ベトナム労働法 (2013年改正のポイント 労働時間編)

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ベトナムの改正労働法が施行され、深夜時間外労働の割増率、祝日日数などが変わりました。

今回は【労働時間・休憩・休日・休暇】を中心にお伝えします。

労働時間 1日8時間、及び、週48時間
(週給制の場合は1日10時間、週48時間)
深夜時間 午後10時~翌日午前6時
時間外労働 ・1日8時間、及び、週48時間超えた場合、時間外労働となる。・時間外の労働時間は、1日の勤務時間の50%を超えてはならない。・1日の勤務時間総数が12時間、1ヶ月で30時間、1年で200時間を超えてはならない。(ただし政府が規定する場合は年300時間)・妊娠7ヶ月以降の妊婦、12ヶ月未満の子を養育する女性労働者に、時間外労働・深夜労働をさせてはならない。
時間外労働・深夜労働の割増率 時間外労働、深夜労働を行った場合は、下記の割増率をかけて、割増賃金を算出する。時間外労働を行った場合

時間外労働を行った日 割増率
通常勤務日 150%
休日 200%
祝日または有給休暇日 300%

 

深夜労働を行った場合

深夜時間 割増率
午後10時~翌日の午前6時 130%

 

 

深夜時間に、時間外労働を行った場合

深夜時間外労働を行った日 割増率
通常勤務日 215%
休日 300%
祝日または有給休暇日 450%

 

 

休憩時間 8時間以上、または連続して6時間以上勤務する場合、30分以上
休日 週1日(週休が困難な場合は、4週4日)
祝日 年10日(外国人労働者の場合、自国の正月に1日、建国記念日に1日休むことができる)
年次有給休暇 ・・同一の雇用者の下で12ヶ月勤務した場合、12日付与(ただし危険・有害業務、過酷な生活環境で働く者や未成年者の場合は日数が異なる。)・勤続年数5年ごとに1日付与日数増加・勤続12ヶ月未満の場合は、勤務期間に応じて比例按分付与される。

※年次有給休暇について、実態としては試用期間後、正式な雇用契約を締結してから、有給休暇を付与している企業の方が多いようです。労働局に問い合わせたところ、「試用期間で紙面での契約を締結していなければ、それでも可」という回答でした。
ベトナムでは、3ヶ月未満の雇用契約の場合、口頭契約が成立します。雇用の実態を証明をする契約書がなければ、勤務期間には算定されないという判断なのでしょうか・・・。まだまだ曖昧な部分が多いのが現状です。

 

ベトナム労働法についての詳細

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