旅費が必要となります。内定後に企業側が費用を負担する場合もあるため、給与や福利厚生などの諸条件と併せて確認しましょう。

また、内定後は就労ビザ申請のための英文卒業証明書や前職の在籍証明書を始めとする申請書類の準備、渡航時期の調整、移住に向けた行政手続き(詳しくはこちら)、住居探し、引越し作業などやるべきことは山積みです。効率よく進められるよう、転職支援会社からサポートを受けるか、自身で下調べするなどして対応しましょう。

 

シンガポールの就労ビザ

シンガポール就職のカギとなるのが「就労ビザ」の取得です。外国人労働者の規制が進むシンガポールでは、周辺のASEAN諸国よりも取得規定が厳しく、雇用条件として比較的高額な給与や高い学歴、専門性の高い職務経歴などの規定を設けています。企業にとってもビザ取得手続きの複雑さや人件費の高騰が課題になっており、より確実かつスムーズなビザ獲得が可能な人材を求めています。
ビザは技術者向け・一般的な就労者向け・学生向けなど様々な種類がありますが、日本人就労者は主に以下2つのビザのうちいずれかを取得することになります。

EP(Employment Pass)
<申請条件>
・月給3,600SGD以上
・大卒以上(有名大学卒が有利)
・管理職または専門性の高いポジション
・これまでの経歴と任される業務の関連性がある

S Pass
<申請条件>
・月給2,300SGD以上
・一定以上の学歴(大卒が有利)
・管理職や専門職以外のポジション

当局はこのような取得条件を掲示しています。但し、あくまでも参考情報であり、申請者の年齢・学歴・職歴・着任するポジションによって必要な月給額は変動します。

例えばEP枠を申請する際、就労者の年齢や業務内容によっては、十分な経歴・スキルを備えた高額な月給を支払う価値のある人材と判断され、企業に対し3,600SGD以上の月給設定を求めることもあります。
また、EPよりも申請条件のハードルが低く見えるS Passですが、雇用元の企業が取得できるS Pass数には限りがあり、シンガポール人・シンガポール永住権を持つスタッフの社員数・比率などによってその枠数は異なるため、取得数が限られるという点でこちらも容易ではありません。

近年ますます条件が厳しくなっているため、選考前に自身で取得可否を確認するか、転職支援サービス等を利用してアドバイスを受ける事をおすすめします。

ビザの種類・詳細
Ministry of Manpower(Government of Singapore)
– Work passes and permits
https://www.mom.gov.sg/passes-and-permits

ビザ取得可否確認ツール
– Employment / S Pass Self-Assessment Tool (SAT)
https://www.mom.gov.sg/eservices/services/employment-s-pass-self-assessment-tool

 

シンガポールで日本人に人気の職種4選

セールスエグゼクティブ
在シンガポール日系顧客向けのセールス業務やリレーションシップ、チームマネジメント、日本拠点との連携、場合によってはASEAN諸国の戦略策定や管理業務などを任されるポジションです。日系企業が多数進出するシンガポールでは、企業向けに各種サービス提供やコンサルティング支援を行っており、顧客の日本人担当者やローカルスタッフを対象に営業が可能な人材を求めています。日本や海外での営業・マネジメント経験に加え、電話・メールや商談が可能な英語スキルが必要となります。

バックオフィス関連
日系企業の総務・経理・その他アシスタント業務を担うポジションや、カスタマーサービススタッフ、役員秘書、物流オペレーション業務といったバックオフィス関連求人があります。これらの業務は駐在員ではなく現地採用者に任せる企業も多く、実業務に加えてローカルスタッフとの連携や部門統括を担うこともあります。電話・メール・顧客対応やスタッフとのコミュニケーション、ポジションによっては英文契約書の作成や専門書類の読解なども任され、幅広いシーンで英語スキルを発揮できます。

ビジネス開発・経営企画
駐在員の任期満了に伴う帰国や、海外展開の強化・拡大等の理由に伴い、稀に募集がかかるポジションです。但し大々的な告知はされず、一部の求人紹介会社などを通じて内密に募集が行われることもあり、紹介のみで応募者を受け付ける企業もあります。
また、アジアにおける事業戦略策定や実施・評価、市場のリサーチ、各海外拠点との調整、管理部門のマネジメントなど、様々な業務に携わることとなります。これらの領域における豊富な海外経験と、高い英語スキルを活かしてダイナミックな活躍が期待できます。

専門職(アナリスト・コンサルタント・会計士・税理士等)
金融業界が台頭するシンガポールでは、リサーチアナリストや投資コンサルタント、M&Aアドバイザリー業務などを担う金融関連求人があります。また、日系企業の進出を支援する経営コンサルティングや、税務・会計業務等のアウトソーシングを提供する会計事務所などが士業向け求人をオープンしています。
主に在シンガポールの日系企業を担当し、日本人やローカルスタッフの窓口として機能する他、社内のローカルスタッフともコミュニケーションを取りながら業務を進めていきます。プロフェッショナル人材と共に専門領域に取り組むことで、海外市場を学びつつ高度な英語スキルを磨く機会もあり、非常にやりがいのあるポジションです。

 

シンガポールで日本人に人気の企業4選

飲食系企業
シンガポールには約790店舗の日本食レストランがあり、中華料理レストランに次ぐシェアを占めています。セントラルエリアを中心に、チャンギ空港があるイーストエリアなどにも店舗があります。寿司や懐石料理などの日本食を提供する、日本人駐在員や富裕層向けの高級店、日系を始めとするレストランが集約されたフードコートなど、店舗形態・規模も様々です。現地ではこれらの店舗における、調理スタッフ・フロアスタッフ・料理長・店舗マネージャーなどの人材を募集しています。

IT企業
シンガポールではデジタル化社会の実現に向けた取り組みが進んでおり、当局は2019年から新たに企業へのデジタル技術導入支援を実施すると発表しました。また、メガバンクのDBS銀行が、各種ファイナンス誌における「World’s best digital bank」や「World’s Best Banks 2018」を受賞したことは記憶に新しく、取引等のデジタル化が評価された点が起因しています。現地では外資系の大手IT企業からスタートアップ企業まで進出しており、求人も増えているため、今後はさらにIT人材の活躍場が広がると予想されます。

金融系企業
シンガポールの外為取引高は5170億ドル、世界第3位という規模を誇ります。アジアの金融ハブとして浸透しており、金融業界はまさに花形職業と言えるでしょう。現地には日本のメガバンクや数々の多国籍企業が進出しており、優秀なローカル人材は勿論、金融のエキスパートとも言えるグローバル人材と共に働ける職場環境にあります。募集職種はセールス・RM・FAなどのポジションがあり、ダイナミックな市場に挑戦できるチャンスがあります。

メーカー・商社
シンガポールのGDPはサービス業に次いで工業産業が占めており(2割弱)、郊外には工業団地が点在しています。製造業を始めとする分野で日系企業も進出しており、精密機器や医療機器メーカーなどの生産拠点があります。工場の生産・品質管理やバックオフィス業務、法人向け営業スタッフなどの募集が定期的に行われており、様々な職種で就業の機会があります。日本のものづくり技術の継承や現場での指導力を発揮でき、語学も堪能なベテラン人材へのニーズが高く、管理職ポジションを募集している企業もあります。

 

シンガポールの日本人向け情報サイト

在留邦人の多いシンガポールには、日本人向け情報サイトが複数あり、現地の生活事情を知ることができます。病院や学校・レストラン・美容室などの店舗情報、在住者のインタビューなどを確認し、シンガポールでの生活イメージを膨らませてみてください。

WAon Pte Ltd : Mangosteen Club https://www.mangosteen.com.sg/
Fifty One Media Pte Ltd : Singa Life https://singalife.com/
Parti(Pte)Ltd : Parti https://partisg.com/

また、iconicJobではシンガポールの就職情報や求人、生活に関するブログも公開しています。

 

終わりに

以上、シンガポール就職に関する様々な情報をお伝えしました。なぜシンガポールが人気なのか、ビジネス状況や職場環境、生活事情などからその理由が垣間見えたのではないでしょうか。周辺諸国よりも比較的高水準な環境で暮らしやすく、コミュニケーションのストレスも感じにくいのではないかと存じます。実際には日本との違いから壁にぶつかる事も多いですが、それらを1つずつ乗り越えていくことで、グローバル人材として成長できる環境にあることは間違いありません。

いずれはシンガポールで働いてみたい、すぐに転職の可能性があるか知りたいといった方は、ぜひiconicJobにご相談ください。海外生活・就業経験が豊富なキャリアアドバイザーが、転職活動をサポートいたします。

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iconicjobのブログ編集部です。アジア各国における求人情報や採用傾向など、アジア転職にお役立ていただける、現地情報を発信しています。ベトナム・インドネシア等のエリア別、業種・職種別に求人をまとめた特集や、企業インタビューを掲載しています。

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