みなさん、こんにちはgreenです!!
インドネシアでは現在ワクチンパスポートが始まりましたーー
ジャカルタでは1回目接種完了が70%を超えたようです。
さて、本日は「インドネシアのコーヒー事情&インドネシアのカフェ」について詳しくお話したいと思います。
朝食のお供に、食後に、仕事の合間に、、、コーヒーは人生のパートナーのように、なくてはならない存在の方も多いと思います。
そこで「コーヒー2050年問題」はご存じでしょうか??
実は、深刻な問題でして2050年にはコーヒーの収穫量が現在の半分以下になる可能性があると言われています。
コーヒー好きの人からしたら大問題ですよね。。。
詳しくお話していきたいと思いますので、どうぞ最後までご覧ください。
■コーヒー2050年問題
こちらは冒頭でお話したように、2050年にはコーヒーの生産量が激減してしまうという事を指します。
このままいくと、コーヒー大国のブラジルでの栽培適地が60%も減少、アラビカの栽培適地が50%も減少してしまうだろうと言われております。
近年、各国でコーヒーの消費量が急激に上がっている理由として、、、
・生活水準が上がりコーヒーを飲む人が増えた
・おしゃれなカフェが増え若者の間でカフェブーム
・コンビニの100円コーヒーなど安価な金額で購入可能になった
このような背景があり、コーヒーが求められているのにも関わらずこの2050年コーヒー問題が起こればどうなってしまうのでしょうか。。。
インドネシアは、世界のコーヒー豆生産量ランキングで第3位となっております。
インドネシアもほとんどの地域がコーヒーベルトに属しているので、この問題は避けられないでしょう。
■地球温暖化になるとどんな影響が、、、
コーヒーの消費者が増える事により生産がおいつかなくなる事と、もう一つの原因が「地球温暖化」です。
コーヒーベルトと言われる赤道付近でコーヒーが収穫されますが、この地域が地球温暖化により気候が変動し、農作物であるコーヒーはもろに影響を受けてしまうのですね。
コーヒーベルト地帯は基本的に「雨季」と「乾季」の気候で、その差があれば上質なおいしいコーヒーが収穫できるようです。
しかし、インドネシアでも感じますが年々雨季と乾季の境目があいまいになってきております。
乾季なのに雨がたくさん降ったり、雨季なのに雨が降らない…という年もよくあります。
温度・湿度の上昇でコーヒーには大敵の「きび病」という病気が発生しやすくなり、それが原因で収穫量が減少し、品質の低下も招いてしまい、結果コーヒー生産から撤退する農家さんが増えるかもしれないと言われています。
需要は増える一方だが、供給が追い付かないという反比例のようなグラフになってしまうのですね。。。
しかし!!そんな暗いお話だけではありません。
コーヒー2050年問題に着目し、温暖化に対応し病気にも強いコーヒー豆の新種開発が進められております。
こちらのプロジェクトは世界26か国で実施されており、我が国日本からはキーコーヒー株式会社などの企業が参加しているようです。
そして、コーヒーかすをバイオ燃料に変えてその燃料でコーヒーを焙煎するという「サステナブルコーヒー」の研究も進められております。
コーヒー豆のかすはほとんどが産業廃棄物として処理されてしまうので、この取り組みはかなりエコだと言えるでしょう。
■今からでも遅くはない
そう遠くない未来2050年。
今からでも遅くはありません!!
地球温暖化を抑えるためにはCO2の排出を減らすのが最も重要だと言われております。
・クーラーエアコンなどの温度設定の見直し
・使ってない部屋の電気を消すなどこまめに節電する
・リサイクル、ゴミを減らす
・ゴミの分別
・近所であれば徒歩か自転車を使う
などなど、今から取り組める事はたくさんあります。
ちなみに私は10年ほどシャンプーリンス、石鹸の類の物は使用しておりません。
エコのつもりで始めたわけではないのですが、結果エコに繋がってます。笑
家庭菜園や自宅に緑を植えるなどの取り組みも、地球温暖化の抑制につながりますのでぜひ実践してみてくださいね。
■インドネシアのカフェ
最後に、インドネシアのカフェを紹介します。
コーヒーベルト地帯なので、コーヒーをよく飲むと思われがちですが実はコーヒーより紅茶の文化を好んでいる人の方が多くいるように感じます。
カフェなどでも、ブラックコーヒーよりカプチーノとかカフェラテなどの甘い物の方がよく売れるそうです。
ジョグジャカルタは料理も甘いので、ブラックで飲む人は日本人くらいな気がします。。。
インドネシアでブラックコーヒーを頼むときは、「tanpa gula タンパ グラ(砂糖なし)」と注文しましょう。
砂糖なしを言わないと、砂糖が既に入ったコーヒーが運ばれてきますのでお気をつけて。
ジョグジャカルタのカフェになりますが、おしゃれといわれているカフェはこんな↓↓↓感じです。
インドネシアはフリーランスの人が多く、カフェで仕事をする人も多いのでそんな方達向けにコンセントが設置されてあったり、電話ゾーンがあったりミーティング出来る場所があったりお店によって様々なサービスが存在します。
インドネシア人は「インスタ映え」が大好きなので写真を撮る為にわざわざカフェに来る人も多数なんですね。
そしてなんとハイテクな物が!!
電子決済はもちろんの事、一番左↓↓↓の「OUR MENU」を読み取るとメニューのデーターがスマホで見れるという代物。
お店によっては、読み取ったあとそのままスマホで注文できるというシステムもあります。
#コーヒーは約200円、カフェラテなどは約250円位が相場
人件費の削減になりいいなぁと思う反面、私は昔の人間なので店員さんとのコミュニケーションも大事にしたいなーと思う場面でした。
もちろん、スターバックスも大人気です:)
■まとめ
このまま地球温暖化が進めば、コーヒーが高騰する可能性もありますよね。
一人一人がCO2の削減につながる事をすれば、きっとこのままコーヒーをおいしく飲み続ける事が出来ると思います。
#ちりも積もればなんとやら
「1人でやった所で何も変わらない」ではなく、一人一人が意識する事で改善される事だと思います。
無理にとは言いません、ぜひこの機会に地球温暖化について少しでも目を向けて頂ければ幸いです。
私も頑張ります!!
一緒にインドネシアでおいしいコーヒを飲み続けましょう♬
それでは、最後までありがとうございました。
★maki green★