ベトナム語ゼロからのスタートでも大丈夫!
ベトナム留学とベトナム語学習法について紹介するシリーズです。
「ベトナム留学のすゝめ」第2弾は、ベトナム語コース生のとある1日のスケジュールをご紹介!
人文社会科学大学のベトナム語コースの概要は、第1弾をご覧ください。
ベトナム語コースで学ぶ留学生の1日【9:00 登校】
さすがはバイクの国。ベトナムの学生はみんなバイクで登校します。
なので、大学には至るところに駐輪スペースが!
ちなみに私は徒歩で登校です。人文社会科学大学には寮はありませんが、大学近くには留学生向けの部屋がたくさんあります。留学生の多くは大学の近くに部屋を借りて、徒歩通学します。
大学に着いたら、キャンパス内の自習スペースで予習復習。
宿題を一通りやって、新出単語を辞書で調べたり、テキスト付属のCDで発音の確認をしたりします。宿題は文法問題のプリントや、テキスト中の作文問題などが課されます。もちろん、作文は先生が丁寧に添削してくれるのでご安心を。
ちなみに、この自習室、お昼前後になると人がどんどん増えてきます。日本語専攻の子に「ここ教えてくれませんか?」と話しかけられることもしばしば。ここで勉強していると、ベトナム人の友達が増えること間違いなしです!
ただ、ベトナム人学生と一緒に勉強するのも楽しいですが、「一人で集中してやりたい」ってときもあるかと思います。そんなときは、カフェへGO!大学近くには、おしゃれなインテリアでWi-Fiも完備されているカフェがたくさんあります。さすがカフェの街!
ベトナム語コースで学ぶ留学生の1日【11:30 昼ごはん】
少し早めのお昼は大学のカフェテリアで。売り切れ御免のカフェテリア。あっという間に昼食メニューは無くなっちゃいます。
もちろんこのカフェテリア、留学生だけでなくベトナム人学生も使用します。そして、カフェテリアの従業員さんたちは英語があまり得意ではありません。ここでも、ベトナム語を使うチャンス!授業で習ったレストランでの注文方法をさっそく実践してみましょう!
常に実践の場が身近にあるところが留学のいいところですよね。
ベトナム語コースで学ぶ留学生の1日【13:10 授業開始】
集中コースだと、1日の授業量は1コマ50分×4コマ。1日2コマの通常コースの倍速で履修します。前半2コマと後半2コマで先生が交代。そしてコマ間には10分間の休み時間があります。
前半の先生は、英語で文法事項をしっかり説明してくれる、人気の先生です。質問が飛ぶ飛ぶ!みんなすごく積極的!
日本だと「先生=スーツ」のイメージが強いのでは?と思います。写真は違いますが、先生はアオザイを着てくることもしばしば。ベトナムではオフィシャルな場面でアオザイを着るので、アオザイ美人の先生から授業を受けられるのも、ベトナムならではの楽しみですね。
後半の2コマはまた違う先生の授業。
こちらの先生、あまり英語を使いません。ほぼベトナム語のみで進めていくので板書がいつもぎっしり。
「板書が多いの?ってことは、一方向の授業でつまらなさそう……」と疑心を抱いたそこのあなた!ご安心を。ロールプレイングやグループ作業の時間を大切にしている先生です。与えられた課題を、3~4人のグループでディスカッションしながら進めていきます。
ちなみに今のクラスは、韓国人、タイ人、オーストラリア人、日本人がいます。日本人は私1人です。そのため、語学学校でありがちな「日本人同士で日本語ではなしちゃう」という事態に陥ることはまずありません!
ここでは、いろいろな国籍、いろいろな言語を話す人たちとコミュニケーションを取れる手段=ベトナム語。そんな環境が整っています。
ベトナム語コースで学ぶ留学生の1日【17:00 授業終了】
おつかれさまでした~。
4時間と聞くとすごく長そうですが、慣れるとあっと言う間に感じます。やはり、参加型の授業というところが大きいと思います。ずっと聞いているだけの受け身な授業と違って、たくさん話す機会があるので楽しいですよ。
いかがでしたか?日本の大学とは一味違うキャンパスライフを皆さんもベトナムで経験してみてはいかがでしょうか。