これさえ読めば安心◎マレーシアで気をつけたい病気の症状・予防法を紹介!

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こんにちは!マレーシア在住のライター ノマドゆきこです。
マレーシアでの生活・お役立ち情報を発信中!今回のテーマは「マレーシアで気をつけたい病気の症状・予防法」です。

マレーシア 病気の画像

日本とは違い、マレーシアは一年中温暖な気候です。

そのため、日本では聞きなれない病気や、あまりかかることのない病気もあります。

この記事では、マレーシアで気をつけたい病気と症状、普段からできる予防方法を紹介します。

どんな病気があるの?症状と予防法を解説!

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(1)デング熱・チクングニア熱

【原因】
・蚊(ネッタイシマカ,ヒトスジシマカ。主に日中に活動する)による媒介
・デング熱の潜伏期間は3日~14日(多くは4日~7日で発症)

【症状】
デング熱:発熱・頭痛・筋肉痛・発疹など
チクングニア熱:発熱、関節痛、筋肉痛、リンパ節腫脹など

※血小板の低下により、一部は重症化し出血症状を発症。デング出血熱に移行して死亡する場合もある。

【治療法】
・ワクチンや直接有効な治療薬は存在せず,安静と対症療法となる

【予防法】
・虫除けスプレーや蚊取り線香などを使用する
・外出する際には、長袖、長ズボンの着用
・不必要なドアや窓の開閉をしない

(2)ジカウイルス感染症

【原因】
・蚊(ネッタイシマカ,ヒトスジシマカ。主に日中に活動する)による媒介
・母胎から胎児への感染(母子感染)、輸血や性交渉による感染リスクもあり

【症状】
・発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、斑丘疹、疲労感、倦怠感など
・ジカウイルスに感染してから発症するまでの期間(潜伏期間)は2~12日、およそ2割の人に発症するといわれている

【治療法】
・ワクチンや直接有効な治療薬は存在せず,安静と対症療法となる

【予防法】
・虫除けスプレーや蚊取り線香などを使用する
・外出する際には、長袖、長ズボンの着用
・不必要なドアや窓の開閉をしない

(3)マラリア

【原因】
・マラリア原虫に感染している蚊(ハマダラカ。夜間に活動する)に刺されたことによる感染

【症状】
・高熱
・潜伏期間はマラリアは7日~30日、

【治療法】
・血液検査後、症状によりメフロキン,アーテスネイトなどの抗マラリア薬を使用する
※治療開始が遅れると脳や腎臓への影響が出る、また最悪の場合死亡する

【予防法】
・虫除けスプレーや蚊取り線香などを使用する
・外出する際には、長袖、長ズボンの着用
・不必要なドアや窓の開閉をしない
・じめじめとした環境を好むため、キャンピングやトレッキングなど自然と触れ合うアクティビティで郊外へ行く際は要注意

(4)急性胃腸炎

【原因】
・病原性大腸菌,サルモネラ,カンピロバクター,腸炎ビブリオ,コレラ菌,赤痢菌,ノロウイルス,アメーバ赤痢などが原因

【症状】
・腹痛・下痢(時により発熱や嘔吐)

【治療法】
・脱水症状を予防するために、水分を十分にとり静養する
※細菌性の下痢の場合、下痢止めを使いすぎると、かえって腸内で毒性の強い菌が増殖し、症状を悪化させることがあるので要注意

【予防法】
・生ものや加熱不十分な食品、水道水、ストリートフードの摂取はなるべく避ける

(5)腸チフス

【原因】
・チフス菌がついた食べ物や水を食することにより感染

【症状】
・高熱、頭痛、全身のだるさ、高熱時に数時間現れる胸や背中、腹の淡いピンク色の発疹、便秘など

【治療法】
・抗生物質の投与による治療

【予防法】
・飲食物の衛生に気をつけ、流行国では加熱したものだけを摂取する
・予防接種

(6)A型肝炎・B型肝炎

【原因】
・A型肝炎:食事から感染(潜伏期間は15日~50日と幅広いが、平均して28日程度)
・B型肝炎:血液・体液から感染(潜伏期間は30日〜60日と幅広いが、平均して60日程度)

【症状】
・倦怠感・発熱・黄疸(目の白い部分が黄色くなる)といった症状

【治療法】
・A型肝炎:入院、安静にする(特異的治療はなく、治療法は対症療法が中心)
・B型肝炎:抗ウイルス療法(様々な種類のインターフェロンを用いた治療法)と肝庇護療法
【予防法】
・A型肝炎:生水や生もの、加熱調理が不十分な食品は避ける

・B型肝炎:
歯ブラシ、カミソリなど血液が付いている可能性のあるものを共用しない
他の人の血液に触るときは、ゴム手袋を着ける
入れ墨やピアスをする時は、消毒済みの器具であることを必ず確める
よく知らない相手との性交渉にはコンドームを使用する
・A型肝炎・B型肝炎ともに予防接種が有効

(7)日本脳炎

【原因】
・蚊コ(ガタアカイエカ)によって媒介
・日本脳炎ウイルスに感染しているブタ・ウマ・鳥類を吸血した蚊がヒトを刺すことによって感染

【症状】
・突然の高熱,頭痛,嘔吐や意識障害

【治療法】
・特異的な治療法はなく、対症療法が中心

【予防法】
・虫除けスプレーや蚊取り線香などを使用する
・外出する際には、長袖、長ズボンの着用
・不必要なドアや窓の開閉をしない
・予防接種を受ける

(8)狂犬病

【原因】
・狂犬病ウイルスに感染した動物に咬まれたり、体に傷口があったときに、感染した動物の唾液と接触したりすることで感染
・潜伏期間は咬まれた部位等によってさまざまであるが、一般的には1〜2カ月とされる

【症状】
・発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、疲労感といった風邪のような症状ではじまり、咬まれた部位の痛みや知覚異常を伴う。興奮や不安状態、錯乱・幻覚、攻撃的状態、水を怖がるなどの脳炎症状を呈し、最終的には昏睡から呼吸停止で死亡に至る
・発症するとほぼ100%死亡する危険な病気

【治療法】
・動物にかまれたら、まず傷口を流水と石鹸でよく洗い出し、すぐに医療機関を受診する。複数回のワクチン接種(暴露後接種)により、発症を予防することが可能

【予防法】
・犬に限らず野生動物には不用意に接触しないように
・予防接種が有効

(9)レプトスピラ症・類鼻疽(るいびそ)

【原因】
・汚染された土壌、粉塵、水などの吸引や、これらが傷口からはいることによる感染

【症状】
・レプトスピラ症:2日~3週間の症状のない期間のあと,頭痛,発熱,悪感,筋肉痛,吐き気,下痢や腹痛などが現れたり,皮疹が現れる。重症になると体が黄色くなり(黄疸),多臓器の機能が障害される,ワイル病と呼ばれる症状を呈することがあり,この場合,最悪死に至る。

・類鼻疽は数時間~21日間の症状のない期間のあと,発熱を主とする様々な症状が現れ,早い場合発病してから48時間程度で死亡に至る。何年も経過した後,突然皮膚が化膿したり,重い肺炎を起こしたりすることもある。

【治療法】
・レプトスピラ症:抗生物質で治療
・類鼻疽:抗生物質の投与を主とする集中治療

【予防法】
・土、水道水など不用意に触れない
・レプトスピラ症:カヤックなど水に関連するレクリエーションに注意
・類鼻疽(るいびそ):川で泳いだり,特に雨季に土に触ったりしないようにする

予防接種が有効な病気とは

入国時に義務付けられている予防接種はありませんが、受けておいたほうが良い予防接種を紹介します。

【推奨されている予防接種】
◆成人
・破傷風
・A型・B型肝炎
・日本脳炎
・腸チフス
・狂犬病

◆小児
・DPT(ジフテリア・百日せき・破傷風)
・ポリオ
・麻疹(はしか)
・風疹
・日本脳炎
・BCG

普段からできる病気の予防法

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(1)食べ物・飲み物に注意
・水道水など生水を飲まないようにする(飲み水は購入する)
・加熱した料理熱いうちに食べる(調理後、時間を置いたものは避ける)
・手洗い・うがいをする

(2)熱中症に注意
・水分補給、塩分補給はまめに行う
・水だけでなく、スポーツドリンクも取り入れるようにする

(3)蚊に注意
・長そで・長ズボンなどを着用し、出来るだけ肌を露出させない
・虫除けスプレーなどを使用し、蚊を寄せ付けない

(5)日本から薬を持参する
・使い慣れている薬があれば持参する
・医薬品名の英語訳、一日の処方量などのメモを持参しておくと現地でもスムーズに処方してもらえる

(4)スケジュールに余裕を
・疲れからくる体調不良もあるので、,あまり予定を詰めすぎないようにする

(6)海外旅行傷害保険に加入する
・マレーシアの病院は基本的に全額負担。海外旅行傷害保険に加入しておくと支払額を一部補填してもらえる

(7)帰国後の体調の変化に注意
・滞在中だけでなく、帰国後も注意。発熱などで医療機関にかかる場合、感染症をみてもらえるかどうかを確認し、必ず東南アジアに行っていたことを伝える

まとめ

この記事ではマレーシアでかかる可能性のある病気についてまとめました。

普段のちょっとした心がけで予防できる病気もあります。

不安な方は、マレーシアでも受けることのできる予防接種もありますので検討してみてくださいね。

タピオカ中毒

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マレーシア・クアラルンプールとタイ・バンコクを行き来するノマドワーカー。出産を機にフリーランスに転身。息子(1歳)の子育てに奮闘中!

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