荻原星治(外部ライター)

日本国弁護士

荻原星治(外部ライター)

マレーシア弁護士と共に、会社設立手続き、各種ライセンス取得手続き、雇用契約書や就業規則の作成等の労務関連、売買契約書等の各種契約書の作成、法規制の調査、意見書の作成、DD等のM&A関連、訴訟・紛争案件、不動産譲渡手続き、商標登録等の知的財産権関連等、幅広い法務関連サービスを提供している。多くの日系企業と顧問契約を締結している。 また、ヤンゴン(SAGA ASIA Consulting Co., Ltd.)、バンコク(TNY Legal Co., Ltd)、大阪・東京(弁護士法人プログレ・TNY国際法律事務所)、テルアビブ(TNY Consulting (Israel) CO., LTD.)にも関連事務所を有する。

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【マレーシア法務ブログ】第18回:登録商標の侵害

TNYグループのマレーシア事務所の弁護士の荻原と下田です。今回は登録商標の侵害について解説していきます。   第1 商標の侵害 1.侵害行為 取引の過程において、登録商標所有者の同意なしに、登録された商品又はサービスと同一の商品又はサービスについて登録商標と同一の標識を使用することは、登録商標の侵害にあたるものとされています。 また、同様に、取引の過程において、登録商標所有者の同意なしに、登録された商品又はサービスと類似した商品又はサービスについて登録商標と同一の標識を使用し若しくは登

【マレーシア法務ブログ】第17回:登録商標所有者の権利

TNYグループのマレーシア事務所の弁護士の荻原と下田です。今回は登録商標所有者の権利について解説していきます。   第1 はじめに 登録商標所有者は、商標が登録されている商品又はサービスに関して、 ● 登録商標を使用する権利 及び ● 他者に対して登録商標の使用を許可する権利 を独占的に有しています。 また、登録商標は財産の1つであり、動産と同じように譲渡や担保権設定等の取引の対象とすることができるものとされています。 その他に、登録商標所有者は、商標への侵害について救済を受

【マレーシア法務ブログ】第16回:商標の使用

TNYグループのマレーシア事務所の弁護士の荻原と下田です。今回は商標の使用について解説していきます。     第1 はじめに 2019年商標法は、取引の過程で商標を使用している又は使用するつもりである場合等に商標登録の申請をすることができる旨を定めています。また、商標所有者から許諾を受けることなく登録商標を使用することを、商標所有者に対する侵害行為として定めています。 そのため、商標制度においては、商標の「使用」という言葉が示す範囲が重要となってきます。   第2「使用」の意味 19