こんにちは、マレーシア在住のライター パンダンです。
ユルい感じで続いている、クアラルンプールとその近郊のパワースポット巡りも第4回目となりました。
▼過去の記事はこちら
【マレーシアのパワースポット巡り①】日帰りで訪れるセキンチャンの絶景&願い事の木
【マレーシアのパワースポット巡り②】クアラルンプール市内にある天后宮に行ってきた
【マレーシアのパワースポット巡り③】マレーシア最古の中華寺院!?仙四師爺宮に行ってきた
前回までご紹介したのはすべて中華系の仏教寺院ですが、今回はクアラルンプールの定番観光スポットとしても有名なバツー洞窟(Batu Caves)です。
フォトジェニックなバツー洞窟の階段
バツー洞窟があるのは、クアラルンプールの北部郊外。洞窟は小高い山のほぼ頂上にあるため、アクセスは272段の階段をのぼらなければなりません。しかも幅が狭く、ちょっと急な部分もあったりします。
ところでこの階段、少し離れて遠くから見ると虹のようにカラフルで、とにかくフォトジェニックと評判になっています。2018年に大改修工事が行われ、その時にこのような極彩色に塗られ、現在のような映える階段になりました。
また、正面に向かって右に立つ、黄金に輝く高さ43mのスカンダ(ムルガン)像。ヒンドゥ教の軍神で、最高位シヴァ神の次男とされています。スカンダは悪魔を倒すため、山や丘などに在る僧院や寺院の守り神とされているそうです。
パワースポットと呼ばれるバツー洞窟
階段をのぼると、洞窟というよりも巨大な空間が広がっています。一般的な洞窟にある、暗い穴の中を進むというイメージではありません。
また、天井に大きな穴があいているため、見上げるとそこには空が広がっています。まるで天から光が降ってくるようで、不思議な感じに包まれます。どこか神秘的で厳かな雰囲気が漂っています。
こちらは、一番奥にあるヒンドゥ寺院。本国インドではその危険さゆえに禁止された、奇祭タイプーサムのゴールとなっています。毎年1月から2月のヒンドゥ暦に基づいて開催され、選ばられし信者が身体中に針を刺しカバティ(飾り神輿)をかついで、チャイナタウン近くのスリ・マハ・マリアマン寺院(sri mahamariamman temple)からこのバツー洞窟を目指して歩く祭です。毎回100万人もの人が訪れると言われています。
バツー洞窟では服装に注意
ヒンドゥ寺院を訪れる時に、一つ注意事項があります。脚を露出してはいけないので、短パンやミニスカートは厳禁。バツー洞窟でも、入り口で足を隠すローブをレンタルすることになります。場合によってはRM3-5(約80-134円)程度のデポジットを支払い、ローブ返却時に返金されることもあります。また、寺院内に入る時は靴を脱いで入ります。
バツー洞窟は体力が必要!というほどではありませんが、下から見ると一瞬ひるむかもしれません。また、手すりなども少ないので気をつけて出かけてくださいね!
バツー洞窟(Batu Caves)
住所:Gombak, 68100 Batu Caves,Selangor
アクセス:KTMコミューター(KTM Komuter)で、KLセントラル駅(KL Sentral)からバツーケイブ駅(Batu Caves)まで約35分。下車徒歩5分。
写真:全て筆者撮影