【ベトナム】Grab配車サービス使い方マニュアル!2023年最新版

 

こんにちは。

 

ベトナムでは観光地を除き、ほとんどの人がバイクや車を利用しているため、歩行者はとても少ないです。

 

ハノイ市では都市鉄道が開通しましたが、ホーチミン市ではまだ開通していません。

 

そんなベトナムで私たち外国人の移動手段に欠かせないのが、「Grab」という配車サービス。

 

今回はそのGrabの配車サービスについて、下記を中心に解説していきます。

 

  • Grabについて
  • Grabを利用するメリット・デメリット
  • Grabの利用方法

 

「ベトナムでうまくGrabが使えるか分からない」とか「利用方法を事前に知っておきたい」など、まだGrabを利用したことがないと思う方にとって参考になる内容を掲載しています。

 

 Grabをおトクに利用できるマメ知識も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

Grabとは?

  • 正式名称:Grab Holdings Inc.
  • マレーシア発
  • 本社:シンガポール
  • 設立:2012年6月
  • ベトナムでのサービス提供開始:2014年2月

 

Grabの配車サービスとは?

車やバイクに乗せてほしい「ユーザー(私達)」と、乗せてあげられる「ドライバー」をマッチングさせるサービスです

 

Grabはスマートフォンのアプリを通して利用できます。

 

アプリのダウンロードや利用方法については、記事の後半で記載しています。

 

Grab配車サービスのメリット

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メリットは下記の4つです。

 

1.現在地までタクシーを呼べる

Viasun TaxiやMai Linh Taxiといった、ベトナム大手のタクシー会社のタクシーが見当たらないことが多々あります。

 

そもそもレジデンスにタクシーが常駐していないところもあるため、自宅からタクシーを捕まえるのに時間がかかることも。

 

そんな時はGrabの配車サービスを使うことで、現在地までタクシーが来てくれるので、わざわざタクシーを探しに歩く必要がありません。

 

2.目的地を伝える手間が省ける

ベトナムでは、タクシードライバーに目的地を伝えても通じないことがよくあります。

 

主要な場所であればスムーズに行ってもらえますが、そうでなければ近くまでは行ってくれるけど変な場所で降ろされることもあります。

 

一方でGrabは、目的地が事前にドライバーへ伝わっているのでそんな心配はありません。

 

また、Grabドライバーは自分のスマホで地図アプリを起動しナビにしてくれますので、ドライバーが迷ってしまうこともほぼありません。

 

3.ぼったくられる心配がない

ベトナムではぼったくりタクシーがまだまだ多いのが現状。

 

比較的安心と言われるVinasun TaxiやMai Linh Taxiといった大手のタクシーでも遠回りをするドライバーも時々いますし、他ブランドのタクシーでは法外な金額を請求されるトラブルも少なくありません

 

ぼったくりタクシーに乗ってしまうと、金銭的にもですが精神的なダメージがかなり大きいです。

 

その点、Grabは事前に料金が決まっているので、ドライバーがどんなルートを選んでも事前に設定された料金より高くなることがありません。

 

ぼったくられる心配をしなくて良いので、安心して目的地まで乗車することができます。

 

4.近距離でも堂々と乗れる

歩くにはちょっと距離があるけど、タクシーを使うほど遠くもないという場面に遭遇することがあります。

 

短い距離でタクシーを使うとちょっと嫌な顔をされることや、目的地を伝えた時点で「近すぎる」と乗車拒否をされることもしばしば。

 

Grabは事前に目的地を入力した上でドライバーが見つかるので、そのような心配が一切いりません。

 

ちょっとの距離でも堂々と乗れるので、申し訳なさそうにする必要もありません。

 

Grab配車サービスのデメリット

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メリットばかりではなく、デメリットもあります。

 

具体的には下記の3つです。

 

1.突然ドライバーからキャンセルされることがある

理由は分かりませんが、ドライバーの方から突然キャンセルされることもあります。

 

そんな時はもう一度ブッキングし直せば捕まりますので心配はいりません。

 

2.大雨+ラッシュの時間帯はかなり捕まりにくい

大雨と通勤・通学ラッシュの時間帯が重なると、需要が高まるためドライバーが少なくなることがあります。

 

雨が止むのを待つか、タクシー会社のタクシーを呼ぶことで解決できます。

 

3.英語が通じない時がある

現在地の確認や到着を知らせる電話が、ドライバーからかかってくることがあります。

 

英語が話せるドライバーも多いですが、中にはベトナム語のみのドライバーも。

 

そんな時は、警備員の方や近くのベトナム人に声をかけて話してもらうのがおすすめです。

 

Grab配車サービスの使い方を解説!

 

1.アプリをダウンロードする

まずはアプリ(無料)をダウンロードしましょう。

 

Grab: 配車&デリバリー
Grab: 配車&デリバリー
開発元:Grab.com
無料
posted withアプリーチ

2.目的地を入力する

「Where to?」をタップして行きたい場所を入力します。

 

名称または住所で検索します。

 

3.現在地と料金を確認する

GPSから自分の現在地が自動で表示されますので、正しいかを確認してください。

 

時々、現在地が違う場所に設定されていることがあるので注意しましょう。

 

料金もしっかり確認しましょう。

 

4.配車の種類を選択する

好みの種類を選びます。

  • GrabCar 4:車・4人乗り
  • GrabCar Plus:高級車
  • GrabBike:バイクタクシー
  • GrabCar 7:車・7人乗り

 

種類は豊富にありますが、だいたいGrabCar 4かGrabCar 7、もしくはGrabBikeを利用することが多いです。

 

5.ドライバー確認

ドライバーが見つかると、ドライバー情報が表示されます。

 

顔写真や5段階評価、車(またはバイク)のナンバー等が表示されますのでしっかり確認してください。

 

キャンセルをしたい場合は

Grabでは配車のキャンセルをすることができます。

 

下記にキャンセル方法を記載します。

 

1.「Cancel Booking」をタップします。

 

2.キャンセルしたい理由を聞かれるので、該当するものをタップします。

 

3.画像のような表示がされるので、「Cancel Anyway」をタップしたらキャンセルは完了です。

 

※注意点:ドライバーが到着する前までにキャンセルする必要があります。ドライバーが到着した後はキャンセルができないので注意してください。

 

6.乗車する

車(またはバイク)が到着したら、ナンバーが正しいかどうかをきちんと確認して乗車します。

 

7.支払いをする

Grabでは、3つの支払い方法から選ぶことができます。

 

  1. 現金
  2. MOCA(オンライン上にチャージするシステム)
  3. クレジットカード

 

上記から自分にあった方法を選びます。※2と3は事前に登録しておく必要があります。

 

現金の場合はお金を渡して降車します。

 

時々細かいお釣りを持っていないドライバーがいるので、事前に細かいお金を用意しておくと良いでしょう。

 

MOCAやクレジットカード払いであれば、そのまま降車します。

 

Grabのプロモーションを利用して、お得に乗車できる時があります。(条件あり)

 

チェックを忘れないようにしましょう。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

ここまでGrab配車サービスについて解説しました。

 

Grab配車サービスの要点をまとめると下記の通りです。

 

  • Grabはユーザーとドライバーをマッチングさせるサービス
  • 現在地までドライバーを呼べたり、目的地を間違われる心配が少ないなどのメリットがある
  • ドライバー主導でキャンセルされるなどのデメリットもあるが、大きな心配はない
  • プロモーションを利用すればタクシーより安く利用できることもある

 

これらの情報が少しでもお役に立てば幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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ミーサオハイサン

気づけばベトナム在住歴9年目。クラクションの音も気にせず寝られる普通の主婦です。

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