南国の国シンガポールは、日本と違って四季がありません。
雨季と乾季はあるものの、気温は1年を通してさほど変化がなく平均気温は27℃。ほぼ赤道直下なので、365日ずーっと夏です。そんな南国のシンガポールに、なんとお花見ができるスポットが出現したんです!
それが、シンガポールを代表する観光スポットの一つ、人気の植物園Gardens By The Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)です。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで桜を愛でる!
シンガポールで桜が見れるというお花見スポットは、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのFlower Dome(フラワー・ドーム)で行われた、Blossom Beats(ブロッサム・ビーツ)という期間限定のイベント。
ソメイヨシノを始めとした、なんと20種類以上の桜の他、桃の花の展示も。こんなにいろんな種類の桜を一気に見るなんて、日本でもなかなかできないかもしれません。とにかく贅沢だし、すごく綺麗!
©Gardens by the Bay
植物園の中は23~25℃に涼しく保たれており、この肌寒さもさながら春のよう。まるで本当に日本でお花見をしているような気分に浸ることができました。
季節のない国で生まれ育ったシンガポリアンからすると、日本の四季はとても魅力的のようで、桜を見に行くために3~4月に日本へ旅行する人もたくさんいます。
そんなシンガポリアンにとって桜はまだまだ珍しい花。イベントは大盛況で、ものすごーく混雑していました…まあそれも日本のお花見らしいのかもしれません(笑)
日本では桜の季節になると、昼夜問わず毎日のようにお花見をしていた私。桜を見ながらお酒が飲めないのは残念でしたが、「花見したい欲」はだいぶ満足させることができました。
近未来の植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」とは?
この植物園「Gardens By The Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)」は、シンガポールを代表する観光名所なのですが、あまりのスケールの大きさに何度行っても圧倒されます。まさに未来都市。
正直シンガポールに来るまでは、いわゆる植物園には全く興味がありませんでした。なんとなく高温多湿で暑そうだし、植物を見るだけでつまらなそう…と思っていたためです。
ですがここガーデンズ・バイ・ザ・ベイはそんなイメージをガラッと変えてくれました。「近未来」をテーマとした新感覚のこの植物園は、広い敷地内を散策しているだけでも楽しいです!
シンガポールの巨大な木!?
園内のSupertree Grove(スーパーツリー・グローブ)は圧巻!たくさんの種類の植物が絡み合って25~50mの巨大なツリーを構成しており、感動すら覚えるほどです。
Supertree Grove
シンガポールで巨大な滝!?
園内には2つのドーム型植物園、「Cloud Forest(クラウド・フォレスト)」と「Flower Dome(フラワー・ドーム)」があります。どちらもひんやりと涼しく保たれていて、マイナスイオンをたっぷり感じることができ、癒されます。
クラウド・フォレスト内にある巨大な人工の滝は大迫力です。その高さはなんと35メートル!ずっと見ていても飽きません。
Cloud Forest
桜のイベントは終了してしまいましたが、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでは毎月ワクワクするような展示が季節に応じて催されています。シンガポールで是非、未来を感じられる植物園を体験してみてくださいね。
Gardens By The Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)
開館時間:5:00~2:00(フラワー・ドーム、クラウド・フォレスト 9:00~21:00)
入場料:無料
※フラワー・ドーム、クラウド・フォレストは入場料がかかります。
共通チケット:大人28Sドル/子供(3~12歳)15Sドル
Webサイト:http://www.gardensbythebay.com.sg/ (英語)
住所:18 Marina Gardens Drive, Singapore 018953
アクセス:マリーナ・ベイ・サンズ直結の駅、MRTベイ・フロント駅B出口より徒歩約5分