2015年職層毎の給与相場動向

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弊社が毎年末に実施しており、今年で6回目を迎える在ベトナム日系企業における給与・昇給率調査の結果から、最新のベトナムにおける給与や昇給率の動向についてお伝えしてまいります。今回は、職層毎の給与相場についてまとめます。なお、本件調査には、在ベトナム日系企業全178社、217拠点よりご回答協力を頂いております。

※2015年在ベトナム日系企業における給与・昇給率調査報告書(詳細版)はUSD150(税別)で販売中です。購入方法の詳細については弊社HP(http://www.iconic-intl.com/about-pay-raise-report.php)をご確認下さい。

●職層毎の給与相場について

【職層毎の平均給与額の経年推移(中央値)】
職層毎の平均給与額の経年推移(中央値)

(1) 【管理職】管理職なら最低USD1000、部長以上ならUSD1400以上
昨年対比の管理職における全体的な給与相場はUSD183(16.6%)上昇しました。顕著な傾向としては、低ラインがUSD800-900だった昨年に比べ、今期からは、最低でも管理職であればUSD1000台での給与提示がなされるようになりました。また、同じ管理職でも、部長級以上か否かを分かつラインはUSD1400周辺にあることが分かりました。

(2) 【ホワイトカラー非管理職】昨対6.7%の緩やかな上昇に回復するも、USD900程度が上限
昨年始めて前年対比の上昇率がマイナスに転じていたホワイトカラー給与額でしたが、今年は昨年対比6.7%の緩やかな上昇基調に戻りました。験5年以上の社員であったとしても、管理職に就かない場合は、最高ラインがUSD900程度に設定されており、管理職の最低ラインの給与水準であるUSD1000を超えない手前でキャップがかかっている様子が窺えました。

(3) 【ブルーカラー】昨対20.2%と高い相場上昇が継続、班長以上ならUSD250-300程度以上
ブルーカラーの相場上昇は、昨年の23.8%よりは多少下げたものの、引き続き20.2%と高い相場上昇率を記録しました。うち、15%弱は最低賃金の上昇に影響を受けているとはいえ、それ以外の要素で5%程度の相場上昇をしているものと見られます。背景には、ベトナムへの製造拠点のシフトなどにより、底堅いブルーカラー需要が継続している様子が窺えます。今職位別には、班長以上か否かを分かつラインは大方USD250-300程度の間にあることが分かりました。

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ICONIC 組織人事コンサルティング部統括部長/取締役/賃金管理士。 横浜国立大学卒業後、日本及びフランスの中小企業を対象とする経営コンサルティング企業にて、新規事業の開拓支援を行う。2006年より青年海外協力隊としてウガンダにて民間職業訓練校における人材育成需要及び労働市場で求められる人材需要に関する調査を実施。2007年に渡越後、三井住友銀行ホーチミン支店にて法人営業を担当。2010年、ICONIC取締役に就任。

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