【正しい水の使い分け】ベトナムでは水道水・飲用水のどっちを使う?

ベトナムでは、水道水をそのまま飲用することはできないという認識が一般的です。
近年は行政による浄水システムの強化などにより、水源(浄水場)自体は日本と大きく変わらない状態に改善されています。一方で、浄水場からの給水に使われる排水管や建物の貯水タンク、配管のサビ・汚れ・劣化による水質悪化が問題となっています。※地域によって異なります。
また、塩素は日本の10倍とも言える量が検知されているとの情報もあり、やはり水道水の飲用への利用はおすすめできません。水道水を沸騰させて料理に利用するにしても、発ガン物質のトリハロメタンが発生するため、やはり避けるべきでしょう。

では、飲料水・料理用水をどのように確保すれば良いのでしょうか?
主に3つの手段を紹介するとともに、用途に合わせた水道水・飲用水の使い分け一覧表を公開します。

 

1. ミネラルウォーターを購入する

ベトナムではスーパーやコンビニ、ローカルの雑貨店などでミネラルウォーターを購入できます。日本と同様に500mlや1.5Lのサイズがあり、1本20円程度~と安価です。家で炊事をしない方は、これらを何本か備蓄しておくと良いでしょう。
以下のブランドが有名ですので、売り場で確認してみてください。

LaVie(ラヴィー)
ブランド:ネスレ
硬水と思われがちだが実は軟水。ベトナム唯一の天然水です。
Aquafina(アクアフィーナ)
ブランド:ペプシ
軟水。雑菌もミネラルも全て取り除いており、純水に近いです。
DASANI(ダサニ)
ブランド:コカコーラ
軟水。ロゴがいろはすに似ており、飲用後はボトルをクシャっと小さくできます。

 

2. ガロン水を宅配する

5ガロン(19L程度)の大きなボトルを宅配し、ウォーターサーバーにセットして使用します。炊事等で飲用水の利用が多い方におすすめです。日本語で注文できる以下日系業社様がオススメです。
KIRIFURI-霧降(軟水)、TEL. 090 3815 594

 

3. 浄水器を利用する

ペットボトルやガロン水のように購入・宅配の手間がなく、キッチンに設置できるため、お湯を沸かしたり鍋に水を汲んだりと、気軽に利用できます。1・2と同等の飲用レベルで安心して使うことができ、1年に1回程度のフィルター交換で済みます。
家族住まいで炊事が多いご家庭であれば、リビングなどにガロン水を置き、キッチンには浄水器を設置する併用がおすすめです。

 

4. 歯磨き・うがいから野菜を洗う水まで…許容範囲は?

最後に、日常生活においてどこまで水道水を使うのが良いのか、ベトナムハウスのおすすめを紹介します。

用途 水道水 飲用水
歯磨き・うがい
シャワー・洗顔 ◯(浄水シャワーも有)
掃除に使う水
麦茶や飲用するもの
お米を研ぐ水 ◯(2回目以降に使用) ◯(1回目に使用)
お米を炊く水
味噌汁・スープ類
麺類を茹でる水
野菜を煮込む水
野菜を洗う水
お皿や調理器を洗う水

 

以上ベトナムのお水事情をお届けしました。
炊事の有無や居住者の人数など、家庭事情に合わせて上手に使い分けると良いでしょう。
ベトナムハウスでは、信頼できるメーカー様の浄水器をご紹介しておりますので、ご興味をお持ちの方は一度お問い合わせください。

 
■ベトナムハウスのご紹介
ベトナムハウス(Vietnamhouse Inc.)はベトナム(ホーチミン市・ハノイ市)において物件数最大級の日系不動産仲介会社です。2011年創業より長年に亘り、多くの日本人の方や英語圏の方々に住宅・オフィスの仲介をしてまいりました。手数料体系は完全無料 (礼金ゼロ・仲介手数料ゼロ・更新料ゼロ)となり、日本人スタッフが案内から退去までサポート致します。
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「ココロ躍る、お部屋さがし」を標語にお客様のより豊かな生活を支えるベトナムNO.1の不動産リーディングカンパニーを目指しています。

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