2019年ベトナム人気ランキングまとめ【観光・経済・グルメ・生活など】

2019年に発表されたデータを中心に、ベトナムがランクインしたランキング・ニュースを一挙ご紹介。
ベトナムの観光・経済・グルメ・生活などなど…様々な観点からお届けします。

 

【第1位】ホイアン:ワールドベストシティ2019

世界の人気観光都市を決める、米雑誌Travel and Leisureの「ワールドベストシティ2019」において、ベトナムのホイアンが人気ランキング1位を獲得。世界で最も素晴らしい都市として選ばれ、7位の東京・8位の京都を大きくリードしました。

世界遺産の古都ホイアンは美しい夜景が有名です。毎月旧暦の14日に行われる「ランタン祭りの夜」には、街中が提灯の灯りのみで照らされ、街全体が幻想的な雰囲気に包まれます。

 

【最優秀賞】ベトジェットエア:アジア太平洋LCCオブ・ザ・イヤー&ASEANビジネスアワード2019

引用:https://en.vietnamplus.vn/vietjet-offers-special-promotion-for-vietnamjapan-routes/152715.vnp

「ビキニエア」の愛称で親しまれ、赤い機体と制服がトレードマークのLCCベトジェット。

アジア太平洋航空研究所(CAPA)主催の「アジア太平洋LCCオブ・ザ・イヤー」にて、2019年の最優秀LCCに選ばれました。航空業界を牽引する優れたLCC会社として頭角を表しています。

さらに「ASEANビジネスアワード2019」においては、ASEAN地域に大きな貢献をしたもたらした企業として、東南アジアの最優秀航空会社に選ばれました。

 

【世界最高水準】ベトナム:超富裕層増加率(2019年)

英Knight Frank社が2019年に発表したレポートで、ベトナムの超富裕層(約33億5000万円超を保有する人)の増加率が、世界で最も高い水準となることが分かりました。向こう5年間で、さらに31%増加する見通しとなっています。

近年は世界長者番付にもベトナム人富裕層が数名ランクインしており、不動産大手ビングループの会長、LLC大手ベトジェットエアの社長など、民間企業の出身者が台頭しています。

 

【第1位】ベトナム:投資有望国(2019年)

日本政策金融公庫の「取引先海外現地法人の業況調査報告」にて、今後の事業展開における有望国として、ベトナムが1位を獲得。なんと6年連続で選ばれています。

ベトナムは「労働力が豊富」と評価する企業が多く、「現地市場の将来性が高い」といった今後の可能性を期待する声も高まっています。すでに大きな経済成長を続けているベトナムですが、日系企業の投資は引き続き活発化する見込みです。

 

【最優秀賞】ベトナム米:第11回国際コメコンクール(2019年)

引用:https://www.facebook.com/GaoST25/

フォーが有名なベトナムですが、実は主食はお米。コメの消費量は世界4位で、50位の日本を大きく上回るコメ消費大国です。The Rice Traderが主催する「国際コメコンクール」にて、そんなベトナム米のST25が最優秀賞を受賞しました。料理人達が米の感触や味などを評価する中、人気のタイ米やカンボジア米をおさえて、初の受賞を飾りました。

現地にはベトナム風チャーハンのコムチンや、もち米を使った伝統的なベトナム風ちまきまで、様々なコメ料理がありますから、ぜひ一度は食べてみたいですよね。

 

【グランプリ】ベトナム人女性:アジア観光大使ミスコンテスト2019

ミス・ユニバース2018でベトナム人女性が史上初の5位に入賞し、「美女の国」という印象が持たれつつあるベトナム。

アジアの観光大使を決定する「アジア観光大使ミスコンテスト2019」では、ベトナム人女性がグランプリを受賞しました。特に、ベトナムの伝統衣装であるアオザイの魅力を審査員に語り、自らの鮮やかな着こなしも披露して話題を呼びました。

引用:https://tuoitre.vn/le-bao-tuyen-dang-quang-hoa-hau-dai-su-du-lich-chau-a-2019-20190909114449837.htm

 

【第3位】ハノイ ラシエスタ ホテル&スパ:アジアの人気ホテル トップ25(2019年)

引用:https://lasiestahotels.vn/mamay/gallery

トリップアドバイザー社の「アジアの人気ホテル トップ25」で、ハノイのラシエスタ ホテル&スパが3位にランクイン!
次いでオーギャラリー プレミア ホテル&スパが7位、ハノイマーヴェラスホテル&スパが9位と、ハノイ市内のホテルが人気を博しています。

 

【第4位】ベトナム:ストリートフードが美味しい世界の都市ベスト50

引用:https://vespaadventures.com/7-reasons-to-eat-street-food-in-vietnam/

米雑誌「CEO WORLD」が発表した「ストリートフードが美味しい世界の都市ベスト50」の2019年版にて、ベトナムが4位にランクインしました。

19位の日本(東京)や欧米圏をおさえて、シンガポール・タイなどのアジア各国が上位を独占!今、世界からアジアンフードが注目を浴びています。

 関連記事  【ビールに合う】ベトナム料理4選【ごはん兼おつまみ】

 

【第4位】ハノイ:アジアのベストデスティネーション2019

世界の人気観光地を決める、トリップアドバイザー社の「アジアのベストデスティネーション2019」では、ベトナムの首都ハノイが4位に入りました。5位東京都を越える人気ぶりです。
ベトナム国内のその他エリアでは、12位ホイアン、17位ダナン、20位ホーチミンがランクインしています。

ハノイといえば、世界遺産のハロン湾やタンロン王城遺跡の他、北部のチャンアン複合景観、胡朝の城塞へのアクセスも可能とあって大人気。ベトナム旅行に欠かせない観光エリアです。

 

【第10位】ベトナム:駐在員が住みやすい国2019

HSBC社が発表した「Expat Explorer Survey 2019(駐在員が住みやすい国ランキング2019)」にて、ベトナムは10位にランクイン!東南アジアではシンガポールに次いで2位となっており、前年度の18位から大きく順位を上げました。

友人のつくり易さや馴染みやすさ、安定性などが評価されているようで、特に都市部のホーチミン市などに、外国人駐在員が集中しています。

 

知られざる「世界1位」の国、ベトナム

さらに、過去の様々なデータを見ても、ベトナムが世界で多くの「1位」を獲得していることが分かります。

・親日度ランキング1位(ジャパンブランド調査2015)
・旅行者物価の最も安い都市1位(旅行者物価指数2015)
・行ってみたい東南アジアビーチ1位(行ってみたい東南アジアビーチ ランキング2015)
・過去10年の富の成長率1位(南アNWW社調査、2007~2017年)
・投資認可件数1位(ジェトロ報告 2018年)
・コーヒー豆生産量[元]1位(現在は2位)
・東南アジアのビール消費量1位

これだけ多くの面でベトナムが高い評価を受けていることは、これから現地で生活したり働いたりする日本人にとっても、嬉しいポイントではないでしょうか。

 
ちなみにデメリットにも目を向けてみると、大気汚染度を示す空気質指数で世界1位という結果になっています…。ハノイは1位・ホーチミンは3位を記録し、当局はバイクの規制や地下鉄の建設計画といった対策を急いでいます。

現金依存度(現金利用率)も東南アジア内では最高水準となっており、クレジットカードや電子マネーなどの普及は今後に期待です!

2015年よりホーチミン在住の、ICONICアルバイト Lyly です。 時間とお金ができればすぐどこかに行きたくなる、旅行大好きな日本人です♪住んでいるからといって決してベトナム大好き!というわけではないですが、そういう人って意外と多い。そんな、私なりの視点で、ベトナムについて綴っていきます:)

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