日本人の仕事環境はいいなぁと、ベトナム人の私はよく思います。
福利厚生が充実しているので、私のまわりに日本で働きたい人は多いです。ただ、日本で働くには、日本人のワーキングスタイルを知らないと困りますよね。この記事では「ベトナム人がうらやましいと思う日本の仕事環境」を5つ選んで書いてみます。
1.「元気」と「がんばって」
日本のビジネスパーソンは「元気」と「がんばって」をよく言います。ベトナム人の私には、これが日本人が仕事での成功するための鍵だと思います。
Genki (元気)は、健康、熱心という意味です。(In English, “I am good”)
職場だけではなく、どこでもGenki desuka?と聞かれます。その時、笑顔でgenki desu と言えると、すてきですね。
Ganbatte (頑張って)は幸運を祈る、あきらめないでくださいという意味です。
この言葉は励ますために使われます。日本企業や日本語学校では上司や先生からこの言葉を言われます。彼らは毎日のように、その言葉を使います。
2.時間厳守
時間を厳しく守ることは、日本のビジネス界でとても重要です。彼らは忙しい中で予定を詰めているので、約束には15分ぐらい早く来るとお互いに安心すると思います。
日本人は遅刻をとても嫌います。仕事や他の約束に遅れることは、マナーが良くないと思われてしまいます。私はICONICで働き始めてから、よく気をつけるようになりました。
3.チームワーク
日本人は仕事をするとき、チームワークを大切にします。もし自分のグループが失敗したら、メンバー全員が集まって、問題を解決するために考えます。グループの全員はお互いに尊敬しあい、信じます。リーダーは、メンバーの一人に責任を押し付けるようなことはしません。それは日本人の大きな長所だと思いますね。
私のグループは翻訳を担当しています。仕事で困ったとき、日本人の同僚はいつも私を手伝ってくれて、私もちゃんと「ありがとう」と言えるようになりたいですね。
4.帰りの挨拶
日本の会社では、帰る前には、同僚に「お先に失礼します」と言うことが多いです。これは「あなたが仕事しているのに、先に帰ってすみません」という意味です。
あなたがこれを言うと、皆さんは「お疲れさまでした」と言います。これは「あなたも今日も一日頑張りましたね」という意味です。ICONICでも「さようなら」の代わりに「お疲れ様でした」と言う人が多いので、私もすぐに覚えた言葉の1つです。
5.交流のチャンス
仕事の後、ときどき同僚から飲み会やカラオケに招待されます。
飲み会では日本人の文化や習慣について、くわしく理解したり、同僚と仲良くなるチャンスがたくさんあるでしょう。まじめな日本人もすてきですが、くつろいだり、打ち解けたりできる場所でゆっくり語り合うこともいいですよね。
この前、私も上司や同僚とカラオケに行きました。
同僚がずっとベトナムの曲を歌ってるので、日本人の上司が退屈そうでしたが、最後に「シングルベッド」という曲を見つけて歌ってたとき、一番盛り上がりました!
私の日本語はまだまだなので、歌詞の意味は分かりませんでした。でも、仕事を丁寧に教えてもらうときと同じくらいかっこよかったなって、上司には言わないけど、ここにちょっと書いておきます。