ベトナムの労働市場は、経済が成長するにつれて大きく変動しています。
特にテクノロジーウェーブ4.0の影響を受けて、次のセクターは将来的に高い人的資源を必要としています。そうした経済状況の中で、今ベトナムではどのような仕事に関心が集まっているのでしょうか。
今回はベトナム国内における、ベトナム人に人気の仕事について取り上げます。ベトナム進出や現地でのベトナム人採用活動を予定されている方にとっても、参考になりましたら幸いです。
1. ITテクノロジー系の職種
現在、4.0革命や人工知能、電子機器の開発、情報技術の発展により、それらに関わるキャリアがますます求められています。IT熱が冷めやらぬベトナムでも、現地のテクノロジー企業を始めとした外資系企業による採用が活発化しています。
これは、ベトナム人の求職者にとって安定した雇用が望めるだけでなく、高い給与と昇進の機会を期待させてくれます。
2. 営業職
ベトナムは南北統一の道を歩んで以降、世界中の国との貿易を活発化させています。経済成長によりビジネスの機会は拡大しており、取引のフロントとなる営業職の人気も高まっているのです。
これは高収入をもたらす可能性があると同時に、大きなプレッシャーともなりえるポジションです。
3. マーケティング職
マーケティングは常に、企業の事業発展において重要な役割を果たしています。ベトナムの企業においても、製品のブランディング等を目的としたマーケティング職があり、革新的なアイデアを持つチームの需要が高まっています。
そのため、近年では採用ニーズの増加に合わせて、希望者も増えているようです。
4. 建築系エンジニア
ベトナムの経済成長において、インフラ整備は必要不可欠です。高層ビルや外国人向けのアパート、鉄道、高速道路など、近年は建設ラッシュが続いており、インフラへの投資に注目が集まっています。同時に、建設エンジニアや土木エンジニアの求人が増加しており、より良い条件を求める応募者が増えています。
5. 観光・旅行に関わる職種
経済成長につれて増えてくるのが、旅行・観光への需要です。観光はベトナムの主要な経済産業で、総合統計局によると、ベトナムへの外国人訪問者数は年々増えているそうです。観光市場の拡大と発展に伴い、人的資源の確保も急務となっています。
以上、ベトナム国内の仕事とそのニーズについてお届けしました。
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