1. ベトナムで働きたい理由を明確にする
ベトナムで現地採用を行う企業が1番気にしている事は、「この人はベトナムで長期的に働けるのか」という点です。
仕事に対する考えや常識が異なるベトナム人と一緒に、業務を進めていくことが出来るのか?インフラ環境など未整備な部分が多いベトナムで、一人で暮らしていくことが出来るのか?特にこの2点をチェックしています。
もしもベトナムで働きたい理由が曖昧だったり、どこかで聞いたことがあるような一遍の理由しか説明できないと、「採用したは良いものの、すぐ嫌になって日本に帰ってしまいそう」という印象を持たれてしまいます。
長期的に働けることを面接官に示すためには、ベトナムで働く目的は何か?なぜその企業で働きたいのか?を明確に伝える必要があります。
2. ベトナムでの対面面接で本気度を伝える
最近は、日本に居ながらベトナムでの就職活動を終えることも可能です。「ベトナムで就職したいけれど、面接や筆記試験は日本で済ませたい」といったご要望も頂戴しますし、一次面接を日本拠点やスカイプ面接で対応して頂ける企業も増えています。
但し、過去にベトナムへ渡航した経験が無い、ベトナム人と関わりが無い、ベトナムについて知見が無い、といった状況で当地での就職を目指す場合、「本気度」が伝わりにくいかもしれません。他の応募者と競合したとき、直接面識のある人や在住経験者を優先しがちになるからです。
数日限定でも良いので、下見も兼ねて旅行に来るなど、ベトナムでの対面面接に臨める機会を作ると良いでしょう。より「本気度」が伝えられるような就職活動を計画したいですね。
3. ベトナム及び現地企業の情報収集を徹底する
日本で就職活動をする際は、面接前にWebサイトや関連ニュース等で、応募先企業の情報収集をします。ところがベトナムの企業になると、情報収集が不十分なまま面接に臨む人が多い印象を受けます。
日本本社の業務内容はWebサイトで簡単に確認できても、ベトナム現地法人の情報は限られていることが原因なのかもしれません。かと言って、そのまま企業研究が足りない状態では、「ちょっとしたハードルもクリアできない人」というマイナスイメージを与えかねません。
人材紹介会社のキャリアコンサルタントに質問するなどして、情報収集を徹底し、万全の準備で面接に挑みましょう。その姿勢こそが、ベトナム法人への「本気度」を物語るものとしてアピールできるはずです。
4. 「元気」「笑顔」を日本に居るときよりも意識する
意外と見落としがちなのが元気・笑顔であるかどうかです。どんなに経歴が美しくても、元気が無ければ「本当に現地で働いていけるのか?」と企業側は心配になってしまいます。
また、画面越しでの会話となるスカイプ面接や、場合によってはベトナム人面接官と話す機会もあります。コミュニケーションが取れている事を示すためにも、いつもよりハキハキと対応するのも重要なポイントです。
以上、ベトナム就職の成功率を上げる4つのポイントを紹介しました。
実際に企業面接をする際には、これらのポイントを押さえれば、みなさんの印象は確実に良くなると思います。
ぜひ参考にしてください。