【アイコニックブログ】海外転職・アジア生活

海外転職やアジアでの生活に役立つ情報を現地からお届けするブログです。

Search Results for author 藤江大輔(外部ライター)

【タイ労働法コラム】第21回:在宅勤務の注意点

まず、前提として、在宅勤務であっても、会社に出社して勤務する場合と同様、労働者保護法(以下「LPA」と言います。)その他の労働関係法令はいずれも適用されます。そのため、在宅勤務制度を設計し運用する際にも、法令上のルールに違反しないよう注意しなければなりません。

【タイ労働法コラム】第20回:就業規則及び雇用条件協約の作成

タイの労働者保護法(以下「LPA」といいます。)では、10人以上の従業員を雇用する企業は就業規則を作成することが義務付けられており(LPA第108条)、これに違反した場合には罰金が科せられるおそれがあります(LPA第146条)。

【タイ労働法コラム】第19回:雇用契約書に関する考え方

タイの労働者保護法(以下、「LPA」と言います。)では、従業員を採用するに際して雇用契約書の作成は義務付けられていません。しかしながら、口頭での合意だけでは、労働条件や待遇について、どのような内容の雇用契約が成立しているのか客観的に明らかでないという問題があります。

【タイ労働法コラム】第18回:従業員の研修費用に関する考え方

今回は、従業員の研修費用に関する考え方について解説します。 日本企業でもタイ企業でも、教育訓練として、従業員に様々な研修を受けさせることがあります。このような研修に関して問題になるのが、研修費用をどのように処理するかです。

【タイ労働法コラム】第17回:就業規則の効力と変更手続

GVA法律事務所・タイオフィス代表の藤江です。本コラムでは、タイの労務管理について、日本との違いを踏まえた上で、法的に解説していきます。 今回は、就業規則の効力と変更手続について解説します。

【タイ労働法コラム】第16回:従業員の個人情報の取扱い

タイでは、2019年5月28日から個人情報保護法(Personal Data Protection Act、以下「PDPA」といいます。)が施行されています。その主要な規定には効力発生日を1年後とする経過措置が設けられていますが、間もなく効力発生日が到来しますので、個人情報保護法の適用があることを念頭に置く必要があります。