こんにちは。
ベトナム在住のURANOです。相変わらず筋トレは継続中です。
10月になると、ベトナムは中秋節に入ります。中秋節とは、中国の伝統の慣わしで月を愛でる日。ベトナムではこども向けの日であり、旧正月(テト)の次に盛り上がる行事です。
ベトナムでは例年、中秋節当日の約2ヶ月前から、飲食店や屋台でたくさんの月餅(ムーンケーキ)が売られています。アヒルの塩漬け卵や緑豆餡などを小麦粉の生地で包んだ、中国風の焼き菓子です。
今年の中秋節は「月餅をお店で買うのではなく、自分で作って出来立てを食べたい!」と思った私は、お世話になっているベトナム人ファミリーにお願いして、実際に作っちゃいました。
というわけで今回は、ベトナム人直伝月餅の作り方をみなさんにも伝授します!
ぜひ参考にしてみてください。
月餅の具材を包む生地を作ろう(内側の生地)
さっそく月餅の生地づくりです。月餅には、中の具材を包んでいる生地が2層あります。まずは具材を直接包む、内側の生地を作りましょう。
必要な材料と調理手順は以下の通りです。
【材料】(月餅20個分)
・乾燥緑豆:600g
・植物油:200g
・白砂糖:600g
・小麦粉:150g
・白玉粉:50g
・飲料水:緑豆を戻すための適量+1.2リットル
・バニラエッセンス:少々
【調理手順】
①お鍋に乾燥させた緑豆を600g入れて、水に4時間浸す。
②浸した水を取り除いて、新しい水1.2リットルと白砂糖600gを入れて、水気がなくなるまで弱火で加熱しながら混ぜる。
③固形になったものをフライパンに移し替えて、植物油200g、小麦粉150g、白玉粉50g、バニラエッセンスを少々を入れて15分間フライパンで加熱する。
④生地をフライパンからボールに移し替えて冷ましたら内側の生地は完成。
フライパンで15分加熱すると、写真のような生地になります。
月餅の具材を作ろう
中の具材は月餅の種類によって様々ですが、今回は誰でも簡単に作れる具材をご紹介します。
私が月餅に使った具材は、ベトナムらしいあるモノです。
それは……アヒルの塩漬け卵!
必要な材料と調理手順は以下の通りです。
【材料】
・アヒルの卵:20個
・食塩:500g
・飲料水:1.5リットル
【調理手順】
①容器に水1.5リットルと食塩500g、アヒルの卵20個を入れ、1ヶ月間保存する。
②1ヶ月後、塩水から卵を取り出して、沸騰したお湯で15~20分程度茹でる。
③茹で上がった卵の黄身の部分だけを取り出したら具材が完成。
塩漬けした卵の黄身。塩味がきいていて美味しいですよ!
作り方は簡単ですが、1ヶ月間塩漬けをしなければならないので、早めに取り掛かってくださいね。
どうですか?とてもシンプルですよね!
Simple is best!シンプルな料理が一番美味しいんです。
具材が出来上がったら、先ほど作った内側の生地で包みます。
包む際に使う生地は、卵1つ(20g)に対して110gです。
月餅の具材を包む生地を作ろう(外側の生地)
さて、続いては内側の生地を包むための、外側の生地を作ります。
必要な材料と調理手順は以下の通りです。
【材料】(月餅20個分)
・小麦粉:600g
・砂糖シロップ:400g
・植物油:80g
・アルカリイオン水:大さじ一杯
・塩:少々
【調理手順】
①砂糖シロップ600gをボウルに注ぐ。
② ①に植物油80gを加える。
③ ②にアルカリイオン水を大さじ一杯加える。
④ ③に塩を少々加える。
①~④を混ぜ合わせたボウルの様子です。
⑤小麦粉600gをバットの上に用意する。
⑥小麦粉の中に、ボウルの液体を少しずつ注いで混ぜる。
(写真のように小麦粉の山を作って中心にくぼみをつくり、その中に液体を注ぐと上手に混ぜられます。)
⑦液体を全て注ぎ終わったら、スプーンとヘラを使ってさらに混ぜる。
⑧小麦粉からなめらかな生地になるまで混ぜて捏ね終わったら、タオルにくるんで15分間寝かす。
⑨寝かした生地を麺棒で平たくのばす。
⑩平たくしたら、先ほど作った内側の生地を包む。
(1つの月餅に対して、70gの生地を使用)
丸めた生地は、手にすっぽりと収まります。(どや)
月餅の型どりをして焼こう
さあ、ここまでくればゴールはもうすぐ。
頑張っていきましょう。(ワクワク!)
【材料】
・小麦粉:適量
・アヒルの卵の黄身:適量
【調理手順】
①生地に小麦粉をつけてる。
②専用の容器に生地を詰めて型どりをする。
型どり中! 月餅の形が出来上がっていくのがオモシロイ!
③型どった月餅に空気を通す穴を爪楊枝で作る。
④180℃のオーブンで20分間焼く。
⑤焼き終えたら、熱を取るために水につけて15分間乾燥させる。
⑥乾燥させ終わったら、月餅の表面にアヒルの卵の黄身を塗る。
⑦再度、180℃のオーブンで10分間焼いたら月餅完成!
完成後にラッピングもしました!
今回作った月餅の断面。アヒルの卵の形が綺麗に残っています。
卵の塩気と緑豆の甘さがマッチして、美味しかったです!
甘党の方は、具材にあんこを使うのもGood!
家で作った月餅は、親戚やご近所さんに配るのがベトナム中秋節の習わしです。
机の上に大量の月餅がズラリ。
干支をデザインした月餅も作りました!かわいい!
【おまけ】中秋節のイベントの様子!
中秋節前後には、ベトナムのあちこちでイベントが行われます。
ホーチミン1区にある寺院、Tran Hung Daoでも中秋節のイベントが開催されていました!
龍舞が登場して、迫力満点!
音楽も鳴り響き、気分が上がります!
いかがでしたか?
ベトナムにお住いの方も、「街中で月餅が売られているのを見たことはあるけど、自分で作ったことはない」という方が多いのではないのでしょうか?ぜひ中秋節の際には、月餅作りにチャレンジしてみてくださいね!
それではまた!