ホーチミンとハノイの違い

こんにちは。ハノイ在住のVNTです。

先週、久しぶりにホーチミンで1週間、営業活動しました。

弊社の本社オフィスは1区の北端Vo Thi Sau通りにありますが、この街はコンパクトでどこに行くのも本当に楽ちん。
1区南側の日系オフィスビルZen Plazaまで行くにも、バイクで15分かからない。

 

一方、普段いる首都ハノイは、例えば東の端のカンナムタワーから西にある今秋開店予定のイオンモールまでは、どんなに頑張っても40分はかかる。どっちもお客さんがいる地区なので、バイカーの僕にはちょっときつい。

 

両都市の都心部、特に外国人ビジネスマンがウロウロしているよう地域の面積を比較すると。

■ホーチミン市

1区 7.71平方km
3区 4.92平方km
7区フーミンフン地区 約10平方km
Binh Thanh区 21平方km
Phu Nhuan区  4.8平方km
 計 48.43平方km

 

■ハノイ市 (ハノイ旧4区+Cau Giay+Tay Ho)

Hai Ba Trung区 14.6平方km
Hoan Kiem区 5.29平方km
Cau Giay区  12.04平方km
Ba Dinh区 9.224平方km
Dong Da区 9.96平方km
Tay Ho区 24平方km
75.114平方km

ハノイはやたらビジネステリトリーが広い。
ホーチミンのほぼ1.5倍。
業務上、お客様にベトナム事情をお話する機会がよくあり、ハノイとホーチミンの特徴をご説明する際、「ホーチミンは大阪」「ハノイは東京」とお伝えします。
首都同士、商業都市同士というのもあるんですが、それとはまた別に面積、距離間とその移動所用時間の感覚がまさにしっくり対応するんですね。

ホーチミン市中央 48.43平方km
ハノイ市中央 75.114平方km
東京23区 621平方km
大阪市 223平方km

 

 

ホーチミン1区→7区約15分(車・バイク移動)=御堂筋線梅田→天王寺14分
ハノイカンナムタワ→イオンモール約40分(車・バイク移動)=東京西部/目黒→東京東部/北千住44分=蒲田→荻窪51分(当然、電車移動)

ホーチミン・ハノイは共に都市交通としての電車。地下鉄はなく、車・バイクでの移動です。

高速道路も無く渋滞はひどいです。当然、同距離でも電車より時間がかかります。

 

ということで、在ベトナムの日本人の大多数が「ホーチミンが住みやすい」と喧伝されるのは

「コンパクトな国際都市・ホーチミン」
「ちょっと間延びした、だだっぴろい政治都市・ハノイ」

という違いも大きのではないかと思いました。

ハノイの夕焼けの景色

 

こんにちは、VNTです。ベトナム在住5年目です。ハノイとホーチミンそれぞれ半分ずつくらい居住経験があります。今はハノイがメインです。ベトナムで一番好きな季節は11月のハノイです。一瞬ですが日本と同じような「秋」になります。ベトナムに対する先入観を払拭するような内容をお届けできればと思います。ホーチミンではピンクのVESPA、ハノイではシルバーのSYMに乗ってます。よろしくお願いします。

記事をシェアする

関連する記事

Writer

【アイコニックブログ】海外転職・アジア生活ライター一覧

Follow Us