みなさん、こんにちは。
これからインドネシアへの転職を検討するとなったら、実際に現地でどのくらいの生活費がかかるのか気になりますよね?
そこで今回は、インドネシア・ジャカルタでの「1ヶ月のリアルな生活費」についてご紹介します。
ジャカルタにお住まいの30代前半女性にインタビューしました。
この記事を読むことで、インドネシア・ジャカルタでは「どんなものにどれくらいお金がかかっているのか」、具体的な生活費を知ることができ、ご自身が移住する際のイメージがリアルになると思います。
ぜひ最後までご覧ください。
インタビューに答えていただいた方のプロフィール
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サービスアパートのマネジメント会社(ローカル)に勤務。
インドネシア初赴任地はバリ島で、1年半前にジャカルタに人事異動となりました。
ジャカルタは生活環境も整っていて、ジャカルタに来れてよかったと感じています。
ジャカルタへ来たのはパンデミック中でしたが、当時のバリ島と比べると活気があり驚きました。
また、日本人が住みやすい環境が整っていておすすめの居住地です。
<インドネシアへきたきっかけ>
外国語大学を卒業しているので、元々海外で働きたいという思いがありました。
海外でチャレンジしたいと思っていた頃にバリ島での求人があり、思い切って応募したのがきっかけです。
ジャカルタでの生活費VS日本人女性の平均的な生活費
インドネシアに住む利見さんの生活費は、日本に住む女性の平均額より約55,796円低いことが分かります。
実際にこの生活費の内訳を詳しくインタビューしました。
1ヶ月の家賃
1ヶ月の家賃:0ルピア(0円)
住んでいるエリア:セントラルジャカルタ(ビジネス街)
間取り:ホテル1室(トイレ、お風呂、家具付)
なんと家賃がかかっていません。福利厚生で、会社が負担してくれています。
家賃補助があるので自分で家を探して借りる手段もあるそうですが、その補助内で探すのが難しいので利見さんはホテル住まいをしているようです。
ホテル暮らしとはどのようなものか、本人に詳しく聞いてみました。
利見さん:ホテルの一室をお借りしているので、ハウスキーパーにお願いすれば掃除やタオル交換も対応してくれます。
光熱費もかからないですし、セキュリティもしっかりしているのでかなり住みやすいと感じます。
- MRT(地下鉄)の最寄り駅まで徒歩2分
- 日系スーパー(パパイヤ)まで徒歩3分
- ショッピングモールまで徒歩3分
このように生活環境や交通の便が非常によく、困っていることはないのでここのホテル暮らしは気に入ってます。
洗濯機は会社の物を利用することもできますが、会社の洗濯機は共有の物なので使いたい時に他の人が利用していることもあり、ランドリーを利用しています。ランドリーはアイロンをかけて畳んで仕上げてくれるところまでやってくれるので、手間が省けて便利です。1回あたり約37,000ルピア(352円)、1ヶ月約10回ほど利用するので370,000ルピア(3,520円)です。
ジャカルタに在住している日本人は、「IZILOH」というランドリーアプリを使用している人が多いです。ロビーまで取りに来てくれますし、サービスもいいですよ。
1ヶ月の交際費
1ヶ月の交際費:3.600.000ルピア(34,285円)
利見さん:交際費はお友達とご飯に行くくらいです。1回の外食で300,000ルピア(2,857円)、週に3回ほどです。私はお酒はあまり飲まないので、お酒代はほとんどかかりません。
インドネシアで生活するには「お酒代がかかる」と口を揃えてみなさん言いますが、お酒をあまり飲まない利見さんはお酒代の負担を感じることはないみたいですね。
続いて食費についても聞いてみました。
1ヶ月の食費
1ヶ月の食費:3.800.000ルピア(36,190円)
ホテル住まいなのでキッチンがなく、自炊があまりできないので日本の平均より6,785円高いです。しかし、トータルするとインドネシアでの生活費の方が安いのがわかります。
利見さん:自炊の金額は1ヶ月約2,400,000ルピア(22,857円)です。朝は、ヨーグルトやフルーツを食べています。キッチンがなくガスを使えないので、炊飯器で出来る料理をしています。
ジャカルタでのランチは100.000ルピア(952円)以下で食べられるところが少なく、ランチは1回130,000ルピア(1,238円)くらいかかります。また、時々夜も仕事帰りに外食することがあります。ランチと夕食で月に10回ほど外食をして、1,400,000ルピアです。食費を抑えるのは、いかに自炊をするかローカルフードを食べるかがポイントですね。
1ヶ月の娯楽費
1ヶ月の娯楽費:3,800,000ルピア(36,190円)
利見さんの月々の娯楽費が、日本の平均より18,332円高い理由を詳しく聞いてみました。
利見さん:この娯楽費はヨガの月謝代です。最初はそこまでハマらないだろうと思っていたんですが、やってみると思っていたより楽しくて今では週3,4回通っています。
旅行が好きなので、バリや近隣の海外へ行ったときは+5~15万円くらいかかっています。
家賃が不要な分、趣味にあてられるのが嬉しいです。
たまにダイビングにも行きますが、かかる費用は1回1時間×3ダイブで2.000.000ルピア(19,047円)ほどです。
参考までに、インドネシアでの美容にかかる平均的な費用です。
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1ヶ月の通信費と交通費
利見さん:会社と自宅(ホテル)で無料WiFiが使えるので、プライベート用のSIMカードはデータ容量が35GBまで使える160,000ルピア(1,523円)のプランで充分です。Telkomselというキャリアを使用していますが、電波が悪いと感じたことはなく旅行に行ったときも問題なく通信できます。
交通費についても詳しく聞いてみました。
利見さん:以前はバイクに乗っていましたが、交通事故の危険性もあるので今ではタクシーを利用しています。
MRT(地下鉄)で使うお金は1ヶ月約100,000ルピア(952円)で、残りの1.400.000ルピア(13,333円)は配車アプリのタクシーや流しのタクシーを利用しています。タクシーでは渋滞の影響で割高になることがあるので、オーダー時に金額が決まっている配車アプリを使うとよいでしょう。
ジャカルタのMRT(地下鉄)は日本の電車をモデルにしていますので、きっちり時間通りに来るのでとても便利でおすすめです。女性専用車両もあり、利用者が日々増えています。リトル東京と呼ばれている「ブロックM」に行くには、MRT(地下鉄)を使うと便利です。
インタビューを終えて
外食などを控えると出費を抑えることが可能で、インドネシアでの生活費はコントロールしやすいと語る利見さん。
日本にいたときよりも貯金ができて、節約できたお金を海外旅行や趣味にあてているようです。
インドネシアは国内にも魅力的な旅行先が多く、またタイやカンボジアなど海外の東南アジアにも行きやすいとのこと。
筆者はこのインタビューを通じて、利見さんがかなり充実したインドネシア生活を送っているように感じました。
会社から年に1回、一時帰国手当が出るようで10日間ほど有休を使って毎年1回帰国してるみたいです。日本もインドネシアも楽しんでいるようですね。
これをきっかけにインドネシア転職のイメージが具体的に見えてきたのではないでしょうか?
きっとあなたに合った転職先が見つかるはず。
一緒にインドネシアライフを楽しみましょう。
それでは最後までありがとうございました!
★maki green★
この記事を読んで、「インドネシア転職にちょっと興味がある」「そろそろインドネシア転職にチャレンジしてみたい」と思ったら、ぜひアイコニックのキャリアアドバイザーにご相談ください。
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