「名創優品(メイソウ)」をご存知ですか?
中国で急速に拡大している生活雑貨のお店なのですが、シンガポールでもどんどん店舗を増やしています。
今、気になるメイソウに潜入してきました。
「名創優品(メイソウ)」とは?
商品平均単価が約200円~2,000円の生活雑貨を取り揃えるお店です。
英字では「MINISO」と書きますが、「メイソウ」と読みます。公式サイトの会社概要によると本社は東京・銀座にありますが、日本企業ではなく、経営は中国の方がしています。
かつてネットでは「ユニクロとダイソーと無印良品を足したお店」として話題になったこともありました。
「メイソウ」の店内の雰囲気
東京23区ほどの国土面積しかないシンガポール国内に、メイソウはなんと11店舗もあります。店舗展開も急速に拡大しているようなので、人気なのかもしれません。
こちらがお店の外観です。(遠くから見るとユニクロのロゴに見えるような)
ブランドのキャッチコピーは「今の生活が好き!だから、名創優品」。
ロゴはユニクロ似でしたが、店内は無印良品のような雰囲気です。
「メイソウ」の商品説明は、全て日本語
生活雑貨のお店だけあって、なんでも売っています。化粧品、スピーカーなどの電子機器、ネクタイなどの服飾雑貨、お菓子などなど。
商品の価格帯は$3.9前後(約320円)が多いように見受けられました。
なぜかマッサージグッズが充実しています。
ぬいぐるみもバリエーション豊富でした。その中でも最も大量に陳列されていたのはくまモンのぬいぐるみ。
下着のデザインは、シンプルですね。
全ての商品説明文は日本語で書かれています。
「ミニ濡れタオル」
「天然水でできていゐ 素肌をたっぷり 栄養保湿の化粧水です」
日本語がちょっと惜しい・・・!
「ブロッ」
ナノブロックシリーズのような商品。なかなかにバリエーションが豊富でした。
シンガポール人の友人に「メイソウ」について聞いてみた
日本語がふんだんに使われているし、海外の人がメイソウを見たら、日本企業だと思うのではないだろうか……?
不安になったので、シンガポール人の友人に聞いてみました。
私「メイソウって知ってる?」
友人「知ってるよ、日本っぽいのあのお店でしょ? でも、中国のお店だっけ。ユニクロみたいだよね~。」
シンガポールではメイソウが日本ブランドでないことは有名なんだそうです。その子曰く、「商品は豊富だけど、それだったらダイソーの方が安いよね」とのこと。確かにシンガポールのダイソーは全ての商品が$2(約160円)です。
メイソウの店舗展開を見ていると、生活雑貨店の需要の高さに気づかされます。
シンガポールに住んでいると、日本の商品・サービスに影響を受けたのかな? と思う外国のお店に出くわすことが多々あります。そのような企業がビジネスを自国内で展開するだけでなく、海外にも展開していることに最初は驚きました。
世界にはいろいろな商売の方法があるのだなあと感心しますが、それでもやっぱり、日本企業には頑張ってほしいと思うのでした。
☆名創優品(メイソウ)
http://www.miniso.jp/