テーマは日本!ベトナムの名門、貿易大学ホーチミン校の学園祭に行ってみました。

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日本の大学の学園祭といえば、それなりの予算をかけて大規模に行う一大イベント、という印象がありますが、では、ベトナムの学園祭はどのようなものなのでしょうか?ホーチミンにある大学の学園祭を調査してきましたので、レポートします!


 

私が今回お邪魔したのは、1区中心部から車で20分ほど、Binh Thanh区のD5通りにある、「Trường Đại học Ngoại Thương(貿易大学ホーチミンキャンパス)」大学内の日本語クラブが主催する学園祭。
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その名も「Ngày hội Nhật Bản(日本祭り)」。日本文化をコンセプトとした文化祭ということで、早速浴衣の学生さんがお出迎えされています。
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日本の学園祭といえば、入場無料のところがほとんどだと思いますが、ここは入場料制。1日入場券で49,000VND(約240円)。
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学園祭会場。日本の学園祭のような規模を想像して入場しましたが、写真に写っている範囲と、ステージだけがエリアだったので、決して広い会場では無いようです。
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いきなり地面に座り込んで何かを作っている学生さん発見。
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これは……もしや……

 

そう!「日本のお祭り」のイメージ代名詞、金魚すくいです!
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どのイベントで見かけてもブレることのない、安定した金魚の小ささ。そして、参加中の皆さんは既にポイが破けていますが、手にしたコップの中を見ると、金魚は一匹も救えていないご様子。やはり未体験の皆さんにとって、金魚すくいはかなり難易度の高い代物のようです。

 

散乱した紙の細切れと、怪しげなアイマスク。
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何かと思ったら、「福笑い体験」でした。
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しかし、これがどなたかの体験済作品なのだとしたら、すべて異様に整った顔立ちで完成されているので、そこはかとなく、演出の香りを感じてしまいます。

 

浴衣体験。
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着替え用の更衣スペース等は特に無く、公衆の面前でのお着替えになってしまうため、服の上からちょっと着てみて遊ぶという、簡易版の体験ブースだったようです。ちなみにこの日の体感気温は40度前後だったため、「服の上から浴衣」という責苦に挑むチャレンジャーがいなかったのか、あいにくお客さんはあまり集まっていませんでした。
体験ブース以外には、学外のお店出展もありました。

日本の磁器や焼き物を扱うお店
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一つ当たり30,000VND~60,000ND(約150円~約300円)で売られており、割としっかりした商品でしたが、無秩序な世界観のぬいぐるみと共に陳列されることにより、ぬぐいきれない「蚤の市」感が生まれてしまっています。

 

サイゴン剣道クラブ
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防具、竹刀なども準備されていて、剣道体験でもさせてくれるのかと思いましたが、ブースでは普通に食べ物を売っていました。しかし売っているものが、チョコバナナやフランクフルトといった棒状のスナックでしたので、現場ではまったく気がつきませんでしたが、もしかしたら竹刀の形にかけた高度なシャレだったのかもしれません。

 

ステージ枠は午後の時間帯から賑やかに。
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かなり充実のプログラムに見えますが、パフォーマーの入れ替え転換時間がまったく含まれておらず、一つ終わった瞬間に次のものが始まる計算になっているという、物理的に不可能な、超詰め込みスケジュール。

 

「日本祭り」と銘打つだけのことはあって、日本人ゲストの出演もありました。

コスプレアニソンバンド、L.C.L
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吉本興業の「住みますアジア芸人」ベトナム担当、ダブルウィッシュ
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そして、会場内の展示で一番人が群がっていたのが、桜をイメージした木にぶらさげられた短冊。短冊や絵馬は、日本風の神秘的な「おまじない」として、憧れを抱かれる方が多いようです。
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ちょっと中身を見てみると・・・・・・

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「皆がげんきになるほしいです」
博愛の心は大切ですね。

 

その隣は、
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「N3しけんをごうかくする。おかめもちをなる。いいかいしゃではたらく。こいびとがある」。
資格を取り、いい仕事と恋人を得て、お金持ちになりたいという、どストレートでいて普遍的な願望が前面に押し出された、潔いお願いです。
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「できたら日本に住まれます。かんは私の恋人になりたいです」。
カン君がどなたかはわかりませんが、書いた側からの一方的な断定ではないことを祈っています

 


 

日本好きのベトナム人学生さんの間では、日本の「縁日」に対する憧れが強く根付いているようで、今回の学園祭も、金魚すくいの他、ヨーヨーつりや輪投げなどの体験があり、手に入る材料が限られている中、なるべく本場のものに近づけようと、手作りでがんばっている様子は大変微笑ましいものでした。

このように若いベトナム人の皆さんの働きかけを中心に、日越の文化交流が盛んになっていくことは大変意義のあるすばらしいことだと感じました。
体感温度40度の屋外会場、佇んでいるだけで汗だくになるような気候でしたが、アットホームな雰囲気の学園祭を楽しむことができました!

また機会があれば、今度はベトナム趣向のローカル学園祭にも遊びに行ってみたいと思います!

またね!

 

※今回の会場
Truong Dai hoc Ngoai thuong HCM (Foreign Trade University)
住所  :  15 D5, Ward 25, Dist.Binh Thanh

miyako

音楽活動とコスプレ活動が楽しい今日この頃

ICONIC

ホーチミン在住3年。音楽活動とコスプレ活動が楽しい今日この頃ですが、将来の希望はドイツに住むことです。ですが、あんことお餅とココナツミルクが大好きなのでそれがあればたぶんどこでも生きていけます。

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