【インターン生インタビュー】国境を越えてみて得られたものとは?

こんにちは!ICONIC インターン生の小嶋です。今回はインターン生インタビューということで、先日までホーチミン本社で営業インターンをしてくれていた山本くんにお話を伺いました!就職活動直前の大学生がベトナムの地に飛び込み、何を経験し、何を感じたのか。インターン生の声に迫ります!

 


[小嶋]まずは簡単に自己紹介をお願いします!

 

[山本]はい!現在、都内私立大学4年の山本です。

僕は2015年11月からICONIC 東京拠点でインターンを開始し、春休みに入ってからの2~3月はホーチミン拠点で働き、トータルで5ヶ月間ICONICでインターンとして働いていました!これからインターンをしようと考えている方の参考になるような話ができてればと思います。

 

[小嶋]ありがとうございます。では早速、山本くんがベトナムでインターンすることに決めた理由をお聞きしたいです。ベトナムでインターンなんていうとグローバルなイメージをもつ方が多いかと思うんですが、山本くんは元から海外経験が多いほうだったんでしょうか?

 

[山本]たしかに自分もそんなイメージがありましたが、僕自身は子供の頃から海外経験が多かった訳ではありません

高校三年生、18歳まで愛媛県松山市で育ちました。中学高校と陸上漬けの毎日を送っていたのでゴールデンウィークは試合、夏休みと冬休みは合宿、とにかく練習練習の毎日でした。家族の中で「長期休みに海外旅行に行くか!」みたいな話さえもなくて、小学生の時のハワイと高校生の時に修学旅行で1週間ヨーロッパに行った程度でした。

 

海外に興味を持ったのは、大学で入った学生団体の活動でラオスに訪れたときです。

当時のこの活動では、現地の教育水準の向上のために、学校を建てたり、運動会を行ったり、映像授業を作ってみたりと、さまざまなことに取り組みました。微力ながらも正しいと思ったことに挑戦する活動に熱中し、3年間の思い出のほとんどこの団体のメンバーと作りました。

 

ラオスには計5回×10日間程訪れましたが、半年見ないうちに知らない建物が建っていたり、お土産のTシャツやパンツのセンスが良くなっていたりと、毎回の新しい発見を楽しんでいました。

1番やりがいがあったのは、中学校を建設する際、村人の方々や行政の方、学校に通う子供や先生と一緒に「ラオスの教育を良くする為に何をしていきたいか」と話し合い、1年かけて形にしていく事でした。

現地の方々とひとつの課題に取り組むことは簡単な事ではありませんでしたが、それでもやはりこちらが与えるだけでは地域が発展していくことはありません。だからこそ、双方が努力をできるような取り組みを目指すべきだと感じました。

 

ラオスの中学校を建設した時の開校式

(今年の春の開校式の様子)

 

こうした経験を通じて団体を引退するころには、「将来は海外で働いてみたい」と漠然と考えるようになりました。一方で、いまいち想像でしか語れない自分がいることにも気づきました。そこで「分からないならやってみれば良いじゃん」そう思ったのがICONICでインターンを決めた理由のひとつでした!

もう一つの理由は、自分自身のキャリアを考えていく上での知見を手に入れたいと思ったことです。僕自身、将来的にはひとつの環境にとどまることなく仕事をしていきたいと考えています。だからこそ、自分が10年後20年後にぶつかるかも知れないリアルな悩みにふれることができる人材紹介業の業務に魅力を感じました。

 

[小嶋]ありがとうございます。「わからないからやってみよう」で就活直前の春休みにベトナムに来れちゃうフットワークの軽さがいいですね(笑) では、ICONICではどんな仕事をしていたのかを教えてください!

 

[山本]大学3年生の11月からICONIC 東京拠点でインターンを始めました。春休みにベトナムでインターンをすることを見据え、まず3ヶ月日本で鍛えようと考えていたからです。

東京での業務は、主に求人に対して候補者の選定を行なっていました。1日に何百枚という履歴書を読みながら求人に最適な人材かどうか見極めることを求められ、働いたことすらない自分でしたが、想像力を膨らませて取り組みました。

スタートアップで規模が小さかった東京オフィスでは、社員の人にその場でフィードバックがもらいながら、とにかく数をこなして正しい選定を目指しました。将来自分が転職することを想定したときに、履歴書・職務経歴書一つ一つが非常に興味深く、ワクワクしながら読んでいたのを思い出します。企業知識、職務知識、キャリアステップに関して現実的に知ることができたのは大きな財産だと思っています。

 

2月にベトナム・ホーチミン拠点に籍を移してからは、候補者の選定だけでなく、実際の企業への営業も含む人材紹介の一連の流れを経験しました。こっちに来てから企業の方に提案する際には、やはり日本で働いていた経験が活きていると実感しました。多くの大学生の場合は長期休暇でしか海外にこれないと思いますが、東京オフィスで業務を経験してから海外にくることで、短いながらも密度の濃い海外インターンを経験することができると思います。

 

ICONICの営業メンバー

(ホーチミンオフィスの営業メンバーたち)

 

また、営業に行けば、ベトナムに進出している日系企業の方々のお話を聞く機会も数多くありました。こうした営業の中で、海外進出の醍醐味や難しさ、会社が抱える経営課題、何よりそれらを数多くの業種業界から学べたのは、ベトナムの人材会社ならではの経験だったと思います!

 

[小嶋]なるほど・・・!大学生ながらも海外出張に行くように、他国のオフィスでも働くことができるのは他の会社ではなかなかない経験かもしれませんね。

では、きっと多くの大学生が気になっていることだと思いますが、海外でインターンをしたからこそ得られたものってありましたか?

 

[山本]そうですね、海外で働くと言っても何をもって「海外で働く」というのかは、強く考えさせられました。というのは、自分が異国で働ければそれで満足なのか、それとも仕事を「海外」でする意味は会社にあるのか、顧客にあるのか、同僚にあるのか。例えばICONICで働くにしても、日系と外資どちらに営業するのかでは大きくやり方も、得られるものも異なり、自分の中の「海外で働く」を見極めていくきっかけとなりました。

また、スタートアップの東京オフィスと規模も拡大し成熟しつつあるホーチミンのインターンを両方経験できたことも、それぞれのフェーズにおける違いを身をもって実感し、自分の中の働き方をより深く見つめていく一助になりました。これらのことを含めて、このインターンでは具体的に自分が「どのように海外で働いていきたいか」というイメージが以前より明確になったように思います。

 

ICONICでインターンをしたことで自分自身の物事への姿勢も大きく変化したように感じます。

国籍も年齢も自分とはまったく違うメンバーばかりのベトナムの会社に飛び込んで仕事をするということは、考えていた以上にやりづらいことも多くありました。でも言語や環境、文化等自分に有利な状況が少なかったからこそ、その中で自分がどう変わっていかなければいけないのかを気づかされることも多く、今振り返ってみると精神的にも成長したように感じます。この環境こそが、海外でしか得られない経験だし、ICONICでインターンをする大きな魅力だと思います!

 

[小嶋]ありがとうございます!それでは最後に、今インターンをするか悩んでいる人にメッセージをお願いします!

 

[山本]インターンについて悩んでいる方に伝えたいのは、やっぱり「やってみてほしい!」ということです。一口に海外で働くと言ってもわからないことだらけです。だったらまずは、飛び込んで体験してみることをおすすめします!

 


 

以上がインターン生へのインタビューでしたが、いかがでしたか?

山本くんは同級生ですが、私より少し先にベトナムに来ていた先輩であり、本当にお世話になりました。インターンの中ではなかなか思い通りにいかないことも多かったとは思いますが、自分の物事への取り組み方を変化させることでその経験をしっかり学びに変えてきたのだと、今回話を聞いていて実感しました。

今は日本に帰国して就職活動真っ只中だと思いますが、きっとインターンの経験を生かして、自分のやりたいことに向かって進んでいってくれていることと思います。頑張ってね!

 

 

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