ICONIC創業物語の後編です。
2011年~2014年現在までのハイライトと、これからの僕らのビジョンを記載します。
【2011年5月 ホーチミン本社、自社オフィスへ移転】
設立から4期目にして、ついにホーチミン本社を自社オフィス化。
Dien Bien Phu通りのAVENISビル4Fにホーチミン本社を移転。
現在のように2F、3F はまだなく、4Fで全ての業務を行っていた。
当初、作った座席数は約20席。果たして、こんなに沢山の席数がいつになったら埋まるのか、家賃だけ重くのしかかりはしないかという不安にも襲われた。
<社員数:9名>
【2013年2月5日 ICONIC初の海外拠点・ジャカルタオフィス新設!】
ICONIC初となる海外拠点・ジャカルタオフィスを新設。
ジャカルタオフィスを立ち上げるべく、中里がジャカルタオフィスマネジャーとして着任。
安倉と中里は、前職の同僚で、同じ部署に所属していた仲。安倉がベトナムへ行った後も年に一回は会って近況報告をし合っていた。
海外拠点展開を考えていた安倉と、ジャカルタで自身の事業を起こそうと考えていた中里が意気投合し、ICONICインドネシア立ち上げに至った。
立ち上げ後すぐに売り上げをあげるなど、ICONICグル―プの頼れる拠点へと存在感を表しつつある。
<社員数:25名>
【2013年5月 人事労務コンサルティングサービスの提供開始】
きっかけは、顧客企業からの逆提案。
毎年末の給与昇給率調査などを通じて、「ICONICなら豊富なデータに基づいた人事労務に関するコンサルティングをしてくれるのではないか」と考えた、ある顧客企業から人事制度調査・設計の依頼を受ける。
以後、事業部を開設し、本格的に人事労務コンサルティングサービスの提供を開始。人材紹介に告ぐ、ICONICの新たな事業の柱とするべくR&Dを実施。
東南アジアの人事労務/人事コンサルティングならICONICというブランドを確立すべく、日々、試行錯誤中。
<社員数:35名>
【2014年3月17日 日本へ凱旋進出!東京オフィス新設!】
満を持して、日本へ凱旋進出を果たす。
東京オフィスを立ち上げるべく、岩橋が東京オフィスマネジャーとして着任。
ICONICグループビジネスのレバレッジ拠点としての役割を担う。
岩橋との出会いは、岩橋が社長ブログを介して安倉へ送信したメッセージ。これを受け、東京で会うことに。
その約1ヶ月後というハイスピードでの東京オフィス開設に至った。
ICONICのベンチャースピリットを体現するようなスピード展開であった。
<世の中の動き>
ホーチミン市に日系大型ショッピングモール「イオンモールタンフーセラドン」が開店。連日大勢のベトナム人客で大盛況。
<社員数:47名>
【これから】
2014年5月27日をもってICONICの設立6周年を迎えました。
まだまだ 小さい存在で、思い描く自分たちの姿には程遠い存在であります。
ICONICの創業の理念は、「国境を超えて働く事を楽しもう」です。
世界は、経済のグローバル化に伴い格差の拡大や社会の複雑化に伴う弊害が出ている事を忘れて はならないと思います。しかしその一方で、国境を超えて働く人が増えることでお互いの文化や背景を乗り越え、そこで発生する様々な摩擦が、新しいサービス やこれまでになかったマーケットを創出します。
グローバル化する過程で、お互いに相互依存していくことが新たな価値や豊かさを創出し、ある側面では平和を維持するための重要な機能さえ担っていると思います。
僕たちは、世界で国境を超えて働くことを避けることは出来ません。
言葉も通じない、文化も共有できない相手と仕事をすることは簡単なことではありません。ただ、それを乗り越えた時に新しい世界や満足感は、伝えることが出来ないほど大きなものです。
世界は360度見渡しても、自分たちが知らない世界が広がってます。
新しい未来に、挑戦し続けるためにも、僕たちは国境を超えて働き続けることにこだわっていきます。
どこまで行けるかわからないが、小さな挑戦を続けます。
いつか本当に社会に価値を残せたと大きな声で言い切れるために、ICONICの細やかなトライは続いていきます。