インドネシア移住前準備② ~住民票・保険・年金・インターネットなど~

こんばんは。アイコニック・インドネシアのFukumuraです!
今日のインドネシアは、断食スタート間近の休日だからでしょうか、モールがものすごく混んでました。色々なお店で安売りもしており、買い物シーズンです。大きな特需が生まれる時期でもあります。

さて、前回の記事で取り上げた「インドネシアへ移住する前に準備した13の事」について、今回から順に詳細をお伝えしていこうと思います。

インドネシア就職が決まったらすべき事は何なのか、具体的な準備のご参考になれば幸いです。

 

インドネシア移住準備① 日本の住民票

私は当時神奈川県の川崎市に一人暮らししていましたが、インドネシア就職が決まった後、渡航前に海外転出届けを区役所へ提出しました。よく言われる「住民票を抜く」というやつです。
当時はまだインドネシアでの住所が確定していなかったのですが、役所へは「転出します(要はその地域からいなくなります)」という届け出をするだけなので、問題ありませんでした。役所からは転居2週間前ぐらいから届けることを勧められて、私は1週間前くらいに届けました。

住民票を抜くと、後述する年金や保険の状況が変わってきますが、住民税を払う必要が無くなる、というメリットがあります。これまで住民税は会社の給与から天引きされていたので、あまり意識を持っていなかったのですが、結構大きな金額なのです。
住民票を残すと住民税の支払い義務が生じますが、日本に住んでいないのに支払うのはなかなかキツイですよね。払わなくて良いに越したことはありません。
※住民税自体は住んでいた事実を元に後から支払うものなので、在住時期と支払いにはタイムラグは発生します。

また、住民票を抜くデメリットとしては、住民票に紐づく各種証明はもちろん、住民票自体を発行できなくなるので、それらが必要なサービスを受けられなくなります。私の場合は特に必要となる予定もなく、現時点で困っていることはありません。

 

インドネシア移住準備② 各種住所変更

まず急ぎで行ったのが、郵便物の転送届けです。これは国内の引っ越しでも同じですよね。1年間有効なので、私の場合は実家へ転送するように変更しました。これはインターネットでも手続き可能です。ちなみに国外への転送はできません。

また、いくつかある銀行口座の住所変更も行いました。これもインターネットバンキングに申し込んでいれば、ネット上で手続き可能です。無ければ窓口へ行きましょう。すぐに手続きできると思います。

 

インドネシア移住準備③ 保険(健康保険・国民健康保険)

私は日本在住時、前職の社会保険に加入していたのですが、インドネシア就職を決めて退職後2ヶ月ほど間が空き(海外をふらついていました)、その後インドネシアへ来ました。日本は国民皆保険なので、2ヶ月ほどの空白期間も保険へ入ることが義務づけられます。つまり、以下のような流れになりました。

前職在職時は社会保険に加入

退職後の就業していない期間は国民健康保険に加入

インドネシア転居後は日本の保険を脱退

私の場合、国民健康保険に切り替わった際(手続きをしていなくても勝手に切り替わる)、歯医者での治療をしていたので、わずか2ヶ月ですが役所で証明書をもらいそれを使っていました。

インドネシア転居後は前述の住民票のところで触れたように、住民票を抜くという選択をしました。そのため、国民健康保険は加入することが出来なくなり、脱退する形となっています。保険料は納めていません。

もし住民票を残したままで保険加入を続けた場合は、海外で病院にかかった際の治療費にも一部適用されるので、現地では一旦全額負担で支払い、あとで日本でまとめて清算できるようです。※適用範囲はよく確認してください。

 

インドネシア移住準備④ 年金(厚生年金・国民年金)

状況としては前述の保険と同じで、以下のような流れになりました。

前職在職時は厚生年金に加入

退職後の就業していない期間は国民年金に加入

インドネシアへ転居後は日本の年金は任意でストップ

年金についても、前職と現職の間の期間は国民年金を支払っていました。ただ、インドネシアへ転居後は住民票を抜いたので、国民年金の加入は任意となりました。私の場合、年金の支払いは一旦ストップしています。停止の手続きは、転出届けの提出時に同時に行いました。

当然ですが、そのぶん将来受け取れる金額は減ってしましますので、余裕がある方は払い続けた方が良いかもしれません。ちなみに住民票を残すと、加入が義務付けられるため、支払い続ける必要があります。

 

インドネシア移住準備⑤ 銀行・郵便局

私はインドネシアに就職後、新たに現地の銀行で口座を開設し、給与振込口座として使っています。しかし今になって考えると、日本の口座に入っている預金を、インドネシアで引き出せるようにすれば良かったなと思います。

海外の現地通貨でATMから引き出せるデビットカードの申し込みとか、海外でも使えるシティバンクの口座を作っておくとか…。住所変更後に何もしなかったのですが、その時ついでに済ませておくべきだったかもしれません。

 

インドネシア移住準備⑥ インターネット

私は日本在住時、モバイルwifiを契約していました。インドネシア就職が決まった後、現地で使用できるプランもあったのですが、それは旅行者など短期滞在者用で金額が高いため、解約することにしました。

もし日付を指定して使用できるなど、色々なプランのあるプロバイダーであれば、インドネシアから日本へ一時帰国の時だけ使える契約プランもできるかもしれません。が、私の場合はそれまでの契約期間云々のため、少々ややこしくて断念しました。一時帰国時は、無料wifiが使える場所でなんとかやり過ごそうと考えています。

ちなみに解約は出国当日までとしました。有線LANでインターネットをつないでいる方は、もちろん家の退去時に解約するよう調整する必要があります。

また別の記事で触れますが、インドネシでは4Gの回線も少しずつ整備されてきており、現地でルーター購入および契約をしてすぐに使い始めることも可能なので、日本からルーター等を持ち込まなくても特に不自由はしないと思います。契約も結構簡単で、金額は驚くほど安いです。

 
今回はここまでにします。次回で残りの7項目をお伝えしたいと思います。
銀行やインターネットについては、正直もっと上手くやる方法があると思いますので(笑)、アレンジしてみてください。

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Fukumura

インドネシアに移住した日本人です。のんびり暮らしています。インドネシア暮らしに1日でも早く馴染めるよう、色々なお役立ち情報をお届けしていきます。

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