GLOBAL INFORMATION BLOG

海外転職やアジアでの生活に役立つ情報を現地からお届けするブログです。

給与・賃金の記事一覧

シンガポールの転職事情1:駐在員 vs 現地採用

2020年あけましておめでとうございます。昨年末は主に20代の若手社員から、海外への転職相談を複数件受けました。また日本の若手の海外流出が高まっているというニュースも見ました。新しい年を迎え、新たな環境を求め活動を始める方も多いかと思います。そこで新年初の記事は、シンガポールにおける駐在員と現地採用についての待遇比較といたします。ただし、シンガポールの駐在員の待遇を一般化するほど、個人的に十分な情報収集ができたとは思えないわけで、これまで知り得た範囲での内容になります。どうかご了承いただき、あくまで参

【連載⑪】就業規則の大解剖~タイの経理現場から~

「タイの経理現場から」シリーズ、連載11回目となります。 ▼過去の記事はこちらをご覧ください。 但野和博(外部ライター)の記事一覧 https://iconicjob.jp/blog/author/tadano/   タイの福利厚生と権利 前回の一服的なコラムをはさみ、前々回に続いて就業規則の後半部のメインパートを今回も紹介していきます。引き続きタイならではの特色がある内容にあふれていますので、そのあたりの具体的な事例を交えながら取り上げていきます。 目次 第7章 福利厚生と権利 7.4 賞与/報奨金(Incentive) 7.5 職能給(CPD/CP

【ミャンマー法務ブログ】第4回:最低賃金

第4回となる本稿では、ミャンマーの最低賃金について解説します。   1. ミャンマーの最低賃金法の概要、新最低賃金の決定過程 古い最低賃金法(The Minimum Wages Act, 1949)を改正する形で、新たな最低賃金法(以下「本法」という)が2013年3月22日に成立し、同年6月4日に施行されました。そして同法の施行細則は2013年7月12日に成立しました。本法は具体的な最低賃金額は定めておらず、最低賃金額の決定方法のみ規定しています。当該決定方法の詳細については後述します。 具体的な最低賃金額については、2015年8月2

【マレーシア法務ブログ】第2回:雇用関連の法規制②

TNYグループ マレーシア事務所の弁護士、下田です。第1回に続き、本稿でもマレーシアにおける労働法制について解説します。   1.マレーシアの賃金 雇用法(Employment Act 1955) (月額賃金RM2,000以下の労働者や肉体労働者等に適用される)は、賃⾦期間(賃金の支払いの対象となる期間)は1カ⽉を超えてはならないと規定し、また、賃金は賃金期間の最終日から7日以内に支払わなければならないとしているため、毎月最低1回は賃金が支払われることになります。※時間外手当・休日手当・祝日手当については、翌賃金期間の最終日ま

【連載⑧】就業規則の大解剖~タイの経理現場から~

「タイの経理現場から」シリーズ、連載8回目となります。 ▼過去の記事はこちらをご覧ください。 但野和博(外部ライター)の記事一覧 https://iconicjob.jp/blog/author/tadano/   タイの賃金、時間外勤務手当、休日手当 就業規則もようやく中盤に差し掛かり、より核心的なパートに入ってきました。今回からはかなり現場からの事例も交えてお届けすることになり、実際の就業規則の目次構成ではちょうど真ん中くらいにあたる全11章構成中の第5章として、賃金関係のことについて取り上げていきます。 目次 第5章 賃金

ベトナムにおける昇給率の動向【昇給率の経年推移】

今回は今年5月に弊社が実施した最新の調査結果より、昇給率の動向を経年推移を追いながら概観します。   【ベトナム人社員】昇給率の経年推移(中央値)   平均昇給率において管理職層は7%台をキープ、ホワイトカラー非管理職層は8%台へ割り込む 平均昇給率については、基本的に2011年以降から続く右肩下がりの減少トレンドであり、ホワイトカラー非管理職やブルーカラーでは8%台まで割り込みました。一方、管理職においては、2017年11月に続き、7%台に留まっています。 最低昇給率については、今回の調