こんにちは!マレーシア在住のライター Yuuuuです。
マレーシアでの生活・お役立ち情報を発信中!今回のテーマは「マレーシアで購入できる薬の種類」です。
風邪や頭痛、腹痛・・・など、突然体調が悪くなることもありますよね。
マレーシアの薬局(ドラッグストア)でももちろん薬は購入できますが、日本と違い英語やマレーシア語、中国語で書かれているため、「この症状の時はどれがいいの?」「この薬は何に効くの?」と困ってしまうこともあるでしょう。
この記事では万一の場合に備えて知っておきたい、薬が購入できる主な薬局(ドラッグストア)と症状別にマレーシアで購入できる薬を紹介します。(※注:2022年2月時点での情報です)
薬が購入できるマレーシアの主な4つの薬局(ドラッグストア)
まずは薬が購入できる薬局(ドラッグストア)を紹介します。
マレーシアではドラッグストアではなく、一般的に「PHARMACY」と言います。
(1)Watson’s(ワトソンズ)
Watson’s(ワトソンズ)は一般薬局で、2022年2月時点ではマレーシアに580店舗以上展開している薬局です。マレーシア以外にも中国本土、香港、シンガポール等のアジア14ヶ国とヨーロッパにもあります。
(2)Guardian(ガーディアン)
一般薬局であるGuardian(ガーディアン)はマレーシアやブルネイ、シンガポール、インドネシア、ベトナム、カンボジアなどにあります。2021年時点でマレーシアには500以上の店舗を運営しています。
(3)Health Lane(ヘルス・レーン)
Health Lane(ヘルス・レーン)は一般薬局で、マレーシア内で100店舗以上展開している薬局です。
(4)Caring Pharmacy(カーリング・ファーマシー)
Caring Pharmacy(カーリング・ファーマシー)の特徴は調剤薬局であることです。2019年には西マレーシアに120以上の店舗と東マレーシアに1店舗展開しています。
▼マレーシアの薬局について詳しくはこちら▼
《症状別》マレーシアで購入できる主な薬
ここからは発熱や腹痛といった症状別に、マレーシアで購入できる薬をいくつか紹介します。
写真つきで紹介しているので、「パッケージや名前だけでは、どのような薬なのかわからない・・」といった方は必見です。
発熱・喉の痛みなど
◆Panadol(パナドール)
マレーシアをはじめ海外で有名な市販の解熱鎮痛剤で、日本のバファリンやパブロンと同じような効果を持つ薬です。
解熱剤としての使用以外にも、頭痛や生理痛、歯の痛みなど幅広い痛みに効果あり。
即効性のものから副作用が少ないもの、1歳から使用可能な子供用、妊娠中や授乳中の女性でも使えるものまでさまざまな種類があります。
薬局以外でもコンビニやスーパーでバラ売りされていて便利なのと、何より手頃な値段なのがうれしいですね。
◆Strepsils(ストレプシルス)
マレーシアは多くの場所で工事が行われていたり、秋ごろにヘイズがあったり、室内と屋外の気温差が大きかったりと、喉を痛めやすいかもしれません。
喉の痛みや咳がある時に使用したいのが、こののど飴。
薬局以外でもスーパーやコンビニで販売されており、オレンジやハニー&レモン、クール味などフレーバーも豊富。
Strepsilsの中でも紫色のパッケージのものには病院でもらうトローチと同じ成分が含まれているので、喉の痛みがひどい時におすすめです。
◆KOOL FEVER(日本名:熱さまシート)
日本でお馴染みの「熱さまシート」。
マレーシアでは日本と同様のパッケージで「KOOL FEVER」という名前で販売されています。
赤ちゃん用、子供用、大人用と種類も豊富。
胃痛・下痢・嘔吐など
◆PIL CHI-KIT/安徳風痧濟急丸(ピルチーキット)
日本の正露丸のようなイメージで、胃痛や腹痛、下痢、嘔吐の症状がある時に効果的です。
パッケージを開けると複数の小粒の薬を袋で小分けされていて、1回あたり1袋服用します。
◆GAVISCON(ゲイビスコン)
胃腸の調子が悪い時は、GAVISCON(ゲイビスコン)を服用しましょう。
苦くなく、どちらかとういうと甘めなので、飲みやすいです。
小分けされたものからビンタイプまで、用途に合わせて欲しいぶんだけ購入できます。
◆NORIT(ノーリット)
お腹をくだして下痢気味なら、下痢止めのNORIT(ノーリット)を試してみてください。
薬に含まれている「活性炭」の成分が、体内の悪い要素を体外に排出する働きをしてくれます。
皮膚のかゆみ・擦り傷・切り傷など
◆A BITE CREAM(バイトクリーム)
ありや蚊、南京虫などの虫刺されに効きます。
クリームタイプであまりベタつかないので、使いやすいです。
◆MINYAK KAPAK(ミニャカパック)
虫刺され以外にも擦り傷や切り傷、やけどといった皮膚のトラブルに効く薬ならMINYAK KAPAK(ミニャカパック)。
MINYAK KAPAK(ミニャカパック)は皮膚の再生を促す効能のあるナマコオイルで、こまめに塗ることで傷の後が残りにくくなる効果もあります。
ペパーミントの独特な匂いがしますが、皮膚のトラブル以外にも眠気覚ましに鼻の下に塗ったり、咳や鼻詰まりで呼吸が辛い時は胸に塗ったりとさまざまな使い方ができる万能薬です。
◆TIGER BALM(タイガーバーム)
シンガポール発祥のタイガーバーム。
虫刺されに効くと評判の軟膏で、小さくて携帯に便利な「TIGER BALM mini」や虫除けスプレー、湿布など薬局でさまざまなタイプが販売されています。
筋肉痛・肩こりなど
◆AMMELTZ YOKOYOKO(アンメルツヨコヨコ)
筋肉痛や肩こりの時にあると便利なアンメルツは、マレーシアで「AMMELTZ YOKOYOKO」という名前で売られています。
◆SALONPAS(サロンパス)
サロンパスもマレーシアで販売されており、「SALONPAS」という名前で売られています。
※価格やパッケージは2022年2月撮影時のものです。随時変更となる可能性がありますので、購入する際はご注意ください。
まとめ
マレーシアは日本よりも市販されている薬の種類が幅広いのが特徴です。
さまざまな薬を購入できるものの、薬の説明はほとんど英語やマレーシア語、中国語であることから、薬の購入は慎重に行ってくださいね。
症状が緩和されない場合や薬の購入が不安な場合は、病院を受診して医師の判断のもと薬を処方してもらいましょう。
この記事が参考になれば幸いです。