こんにちは、マレーシア在住のライターのパンダンです。
ひたすらにマレーシアのパワースポットをご紹介し続けるこのシリーズです。気づけば8カ所目となっています。
今や取材に行ってもプライベートで旅行に行ってもパワースポットが気になるようになりました。
パワースポット・ファーストです……。
今回ご紹介するのはマレーシア最大の仏教寺院のケック・ロック・シー(Kek Lok Si)。別名「極楽寺」です。以前にも訪れたことがあるのですが、ペナン島に行くとなぜか毎回行ってしまいます。
▼過去のパワースポットについてはこちら
【マレーシアのパワースポット巡り①】日帰りで訪れるセキンチャンの絶景&願い事の木
【マレーシアのパワースポット巡り②】クアラルンプール市内にある天后宮に行ってきた
【マレーシアのパワースポット巡り③】マレーシア最古の中華寺院!?仙四師爺宮に行ってきた
【マレーシアのパワースポット巡り④】ヒンドゥ教の聖地バツー洞窟に行ってきた
【マレーシアのパワースポット巡り⑤】ゲンティンハイランドの清水岩廟に行ってきた
【マレーシアのパワースポット巡り⑥】ハンリーポーの井戸で願い事を多めにしてきた
【マレーシアのパワースポット巡り⑦】マレーシア最古の寺院マラッカの青雲亭
ペナン島にあるマレーシア最大の仏教寺院ケック・ロック・シー
ケック・ロック・シーはペナン島中央部の広大なアイル・イタム(Air Itam)地域の山の斜面に建立されたマレーシア最大の仏教寺院です。
中でもビルマ、タイ、中国の三様式から成るパゴダ(仏塔)は、多くの建築物が点在する中でも目を引く存在となっています。ちなみに寺院の拝観は無料ですが、このパゴダに登る場合はRM2(約53円)の入場料となっています。
院内は広大で、一部ケーブルカーがあったり、電気自動車が走っていたり(共に有料)と、どこから見学すればよいのか、順路はどうなっているのか?と思ってしまうほど。
ところで今回のパワースポットは訪れた際に、参拝者の方からたまたま情報をゲットしました。「ここで願いごとをするとよいことがあるわよ」と家族連れで訪れていた中華系の女性が教えてくれました。
パワースポットの願い事のリボンとは?
教わったとおりに行ってみたのがパゴダへ続く本堂にあるパワースポット「願い事のリボン(Wishing Ribbon)」。
行ってみるとびっくりしたのは、叶えたい願いなんと24種類!というわけで、まずは自分にあった願いが書かれたリボンを選びます。「高位の人からのサポート」「勉強が進捗する」「健康で豊かな人生」などの中に、これ1本で全てカバーするのではないかと思う「願いが叶う」というものも……。
リボンはRM1(約26円)/1本。キリもいいからと5本も願をかけてしまったのが筆者です。RM5(約133円)札を賽銭箱(正確には寄付ということになります)に入れ名前と願いを書き、すぐそばの竹にひっかけました。
リボンの色がそれぞれ違うので、さまざまな願いと共にかけられたリボンがカラフルで目をひきます。
願いごとのリボンがある場所には、ひっきりなしに参拝者が訪れ、それぞれ願いをかけていました。
ケックロックシーのパゴダからの絶景
100体以上もの仏像や、山の中腹に建立された約30mの高さの観音像、そして冒頭でもお伝えしたパゴダから見下ろすペナン島の絶景など、多くの見所を有すケック・ロック・シー。
またチャイニーズ・ニュー・イヤー(毎年1月〜2月頃)の頃には、夕方にライトアップされ絶景となります。
願掛けやお参りだけではなく、ペナン島屈指の観光スポットとしても必見です。
ケック・ロック・シー(Kek Lok Si)
住所:Kampong Sungai Keluang, Ayer Itam, 11400, Penang
開院時間:8:30-17:00
アクセス:公共バス(Rapid Penang)の場合、バスターミナルのコムター(Komtor)から203、204のバスで約30分〜1時間半。Grab(タクシー配車アプリ)、タクシーでは約30分〜1時間 ※道路状況によります。
写真:全て筆者撮影