こんにちは。シンガポール在住ライターのhitomilkです。
東南アジア随一の先進国として知られているシンガポール。
2018年に香港上海銀行(HSBC)が発表した「海外駐在員にとって住みやすい国ランキング」によると、5年連続1位を獲得している人気ぶりです。
また、近年のシンガポールの在留邦人数(在留届提出済)は、2016年時点で37,504人となっており、ビジネスや節税を目的とした移住先として人気があるようです。
シンガポールに対する評価のポイントは様々ですが、同じく日本から移住してきた私の視点で、シンガポールの住みやすさについて紹介します。
シンガポール移住をおすすめする理由① 日本人の英語でも通じる
シンガポールでは、公用語として英語が広く使用されています。国語はマレー語ですが、実際の日常生活やビジネスの場、政治活動における使用言語はすべて英語となっています。
このように、テレビ番組もアナウンス・テロップともにすべて英語となっています。
もちろん、マレー語やその他公用語の中国語(福建語)・タミル語を使用する人もいますが、日本から移住したばかりで、まだシンガポールの環境に慣れていない人は、言語によるストレスが少なくなると思います。
また、多種多様な人種が住むシンガポールでは、異なる母国語を持つ人と会話をすることに誰もが慣れています。たとえ英語が流暢に喋れなくても、単語さえ伝えることができれば、コミュニケーションが可能なのです。英語ネイティブにとって聞き取りにくいといわれる日本人英語も、ブロークンに慣れているシンガポールでは、理解してもらいやすい気がします。
また、シンガポールの英語といえば、独特な訛りのあるシングリッシュが有名です。先述したビジネスの場やテレビ放送ではない、インフォーマルな場所で使われる言語です。
例えば、「いいよ!」「できるできる!」といった肯定文を「Can!」と言ったり、「OKだよ」を「OK, lah(ラ)」と言って語尾をつけたりします。主語や動詞、過去形の表現を省略することもあり、例えば「Which one do you want to get?(どれがいいい?)」は「You want which one?」になります。マレー語・福建語から派生してできた言葉もあり、「Diam!(うるさい!)」は福建語の「安静(Diam)」にあたります。
いずれもユニークで、多民族国家ならではの感覚に浸れます。もちろん、ビジネス上は通常の英語が推奨されますので、シングリッシュは渡航後に覚えればOKです。
シンガポール移住をおすすめする理由② 世界で「最も安全な国」とされる治安の良さ
シンガポールに移住する上で気になる治安ですが、同国は、米ギャラップ社の「自国は安全と感じるかの法秩序指数調査」において、5年連続ナンバーワンの指標を獲得しています。
事実、在シンガポール大使館が発表している犯罪発生率は、日本よりも低い数値です。東南アジアは治安が悪いイメージがあるためか、このデータを移住希望者に見せると驚かれます。
シンガポールは国家が治安維持に力を入れており、至るところに監視カメラが設置されていること、犯罪に対する罰則が非常に厳しいこと等から、安全性が保たれているのです。こうした取り組みが目に見えると、移住者にとっても安心ですね。
シンガポール移住をおすすめする理由③ 日本食が美味しい
シンガポールには日本食レストランが1,400店あり、中心地のオーチャード通りやいわゆる「日本人街」のリバーバレーに集中しています。
海外で日本食を食べてもいまひとつ…という経験をされる方は多いと思いますが、シンガポールでは日本とほぼ変わらない品質で和食を楽しむことができます。焼き鳥、お寿司、お好み焼きなど選ぶ楽しみがあるほどです!
いつでも気軽においしい日本食が食べられるのは、移住者にとって本当にありがたいですよね。
以上の3点から、シンガポールは移住先としてとてもおすすめです。
「海外で働いてみたい」と考えている方にとっても、シンガポールを選択肢に入れてみると良いかもしれません。
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