「ベトナムで働く」と友人に言うと、「わー!英語頑張って!」と言われます。
私も、そのつもりだったのですが。
私「Good morning! Xin chao(ベトナム語の挨拶。朝昼夜使えます)!」
「「おはようございまーす!」」
私「^^…もーにん。」
そうなのです。
弊社ベトナム人スタッフは、本当に、日本語が上手…!
もちろん全員ではありませんし、社内で使用する言語は英語が多いです。
しかしそれでも、上手に話す人が多いなあと感じます。
それもそのはず、勤務後に日本語学校に通っているスタッフもいます。
どうやら日本の英語教育のように、必修科目として日本語が課されているわけではないようです。多くのベトナム人が、自主的に学習しています。(心から彼らを尊敬する日々です)
日本語を学ぶ理由については、こちらの記事でも触れたとおりですが、
改めて、大学で日本語を専攻しているtoramuさんに、どうして日本語を勉強しようとしたのか聞いてみました。
(また、彼女はこのブログの作者の一人でもあります)
私「チャムちゃん。どうして日本語を勉強しようと思いましたか?」
toramuさん「それは突然ですねえ(原文まま)」
こういう風に、相槌なんかもすっかり日本風です。
彼女の日本語練習ノート。「折」とか、たまに古風。
「うん。ブログに書くから教えてほしいの」
「わかりました。日本語、漢字がありますね。漢字はたくさん意味があります。それが面白いです」
「じゃあ、最初から漢字が好きだったの?」
「違います。大学で、専攻の希望を出すときに、最初は経済を選びました。でも、2希望の(第二希望の)日本語になりました」
「そうだったんだね!日本語に興味があったの?」
「はい。人が、日本語おもしろいと言っているのを聞きました。でも、最初はなにもわからないですよ。勉強しました(にこにこ)」
「(尊敬!尊敬!果てしなく尊敬!同い年くらいなのに!)」
彼女の場合は、大学での選択がきっかけになったようですが、前述の記事でもあるように、ベトナム人が日本語学習を始める理由は様々です。
共通しているのは、モチベーションが皆さん非常に高いことです。
日本で問題なく働けそうなスタッフもいます。
多言語環境です。社員旅行からのひとコマ。
弊社オフィスでは主に英語、日本語、ベトナム語が飛び交っておりますが
(最近中国語の母語話者がいらしたときは、ベトナム人スタッフが中国語応対をしていました。完璧…!)
日本で長く座学の英語をやってきた身としては、非常にエキサイティングな現場と感じます。
不安でいっぱいでしたが、第二外国語が苦手なのはみんな一緒。
一緒に上達していけばよいのです。
英語の勉強をたくさんしたのに、日本に留まっているのはもったいないのかも。
自分の可能性を信じて、外に出てみてはいかかでしょう?