マレーシアの公共交通機関・移動手段|移動費の目安と利用方法を解説

こんにちは!マレーシア在住のライター Yuuuuです。
マレーシアでの生活・お役立ち情報を発信中!今回のテーマは「マレーシア内の公共交通機関・移動手段」です。

マレーシア 移動手段の画像

海外に行くときに気になるポイントの一つが「どのような移動手段があるのか」ですよね。

実はマレーシアは、どこに行くにも便利なほどさまざまな交通網が発達しています。

この記事では、クアラルンプールの主な交通手段である電車・バス・タクシーの種類と違い、利用料金の目安まで詳しくお話します。

公共交通機関や移動手段をマスターして、目的地までの移動に使ってみましょう!

マレーシアにはどのような移動手段があるの?

移動手段の種類について知っておきましょう。

◆電車‥市内移動(LRT、MRT、KLモノレール、KTMコミューター)、空港〜クアラルンプール(KLIAエクスプレス&KLIAトランジット)

◆バス‥観光バス(KL Hop-On Hop-Off)、無料バス(GO KL City Bus)、市バス(rapid KL)

◆タクシー‥メータータクシー、配車タクシー(Grab、MyCarなど)

これだけみても、さまざまな移動手段がありますよね。次の項ではさらに詳しく説明します。

◆電車

マレーシア 移動手段の画像
電車網が整備されており、空港からクアラルンプール(以下、KL)市内への移動も、市内間の移動も大変便利です。

ほぼダイヤ通りにきますし、なんといっても料金が安いのが魅力。

電車の中にも国営系の路線や民営路線やモノレールなど、いくつか種類があるのでそれぞれの特徴をお話します。

(1)LRT(Light Rail Transit System)
LRTは無人運転で動いており、KLの中心部にあるKLセントラル駅からKL市内の主要なエリアを結んでいます。

時間通りに来ますし、車内も清潔です。

通勤時間帯は約5分間隔でその他の時間帯は約6分~8分間隔、また早朝6時頃から夜は11時半くらいまで運行しています。

初乗り料金はRM1.3(約35円)です。

(2)MRT(Mass Rapid Transit System)
2017年に開通した、今回紹介している電車の中で1番新しい路線です。

MRTはKLの中心部にあるKLセントラル駅からチャイナタウンや国立博物館に行く時に便利です。

混雑するピーク時の通勤時間帯は3分間隔、その他の時間帯は6分間隔と運行が短いのが特徴です。

初乗り料金はRM1(約25円)です。

(3)KLモノレール
KLの中心部にあるKLセントラル駅からティティワングサ駅までの11駅の間を運行しています。

KLモノレールで向かうことのできるエリアの一つに、KLを訪れたらまず間違いなく行くと言われる”クアラルンプール最大の繁華街・ブキビンタン”があります。

また、近くにアロー通りと言われる屋台街やペトロナスツインタワーのあるKLCCエリアといった、観光名所を巡るには最適の路線です。

5~15分間隔で利用することができ、朝6時から23時30分まで運行しています。

初乗りRM1.2RM(約35円)から利用できます。

(4)KTMコミューター
KTMコミューターはKL市街地と郊外を結ぶ路線です。

KLの中心部にあるKLセントラル駅はもちろん、ヒンドゥー教の聖地として有名なバトゥ・ケーブ、ウォールアートで有名なイポーなど、様々な場所へ移動することができます。

運行間隔が30分〜1時間(1時間に最大3本くらい)と運行間隔が長く本数が少ないのが難点ですが、日本と同じで女性専用車両があるので安心して利用できます。

料金は初乗りRM1(約25円)から利用できます。

(5)KLIAエクスプレス・KLIAトランジット
空港に着いたら、KLの中心部にあるKLセントラル駅までを約30分で結ぶKLIAエクスプレス・KLIAトランジットが便利です。

おおよそ15~20分おき、朝5時~深夜0時まで運行しているため早朝や夜遅くに空港に着いても利用できるのが嬉しいですね。

運賃は空港〜KLセントラルまでRM55(約1400円)です。

◆バス

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マレーシアでは電車だけでなくバスも整備されており、多くの人の足として活躍しています。

駅間の移動や、近くに電車の駅のない観光エリアや大型ショッピングモールまでの移動など、KL市内の隅々まで行くことのできるバスは非常に便利です。

(1)観光バス(KL Hop-On Hop-Off)
観光貨客に人気なのが「KL Hop-On Hop-Off」という2階建の観光バスです。

人気の理由は、セントラルマーケットやリトルインディアなど、KL内にある23ヶ所もの観光名所を約2時間かけ周遊してくれる点です。

また、バスの2階部分は天井がなくオープンエアになっているため、リアルなマレーシアを実際に肌で感じることができます。

利用する場合は、乗り降り自由な24時間有効のチケットRM55(約1400円)を購入しましょう。

(2)無料バス(GO KL City Bus)
「GO KL City Bus」は誰でも利用できる無料のバスです。

RED、PURPLE、GREEN、BLUEという4路線で運行しており、ペトロナスツインタワーのあるKLCCや1番の繁華街であるブキッビンタンなどKL市内の観光地を網羅しています。

5分〜10分に1本、平日6時から23時・土日祝日7時から23時というスケジュールで運行しています。

(3)市バス(rapid KL)
「rapid KL」はKL市内全域を網羅しており、非常に格安で移動できるため、マレーシアに住む人からとても重宝されています。

・路線が複雑
・バスに乗る際は、手をあげてバスを停める必要がある
・次に停まる停車場の車内アナウンスがない
というように、バスを乗りこなすのは至難の業です。

平日〜土曜日6時から23時、日・祝日6時から24時の間運行しており、初乗りRM1(約25円)から利用できます。

◆タクシー

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荷物が多い時や電車やバスの利用が不安な時、タクシーが便利です。

利用できるタクシーは主に2つありますので、それぞれ説明します。

(1)バジェットタクシー(メータータクシー)
バジェットタクシー赤と白の車体の一般タクシーと、青色の車体の高級タクシーがあります。

ベテランのドライバーが多く、料金はメーター制が基本ですがドライバーによっては交渉も可能です。

初乗り料金は一般タクシーがRM3(約75円)、高級タクシーはおおよそ2倍が相場です。

(2)配車タクシー
便利で安心!使い方も簡単なのがGrabなどの配車タクシーです。

目的地を地図か住所で設定すれば、今いる場所からピックアップしてくれます。

目的地までの説明も不要であらかじめ料金も表示されているため、言語が心配な1でも安心して利用できます。

Grabの料金は2駅ほどの移動でRM10(約250円)が目安です。

まとめ

マレーシアは交通インフラが整っているので、行き方さえ知っていれば、どこへ行くにも格安の利用料金でスムーズに移動できます。

マレーシアに旅行や仕事などで滞在する予定のある方は、この記事を参考に効率的に移動できるよう、目的やシーン別に移動手段を使い分けましょう。
 


 

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毎日食べても良いくらいロティ チャナイが好き

毎日食べても良いくらいロティ チャナイが好き

Yuuuu(外部ライター)

在馬歴7年目に突入。2児(0歳・5歳)の育児に奮闘しながら、マレーシア・クアラルンプールとタイ・バンコクを行き来するノマドワーカー。ロティ・チャナイとテ・タレが大好物。

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