こんにちは!インドネシア在住歴4年のゆきです。
インドネシア人にとっての2大インフラアプリの「Grab」。
わたし自身、移動のための車の配車もフードオーダーでも、Grabを頻繁に利用しています。
もしインドネシアで生活をするようになったら、GrabやGo-Jekは欠かせない存在になるのではないでしょうか?
特に、社用車・家庭車の支給がない場合の日常生活ではマストになってきます!
この記事では、Grabの要でもある車やバイクの配車方法や、その他の主な機能、登録して併用してほしい電子ペイメントOVOについても紹介したいと思います。
Pay Everywhere!どこでも支払える、電子ペイメント「OVO」
OVO(オフォ)は、Grabアプリと連携することができる電子ペイメントですが、サービスとしては別の物。
アプリも別でダウンロードをする必要があります。
手間に感じるかもしれませんが、ダウンロードしておくとGrabアプリでの配車やフードデリバリーの注文、さらにはスーパーやレストラン、カフェでの支払いにも使えるため、オススメ!
OVOをダウンロードし、アカウント作成やトップアップ(お金のチャージ)が完了したら、Grabアプリの「Payment」から連携すればGrab上の費用や注文の支払いに使用できるようになります。
移動に便利!車・バイクの配車方法とコツ
- はじめに、配車したい乗り物を「Car」か「Bike」から選択
- 「Where to」に目的地の名前を入力し、検索
- 続いて、「Pick-up」してもらう場所を設定
- 「Book GrabCar」または(バイクの)「Book」をクリック
- アプリが自動で近くにいるドライバーを見つける
- 必要に応じてメッセージをして後はPick up場所で待つだけ
< ポイント >
- 「Where to」では、移動先のモールやマンション、ビルの名前を入力しましょう。
複数のロビーがあるモールやビルでは、「Lobby xxx」「Lobby ccc」のようにロビー名等の選択肢が表示されるので選択しておくとドライバーへも伝わるようになっています。
- 同様に、「Pick-up」でもロビー名などを選択しておくと、自分が今いる場所や迎えに来てほしいポイントを明確に伝えることができ待ち合わせしやすくなります。選択肢がない場合には、「Book」をしてドライバーが見つかったあとに、メッセージか電話で伝えるとよいでしょう。
- 人の往来が多いところやGrab利用者が多い場所には、「Grab PICK-UP & DROPーOFF POINT」という看板が設置されています。ドライバーにもわかりやすく、待ち合わせしやすいため、インドネシア語でのコミュニケーションやドライバーとの待ち合わせに慣れないうちは利用してみるとよいでしょう
なんでも食べられる!楽ちんなフードデリバリー
通称「Grab Food(グラブフード)」と呼ばれているGrabのフードデリバリーサービス。
Grabアプリ上で食べたいものを注文すると、代わりにGrabのバイクドライバーさんがお店で注文・支払いをして、家まで運んできてくれます。
- Grabアプリを開いたら「Food」を選択
- 注文したいお店を選び、メニューの中から注文したいフードを選択
- 「View Basket」で注文内容を確認
- 「Place Order」で注文を確定
- アプリが自動でお店の近くにいるドライバーを見つける
- 必要があればメッセージ機能でオーダーの詳細やデリバリーして欲しい場所の情報を連絡
- あとは家で待つだけ
< ポイント >
・お腹が空いていて早く食べたい!という時には、「Nearby」をみると現在地かデリバリーしてほしい場所から近いお店を表示してくれるので、配達の時間を短くすることができます。
・「All Cuisines」を開くと、「Chinese」「Japanese」「Noodle」など、カテゴリー別に表示してくれるので、今の気分にぴったりなメニューを見つけられるでしょう。
・オフィスでのランチ、週末のホームパーティーなど、頻繁に継続的に利用する場合には、「Subscription」がお得です。月Rp120,000(約1000円)のサブスクリプションで、Rp30,000引きの割引チケットが5回分とRp5,000引きの割引チケットが10枚もらえます。(規約はありますが、現時点ではほとんどの注文で満たされるくらいの内容なのであまり気にしなくても大丈夫です)
・イスラム教徒の金曜日礼拝の前後は混むため、時間をずらして早めに注文をしておくとスムーズです。
ジャカルタではGrab内で見つけられないお店のほうが少ないほど、ほとんどの飲食店がデリバリー対応をしており、ドライバーさんの数も多いため、本当に手軽に便利にフードデリバリーを利用することができます。
むしろデリバリー向けにしか営業していない店舗もあるほど、GrabやGo-Jekを中心とした経済の仕組みも出来上がっているほどです。
配車でも、フードデリバリーのオーダーでも、OVOを連携しておくと現金での支払いの必要がありません。
目的地に着いたらサッと車から降りるだけ
フードをデリバリーしてもらったらマンションの受付に預けておいてもらうか、玄関の手すりにかけておいてもらうだけ
インドネシアでの生活をもっと心地よくするためにもGrabを使いこなしてみましょう!