マレーシアの薬局事情!薬の購入場所と主な市販薬を紹介

こんにちは!マレーシア在住のライター Yuuuuです。
マレーシアでの生活・お役立ち情報を発信中!今回のテーマは「マレーシアの薬局」です。

マレーシア 薬局の画像

旅行や海外勤務でマレーシアに長期で滞在するとなると、「体調を崩したら、どうしよう?」と不安になりますよね。

慣れない海外生活では不安はつきものですが、
「実際マレーシアの薬局ってどこにあるの?」
「日本で使い慣れているものを使いたいけれど、売っているのかな?」

といった心配をお持ちのかたも多いのではないでしょうか。

そこで、この記事ではマレーシアの薬局事情から薬を扱っているドラッグストアまで紹介します。

不安や心配を解消するためにも、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!

まずは、病院・クリニック・薬局についておさえよう!

【病院】
マレーシアには国立の総合病院や私立病院があり、深刻な病気や専門医が必要な症状の場合利用することが多いです。

【クリニック】
マレーシアには地域ごとにクリニックと呼ばれる診療所が多数あります。

診療時間を曜日ごとに決めているクリニックや、24時間受診を受け付けるクリニックもあります。

クリニックに勤務する医師は内科医が多いため、風邪やちょっとした怪我、体調がすぐれない場合に利用すると良いでしょう。

もしクリニックで治癒できないような深刻な症状や病気の場合は、総合病院に勤務する専門医への紹介状を書いてくれるので安心です。

【薬局】
日本でいう所の「ドラッグストア」、いわゆる薬局はマレーシアにたくさんあります。

薬剤師が常駐する薬局が多く、医療機関が発行した処方箋を持参すれば調薬も可能です。

処方箋を持っていなくても、自身の症状や目的を伝えれば鎮痛剤や胃薬、塗り薬などの市販薬から合ったものを提案してくれます。

マレーシアの代表的な4つの薬局

マレーシア 薬局の画像

マレーシアの薬局は一般薬局でも薬剤師が常駐している店舗多いのが特徴です。

ショッピングセンターや、路面店など多くの場所にあるので最寄りのお店を見つけておきましょう。

Watson’s(ワトソンズ)/一般薬局


【お店情報】
・香港で誕生し、1994にマレーシアに進出
・本社は香港で、中国本土、香港、シンガポール等のアジア14ヶ国とヨーロッパなどで15,000店舗展開
・マレーシアには約550店舗(2020時点)
・Watson’sのHPはこちら
・店舗検索はこちら

《Watoson’sの会員カードはTouch’nGo機能がついていて便利!》
Watoson’sの会員カードはTouch’nGo機能(SuicaのようなICカード)が搭載されています。

店頭で申し込むことができ、入会金20RM(以降年会費無料)を支払えば購入できます。

入会金の20RMはカードの購入金額のため、Touch’nGoとして使う場合は駅などで別途チャージする必要があります。

Guardian(ガーディアン)/一般薬局


【お店情報】
・1967年に事業を開始し、現在、マレーシア、ブルネイ、シンガポール、インドネシア、ベトナム、カンボジアなどで事業を展開
・マレーシアには440以上の店舗がある(2020年現在)
・GuardianのHPはこちら
・店舗検索はこちら

Health Lane(ヘルス・レーン)/一般薬局


【お店情報】
・1988年に事業を開始し、クランバレー、ネグリスンビラン、マラッカ、ジョホール、サラワク、クアラルンプールなどに100店舗を展開
・Health LaneのHPはこちら
・店舗検索はこちら

Caring Pharmacy(カーリング・ファーマシー)/調剤薬局


【お店情報】
・1994年に設立され、2019年には西マレーシアに120以上の店舗と東マレーシアに1店舗がある
・Caring PharmacyのHPはこちら
・店舗検索はこちら

マレーシアで購入できる日本製の薬と、マレーシアで有名な薬

《マレーシアで購入できる日本製の薬》
◆熱さまシート(冷却シート)
発熱時に重宝する「熱さまシート」。

辛い熱の時、あるのとないのでは全然違いますよね。

「KOOL FEVER」という名前で、日本と同様の見覚えのあるパッケージで売られているので、薬局でも見つけやすいかと思います。

マレーシアでは解熱以外に、外での集まりや車内での暑さ対策で使用するそう。

◆アンメルツヨコヨコ(外用消炎鎮痛薬)
マレーシアでは「AMMELTZ YOKOYOKO」という名前で売られています。

筋肉痛や肩こりの時にあると便利なアンメルツは、ローカルの人から「ヨコヨコ」と呼ばれています。

◆サロンパス(外用鎮痛・消炎薬)
マレーシアでは「SALONPAS」という名前で売られています。

《マレーシアで有名な薬》
◆Panadol(パナドール)
日本でいうバファリンやパブロンのようなもので、マレーシアで有名な市販の解熱鎮痛剤です。

発熱時以外にも、頭痛、生理痛、歯の痛みなど幅広い痛みに効くようです。

即効性のもの、副作用が少ないもの、子供用、女性用など目的に合わせて購入することができます。

値段もお手頃なので常備しておくと良いでしょう。

◆Strepsils(ストレプシル)
「喉が痛い・・」「咳が出る・・」「喉がイガイガする・・」という時におすすめののど飴です。

こののど飴にはオリジナルのほか、オレンジ、ハニー&レモン、クール味などいろんな味がありますが、紫色のものには病院でもらうトローチと同じ成分が含まれています。

即効性があるので、もしもの時のために購入しておくと安心ですね。

PIL CHI-KIT/安徳風痧濟急丸(ピルチーキット)
胃痛、腹痛、下痢、嘔吐といった症状がある時に服用します。

日本の正露丸のようなイメージです。

まとめ

風邪などで体調を崩さないことが理想ですが、いつ何かのきっかけでどこかを悪くしてしまうか分かりません。

マレーシアの薬局は薬剤師が常駐しているお店が多いので、家の近くや会社の近くなど1軒はおさえておきましょう。

何か困った際には相談できますし、必要になる可能性のある薬を事前にいくつか購入しておけば、もしもの時にも安心です。

マレーシアに就職や留学などで長期滞在している、またはこれから来ようと思っている方の参考になれば幸いです。

 


 

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毎日食べても良いくらいロティ チャナイが好き

毎日食べても良いくらいロティ チャナイが好き

Yuuuu(外部ライター)

在馬歴7年目に突入。2児(0歳・5歳)の育児に奮闘しながら、マレーシア・クアラルンプールとタイ・バンコクを行き来するノマドワーカー。ロティ・チャナイとテ・タレが大好物。

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