ASIA INFORMATION BLOG

アジア各国での生活や旅行・転職に役立つ情報を現地からお届けするブログです。

【2018年12月1日開始】外国人労働者の強制社会保険に関する新政令の概要

2016年社会保険法に関する政令 2016年施行の社会保険法では、「2018年1月1日から、外国人が強制社会保険に加入できる」とされていましたが、2018年に入っても具体的な施行について案内する政令がないため、この規定の運用が不明確な状況が続いていました。 駐在員の方は日本で社会保険に加入しており、かつ、年金が受領できるほどの長期滞在の方は少ないため、実際にベトナムでは社会保険を利用しない方が多いと予測されます。それにもかかわらず、年金などの高コストの社会保険料が求められることに対して、各外国企業から適用への

英文履歴書の書き方(1) 日本の履歴書との違い

今回から、英文履歴書や英語面接について書くことになった有元です。 私は日本で大学を卒業し、日本の米企業で勤務した後、大学院入学のために20代半ばでアメリカに渡りました。ビジネススクール卒業(MBA取得)後に独立し、16年にわたりアメリカの市場調査や日米企業間の戦略提携コンサルティングを行いました。 その間に、日本人やアメリカ人から受け取った履歴書、社員を採用した経験を基に執筆したのが、「英文履歴書の書き方」や「面接の英語」(ジャパンタイムズ刊)です。 その後、海外や日本国内の外資系への転職を目指す

【連載④】日本人の駐在員・現地採用者の給与の取り扱いについて~タイの経理現場から~

前回までのところで、給与の取扱のキーワードの最後のキーワードである給与負担按分について、日本法人がタイ法人分を負担するという事例として2つ取り上げました。今回はその逆としてタイ法人が日本法人分を負担するという観点でご案内したいと思います。   負担按分が発生する前提を理解 さて、いきなり本題に入る前にそもそもこのどちらがどちらかの分を負担するという考え方の前提を整理したほうが頭に入るかもしれないので、ここで少し整理してみます。 なぜ負担按分が発生するのかというところで言うと、駐在員の身分

ベトナムにおける昇給率の動向【昇給率の経年推移】

今回は今年5月に弊社が実施した最新の調査結果より、昇給率の動向を経年推移を追いながら概観します。   【ベトナム人社員】昇給率の経年推移(中央値)   平均昇給率において管理職層は7%台をキープ、ホワイトカラー非管理職層は8%台へ割り込む 平均昇給率については、基本的に2011年以降から続く右肩下がりの減少トレンドであり、ホワイトカラー非管理職やブルーカラーでは8%台まで割り込みました。一方、管理職においては、2017年11月に続き、7%台に留まっています。 最低昇給率については、今回の調

【ベトナムの不動産事情】外国人・外資企業がベトナムで住宅を所有する場合の概要

ベトナムでは、2015年7月1日から住宅法(65/2014/QH13)と不動産事業法(65/2014/QH13)が施行されています。また、その下位法令も多数施行されています。特に住宅法に関しては、それまで非居住者の外国人が所有できなかった住宅の購入や賃貸を認めたことから、施行以降、多数の外国人がベトナムで不動産を購入しています。 もちろん、ベトナム不動産を購入するリスクは小さくありません。検討される場合には、しっかりと法律やリスクを確認した上で検討してください。ここでは、法律上の規制の内容を説明したいと思います。 <

ベトナムにおけるボーナスと初任給の動向【ボーナス平均支給額と初任給の経年推移】

今回は今年5月に弊社が実施した最新の給与昇給率調査結果より、ボーナスと初任給の動向を経年推移を追いながら概観します。   【ベトナム人社員】ボーナス平均支給額の経年推移(中央値) ※単位=KVND ※上記ボーナスには、いわゆる13ヶ月目の給与を含みます。 【ベトナム人社員】初任給の経年推移(中央値) ※単位=KVND   ボーナスの平均支給額は横ばい、初任給は大学新卒・ブルーカラーともに上昇 【ボーナス】 ボーナスの平均支給額については、ここ数年の1.1~1.4ヶ月分の支給レンジからはず