ベトナム ホーチミン市の物件は、価格・種類共に豊富な選択肢があります。短期間で効率的に探すためには、希望条件に合わせて業者・物件を絞り込んでいく必要があります。ホーチミンは日本よりも居住者の出入りが激しく、物件の動きも非常に早いため、希望している部屋が埋まってしまった……といったこともよくあります。
今回はそんなホーチミンでのお部屋探しの流れについて、日本との違いをお伝えするとともに、スムーズかつ希望通りの物件を見つけるうえで注意すべきポイントを解説します。
ホーチミンでのお部屋探しは、業者選定から
まずはホーチミンの不動産会社を探しましょう。主に以下3つの方法で探すこととなりますが、メリット・デメリットを踏まえての選択が必要です。
(1) 日系不動産会社で探す
(2) ローカル不動産会社で探す
(3) 直接探す
(1)ホーチミンの日系不動産会社で部屋を探す
ホーチミンの日系不動産会社は、他国の同企業よりも真面目で信頼できるスタッフが多い印象です。サービスについても、「日系企業だから高額」と思われがちですが、実はローカルの不動産会社よりも安くなるケースが多いのです。但し、一部業者では仲介手数料が発生するため、事前に確認することが大切です。
ホーチミンに詳しくない、ベトナム語が話せないといった不安がある方には、基本的に日系業者の利用をおすすめします。
日系不動産会社で探すメリット
– 日本語でのサポートを受けられる
– 条件に適した良質なオーナー、物件を紹介してくれる
– 日本人ならではの生活環境を理解しており、条件のすり合わせができる
– 入居後のサポートが付帯、またはサービスとして利用できる
日系不動産会社で探すデメリット
– 一部の業者では仲介手数料が発生する
– 一部の業者は物件数が限られることがある
(2)ホーチミンのローカル不動産会社で部屋を探す
ローカル不動産会社は、法人ではなく個人で運営されていることが多いです。対応はベトナム語ですが、一部英語での会話が可能な業者もあります。日系業者で条件の合う物件が見つからない方は、こちらで探すという選択肢もあるでしょう。
ただし、入居者のステータスや交渉力によっては、問題のある不動産会社・オーナー・物件に当たってしまうリスクがあります。トラブルを避けるためにも、慣れない方は極力日系企業を利用しましょう。
ローカル不動産会社で探すメリット
– 日系企業が扱わないローカル向け物件がある
ローカル不動産会社で探すデメリット
– 外国人に対して値段を吊り上げる可能性がある
– 入居後のサポートが不足している
(3)直接契約で部屋を探す
業者を介さずに部屋を探し、オーナーと直接契約するという選択肢もあります。付き合いが長く信頼できるオーナーであれば、家賃を安く抑えられる可能性があります。ただし、オーナーとの関係値次第ではデポジットが返却されない、契約途中で退去通告を受けるといった話も耳にするため、注意が必要です。
直接契約で探すメリット
– オーナーとの関係値次第で家賃を抑えられる
直接契約で探すデメリット
– エージェントサポートなし
– 会社契約の際に汚職(社内の仲介者がオーナーからキャッシュバックをもらう等)の可能性が高まる
汚職の実態とトラブル発生時に分かる業者の質
直接契約の際のデメリットについて、もう少し深掘りしてみましょう。
入居者とオーナーの間に仲介者がいる場合、キャッシュバックが横行することがあります。会社契約している物件に対し、社内の総務スタッフがオーナーから紹介料をもらうといった汚職が発生するためです。ローカル不動産会社を利用する際も、担当者と社内の仲介者が密に繋がっている可能性があるため、注意が必要です。
また、ベトナムでは入居後に様々なトラブルの発生が懸念されます。水漏れ、エアコンの故障、インターネットが繋がらない等の理由から、入居後も不動産会社やオーナーとのやり取りが必須になります。トラブル処理に対するストレスを軽減するためにも、サポート体制が充実した業者を選ぶと良いでしょう。
入居までの流れと確認事項
以上のように、自身に適した方法で条件に合った部屋を見つけたら、実際に不動産会社へ連絡します。その後の入居までのフローを見ていきましょう。
ステップ(1) 不動産会社に連絡
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ステップ(2) 条件のすり合わせ
担当者に諸条件を伝えます。予算・契約名義・住居のタイプ・部屋数・契約期間・入居時期・入居人数についてヒアリングされますので、事前に確認しておきましょう。意向に沿わない条件を提示された際は、条件を変更してもらえるか、また見直すべきなのか等をしっかり話し合いましょう。
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ステップ(3) 内覧
内覧の際は、内装等の見栄えに限らず、水まわりの状態やオーナーの質もチェックし、立地や周辺環境までくまなく確認しましょう。
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ステップ(4) 交渉+契約
家賃やその他費用、諸条件について、とりあえず1回は交渉してみましょう。
また、人気物件の場合は早急に契約する必要があります。先述のとおり、ホーチミンは物件の動きが非常に早いです。手付金で部屋を抑えるか、早めに保証金を支払い確保しましょう。
ステップ(5) 入居
エージェント立会いのもと、備品やメーター類のチェック、部屋の利用方法を確認します。
以上が入居までの流れになります。
いずれのステップでも、条件のすり合わせや部屋の状態確認を綿密に行います。いくつかの物件を比較して、納得できる部屋を選びましょう。そうした作業にストレスを感じる方は、業者選びの時点で日系不動産会社を選択すべきでしょう。
ホーチミンで、みなさんが快適に過ごせるお部屋が見つかりますように。
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