ベトナムの端午節にベトナム風ちまき「バインウー」を食べてみた

こんにちは! フィリピンからやってきた貴公子、タマリンド金子です。
お察しの方もいると思いますが、絶賛迷走中ですね。
「タマリンドって何ぞや?」とお思いの方のために、タマリンドネタは近日ご紹介いたします!

さて、そんな僕は「よくわからない食べ物はとりあえず食べてみる」をモットーにベトナムで生活しています!

今回は、ベトナムの端午節とちまきを食べた感想についてご紹介します。
ベトナムで長く生活している方なら、一度は見かけたこと、もしくは食べたことがあるんじゃないでしょうか?
僕の体を張った体験が、今後ベトナムへ旅行する方のためになれば幸いです!


ベトナムの端午節

実はベトナムにも日本と同じく端午節があるんです。端午の節句、とも言いますね。
ベトナムでは旧暦5月5日、2016年は新暦6月9日が端午節にあたり、「Tết Đoan Ngọ(テトドアンゴ)」と呼ばれています。
日本では新暦5月5日の「子供の日」が端午節なので、日にちは少し違いますが、起源は一緒なのだそう。

もともと中国の陰陽道が由来となっており、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日は縁起の悪い日とされていました。その縁起が悪い日の災いを祓うために、行事をするようになった、というのが起源です。
中国から多くの文化が入ってきているベトナムも日本も、共通の文化なのでしょう。

また、ベトナムではこの時期は気温が上がり、雨季で降水量が増える関係から「殺虫の日」とされ、農作物などの殺虫が行われる大切な日でもあるんです。

 

ベトナムのちまき(粽)

ベトナムのちまき(粽)

どーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。

端午節は由来以外にもベトナムと日本で、共通した部分があります。
そう。それがタイトルにもあるとおり、ちまきを食べること。日本では柏餅を食べることもありますよね。
実は柏餅は日本発祥で、ちまきは中国から伝来したものなんだそう。

ベトナムではこのちまきは、bánh ú(バインウー)bánh tro(バインチョー)bánh gio(バインゾー)と呼ばれています。
有名なベトナム風サンドウィッチbánh mì(バインミー)のバインと一緒です!
※バインは「餅、菓子、ケーキ」の意味

ということで、早速ちまきを食べにオフィスの外へ飛び出してみました!

ベトナムのちまき(粽)が売っている出店

すぐ見つかりました。オフィスから徒歩30秒。

ん???? 35,000VND(約170円)!?!? 高ぇ!!!!
(いつものランチ代は22,000VND=約110円)

思わず叫んでしまいましたが、10個セットの価格なのだそう。

ベトナムのちまき(粽)を売っている店主とブログライターのツーショット写真

ということで買っちゃいました。
ついでにちまき売りのおばちゃんと記念撮影!
おばちゃんが思ったより笑っていない・・・・・・という事実を写真を見て知りましたが、僕はウキウキです!

 

さて、そのお味は・・・・・・?

ベトナムのちまき(粽)の実食シーン

「うん・・・・・・? うん!!!! うん・・・・・・?」

結論から言うと、よく分かんなかったです。
決して、おいしくないわけではないんですが、おいしいかと言われたらなんとも言えない。

例えるならば、祖父母がやたらと食べさせてくれる、カラフルな寒天っぽいやつを食べたときの感覚に近いです。(好きな人がいたら申し訳ありません)

ほうじ茶とかがあったらおいしく食べられそう、という感じです。
ドリアン餡子(あんこ)入りもあるそうなので、機会があればトライしてみたいと思います!


以上がベトナムの端午節とちまきの感想でした。

いかがでしたでしょうか?

ベトナムには食べがいのあるものが沢山あるので、どんどん挑戦します!!
「これ、食べてみて~~!」というものがあればぜひ教えてください!!
それでは!!

タマリンドの伝道師

タマリンドの伝道師

タマリンド金子

タマリンド金子です。ベトナムで迷走中。ベトナムの食べ物が好きで、いろいろ食べていたらタマリンドに出会いました。タマリンドといったら金子。金子といったらタマリンド。このプロフィールを読んだあなたは、すっかりタマリンドのとりこでしょう。

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