どーも初めまして!特技は猿とのコミュニケーション、ジャカルタ在住歴1週間の中森と申します。
ジャカルタに来て1週間が経ち、そろそろ生活にも慣れてきた今日この頃。
日々生活していく中でひとつだけ、ストレスを感じることがあります。
そうです。お察しの良い方なら、もうお分かりですね。
渋滞 です。
しかし、渋滞の中でも意外な方法でその時間を楽しむことができます。
気になる方は、ぜひこのまま読み進めてみてください!
インドネシアの首都ジャカルタの深刻な渋滞事情
ジャカルタでは歩道の整備が進んでおらず、どこへ行くのもタクシーやバイクでの移動が基本です。それによって引き起こされる渋滞の深刻さは、世界でもトップレベル。
世界的な渋滞量調査を行う「Tom Tom Traffic Index」によるとジャカルタの渋滞の酷さはメキシコ、バンコクに続いて世界で第3位!普段生活をする中での渋滞は、正直めちゃめちゃ不便です。
もちろんジャカルタ政府も、渋滞に対するさまざまな対策を行っています。たとえば、現在注目されている2019年完成予定のインドネシア初となる地下鉄、MRT(ジャカルタ都市高速鉄道)も渋滞解消を目指して作られています。
ジャカルタのバイクタクシーを楽しむ秘訣は…?
しかし、対策をしているとはいえ、すぐに渋滞が解消する訳ではありません。それならば、「いっそのこと渋滞の時間を楽しんでしまおう!」というのが、ジャカルタ歴1週間の僕が導いた答えです。
考えてみてください。バイクタクシーに乗っていて渋滞に引っかかってしまった時。その間、あなたは1人ですか?違いますよね。インドネシア人のドライバーさんと一緒なんですよ!(当たり前)
勘の良い方ならもうお分かりですね。そう、バイクタクシーは「移動式無料語学学習教室」であるということに。運転手さんとのコミュニケーションで、インドネシア語を習得しましょう!
インドネシア語の先生(ドライバー)を呼ぼう
それでは語学学習教室のスタートです。まずはタクシーを呼ぶところから、インドネシア語の学習は始まります。タクシーを呼べる配車アプリはインドネシアに数多くありますが、その中でも人気なのはGO-JEKとGrabの2つのアプリです。これでサクッとタクシーを呼べちゃうなんて便利!
自分を乗せてくれるタクシーが決まると、おおよその位置はアプリ上のマップに表示されます。ただし、具体的にどの建物の前で待っているのか…というような詳細は、ドライバーさんとのメッセージや電話で確認をする必要があります。
インドネシア語で居場所を確認
さっそくドライバーさんからメッセージが届きました。
送られてきたインドネシア語は「posisi dmn y」。
「posisi」は英語でposition。場所という意味ですね。「dmn」は、di(=in)mana(=Where)の省略形なので、何処という事になります。「y」は日本語で言う~ですか?というような疑問形の単語になります。
よって彼は「場所は何処ですか?」と聞いている訳です。
続いて、「sy di depan city walk yg mau play oper」。
sy(=I) di(=in) depan(=in front of) city walk(※固有名詞/モールの名前)、「yg」は、yang(=関係代名詞「Which」的な語句)の省略形。
「play oper」は、 正しくは「flyover」ですね。高架道路の意です。発音が「play oper」に似ているので、ドライバーさんが間違えたのかもしれません。
要約すると、「高架道路下のcity walkの前あたりにいる」といったところ。
以上のように、ドライバーとのメッセージのやりとりは毎回似たような単語が多いので、覚えてしまえばとても便利です!タクシーに乗るたびに、僕は簡単なインドネシア語の単語で運転手に話しかけています。もちろん笑顔でしゃべり返してくれます(今はまだほぼ聞き取れていませんが!笑)
渋滞=インドネシア人と話すチャンス!
渋滞でイライラするより、運転手さん(先生)とコミュニケーションをとっている方が、100倍楽しい。その上インドネシア語をタダで学べるなんて、最高じゃないですか。
仲良くなったら記念に写真でも撮りましょう。
パシャリ。
もちろん車のタクシーもありますが、僕はバイクタクシーを愛用中です。ドライバーさんと結構喋れますよ。
ジャカルタにいらした時は、皆様もぜひ「よっしゃ!渋滞や!インドネシア語喋ろ!」くらいの気持ちで、無料のインドネシア語学習にトライしてみてはいかがでしょうか?