2015年11月22日、ホーチミン市とハノイで一番大きい、有意義なお祭りが行われました。多くの学生が参加しました。
日本で有名な映画でもある、“1リットルの涙”の主人公きとあやさんに似た人物がベトナムにいらっしゃいます。彼女の名前はLe Thanh Thuyです。きとあやさんの死後の日記をもとに困難な病気の過程についてつづられた小説“1リットルの涙”はベストセラーになり、女優の沢尻エリカさんが主演で演じたドラマは一時期話題を呼びました。ベトナムではThuyさんはベトナムの町をきれいにするという夢を持っていました。子供ガン患者にも夢や希望を持っているはずです。Thuyさんはどんなに苦しくても、他人に笑顔を振りまいていました。Thuyさんの死後、毎年ホーチミン市の人々が「Thuyさんの夢を書き続けよう」というプログラムを実施しています。
2015年11月22日にホーチミン市とハノイ市で「向日葵の祭り」が行われました。「向日葵の祭り」では子供ガン患者と一緒にウォーキングをして、折り紙で向日葵を作って、その向日葵を販売します。一束の向日葵や子供達が描いた絵も展示されて、募金のために売られています。
オンライン上でみんなで向日葵を描く活動
イベントの1カ月前には、インターネット上で向日葵を描く運動が行なわれていました。向日葵の絵に患者さん達へのエールを書いて、フェイスブックに公表して「#ngayhoihoahuongduong」投稿記事にハッシュタグと三人までの友達の名前のハッシュタグを付けます。そうすると2万ドンが寄付されます。そのプログラムはECO会社が運営しています。
2015年11月22日 向日葵祭りの参加者は3万ドンを募金します。
多くのベトナム学生がこの向日葵の募金活動のボランティアに積極的に参加しています。学生達は授業後、夜までも時間をとって、向日葵を作っています。
今もガンの子供患者は痛みにたくさん耐えています。このお祭りを通して参加者は、大きなエールを送ることができます。 このプログラムでは、毎年全国の9つの病院で治療しているガンの子供患者800人以上にプレゼントをあげるとともに、ガンが治った子供達が学校へ行くための奨学金も寄付されています。
参考記事