みなさん、こんにちは!
今回は「私がインドネシアに来た理由」についてお話したいと思います。
現在私はインドネシアのジョグジャカルタに住んでいます。
ここに至るまでにさまざまなストーリーがありました。
この記事では「私がインドネシアに来ることになった経緯」や「インドネシアで経験したこと」、そして「これからの夢」について紹介しています。
このような人生もあるのだよ、と皆さんに知っていただければ幸いです。
どうぞ最後までご覧くださいね。
なぜインドネシアへ来たのか
現在私は、ジョグジャカルタでクレープ屋を経営しています。
そのきっかけは実に単純で、オーナーから「インドネシアへ行かないか?」と誘われたからでした。
ちょうどその頃、当時付き合っていた彼氏と婚約をしていて年内に結婚する予定だったのですが、まさかまさかの婚約破棄になり…
20代の頃から「一度は長期で海外に行ってみたい」と思っていたので、インドネシアに行くお話をいただいたときは即「YES」でした。待たせる人もいなくなりましたしね。
そして2017年、インドネシア生活がスタートしました。
知り合う皆さんに「なぜインドネシアなんですか?」と聞かれるのですが、理由はいたってシンプルで「行ってこいと言われたから」なんです。
なのでインドネシアの「イ」の字も知らず、バリってインドネシアなの?というくらいインドネシアの知識がなかったのに、よくひとりで来たなあと今では思います。
しかもインドネシア語の勉強もせず、英語もろくにできないのに、です。
単身ジャカルタへ
初めの頃は何をやるかは決まっておらず、「とりあえずインドネシアに行ってこい」だったので、単身で首都ジャカルタへ向かいました。
初めてジャカルタの人の多さを目の当たりにした時は、度肝を抜かれました。
バイクで3人乗りは当たり前(父、母、子ども3人、計5人の時もある)、バイクに乗るときにヘルメットは被っていない、道端でいろいろな物を売っている、など。
赤信号のときに見える車やバイクの数ときたら、日本と比べ物にならないほど。
でもそこで感じたのはエネルギーでした。
平均年齢は約30歳(日本は47歳)、人口ピラミッドも綺麗な三角形でまだまだ発展する国だと感じました。
実際に物価は毎年約10%あがり、賃金も毎年あがっているので、新たにチャレンジするには魅力的な国だと強く感じました。
しかし、そんなジャカルタでなにかビジネスになるようなことを模索するのですが、ジャカルタは全て出揃っていて隙間がない感じがしました。
そして、いろいろな物の値段が日本と変わらなくて驚いたことを、今でも覚えています。
出店のためのテナントや住む家を借りるにしても、思っていたより高くて少し心が折れかけていました。
そこでほかのエリアも見てみようということになり、「ジョグジャカルタ」へと移動しました。
ジョグジャカルタでの出会い
※写真はプランバナン寺院
オーナーが2012年に渡航した際に、「インドネシアへ進出したい」と直感で感じたところがジョグジャカルタだったので、「とりあえずジョグジャへ行ってこい」と号令がかかりました。
※ジョグジャカルタは「ジョグジャ」と略されることが多いです。
そして、その時のミッションが「日本人に会い、情報収集すること」でした。
今思えばなかなかのミッションですよね。
インドネシアの方と結婚され、ジョグジャカルタに住んでいる日本人の方となんとかお会いできることになり、いろいろとお話を聞かせていただきました。
そのお話のなかで、家賃などの物価や最低賃金はジャカルタの約半分くらいということを知りました。
また、物価の安さもさることながら、地域に住んでいる方が温厚で治安も悪くなく、住みやすい街だということから拠点を置くには良い環境だと思いました。
※実際にジョグジャカルタに住んでいますが、私の慣れないインドネシア語も頑張って理解してくれようとしてくれるほどみなさんとても親切です。(そして日本人女性はモテます!)
他の日本人の方ともお会いできる機会があり、たくさんお話を伺いました。
ジョグジャカルタはビジネスを始めやすいという情報が多かったので、この地に腰を据えることを決めました。
人件費や家賃といったランニングコストが安く、また、ジョグジャカルタは「学生の街」と言われ全国から学生が多く集まり活気のあふれた街。
まずはジョグジャカルタでインドネシアのイロハを勉強と経験しようということで、本格的にジョグジャカルタでの活動が始まりました。
そして現在
ジョグジャカルタから始まった私の海外生活。
初めてお会いした日本人の方からいろいろな方をご紹介いただき、今ではジョグジャカルタ日本人会の会長を務めております。
本当にこれまで「一難去ってまた一難」と、問題がないときがないほどいろいろありました。
しかし、日本では経験できないことや、インドネシアに来なかったら出会えない人たちともたくさん出会え、そしてまだまだ知らないことだらけだなと今でも感じています。
インドネシアに来て一番考え方が変わったのは「宗教感」についてかもしれません。
日本では「宗教」というと、「詐欺、なんか怖い」などあまりいいイメージがありませんが、インドネシアは人口の約9割がイスラム教徒で信仰心が強く、とても身近に「宗教」が存在します。
仕事で失敗したり、なにか嫌なことがあったら神様にお祈りをするという習慣なので、彼らを見ていると心が救われているような気がして、日本人に足りないのは「信仰心」なのかなぁと感じるほど。
これから
今後の目標は、ジョグジャカルタで「スナックみどり」を開店すること。
学生が多く集まる街ですし(日本人留学生も多数)、コロナ禍でオンライン化が進んでいるからこそオフラインの大切さを感じ、「人間交差点」なイメージでコミュニティを作りたいなぁと思っております。
インドネシアではチャレンジする人を叩く風潮はありませんし、むしろチャレンジする人がまだまだ多く、駐在員から起業する方も少なくありません。
こちらの方と結婚して定住する方もいます。
もし、少しでも頭の中に「海外に行ってみたい!」という思いがあるのなら、考えるよりもまずは行動を起こしてみてください!
本当に世界が変わります!
もし実際に海外に行かなかったとしても、行動を起こした時間は決して無駄な時間ではないでしょう。
私もまだまだしつこくインドネシアにいようと思いますので、いつかあなたと一杯交わしながらお話できることを夢に見ています。
この記事が、少しでもインドネシア転職を考えている方の後押しになれば嬉しいです!
お互い頑張りましょう!
応援しています。
それでは、最後までありがとうございました!
★maki green★
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