こんにちは!マレーシア在住のライター Yuuuuです。
マレーシアでの生活・お役立ち情報を発信中!今回のテーマは「マレーシアの現地通貨」です。
マレーシアに来るときに必ず必要なものが現地で使えるお金、「現地通貨」です。
・マレーシアの現地通貨はなに?
・日本と比べて物価はどうなの?
・日本円からの両替の方法は?
といった疑問をお持ちの方も多いと思います。
この記事では、マレーシアの現地通貨から物価までお話します!
マレーシアの現地通貨はなに?
◆マレーシアの通貨は「リンギット」 |
マレーシアの通貨単位はマレーシア・リンギット(マレー語: Ringgit)といい、補助単位はセン(マレー語: sen)で、1リンギット=100センです。
公式名称は Ringgit Malaysia(公式略称はRM)となり、表示はMYRまたはRMで記されます。
マレー語における ringgit の発音は「リンギッ」もしくは「リンギ」とするのが一般的です。
◆「リンギット」の語源は? |
「リンギット」という言葉は、もともとマレー語で「ギザギザな」を意味する形容詞でした。
16~17世紀にポルトガルの各植民地で広く流通していた、スペイン・ドル銀貨がノコギリ状の縁であったことが由来しています。
1975年の8月にリンギットおよびセンが正式名称に決まるまでは、英語のドル(dollar)や、セント(cent)と呼ばれていました。
そのため現在でも、マレーシア国内の一部地域では「マレーシアドル」と呼ぶことがあります。
◆「リンギット」の種類は? |
マレーシアの国立銀行:BANK NEGARA MALAYSIA(バンク・ネガラ・マレーシア)が発行・管理しており、流通している紙幣はRM100・50・20・10・5・1の6種類で、硬貨は50・20・10・5センの4種類です。
全てのリンギット紙幣に、初代国王であるアブドル・マーマン国王(Tuanku Abdul Rahman ibni Almarhum Tuanku Muhammad)が印刷されています。
・1リンギット(青):キナバル山と「ワウブラン(三日月)」型の凧
・5リンギット(緑):クアラルンプール国際空港とペトロナスツインタワー
・10リンギット(赤):クアラルンプールのプトラLRT、マレーシア航空機、マレーシア国際海運(MISC)の貨物船
・20リンギット(オレンジ)ウミガメの産卵の様子
・50リンギット(青・グレー):ペトロナス社の海上石油掘削基地
・100リンギット(紫):プロトン自動車生産ラインとエンジン
【補助単位:センの硬貨の種類】
5セン、10セン、20セン、50セン
マレーシアの物価はどのくらい?
日本円に換算すると、2020年7月2日現在RM1=25円です。
レートによって変動しますが、およそ25円〜30円だと考えれば良いでしょう。
では、実際に購入してみると日本円でどのくらいになるのでしょうか?
ここからは、実際のかかる値段を項目ごとに紹介します。(場所やお店などで価格は変わりますのでご注意ください)
・ペットボトルの水600ml RM0.35(約9円)
・缶コーヒー RM2.15(約55円)
・缶コーラ RM1.65(約40円)
・タイガービール缶 RM7(約175円)
参考)AEON BIG
・バナナ RM5.9/1kg(約150円)
・マンゴー RM6.9/1kg(約175円)
・玉ねぎ RM3.9/1kg(約98円)
・キャベツ RM2.5/1kg(約62円)
・鶏肉 RM13.5/1kg(約340円)
・カップ麺 RM4.29(約108円)
参考)AEON BIG
・トイレットペーパー6ロール 8.25RM(約208円)
・シャンプー RM13.6(約340円)
参考)AEON BIG
@ローカルレストラン
・ナシゴレン RM4.5(約114円)
・ロティチャナイ RM2(約50円)
・アイスコーヒー RM1.8(約45円)
・ホットコーヒー RM1.2(約30円)
@スターバックス
・Cold brew RM11.5(約290円)
@マクドナルド
・ビッグマック RM11.3(約285円)
バス RM1.0〜3.0(約25〜75円)
電車 RM1.0〜8.8(約25〜220円)
タクシー Grab RM5.0〜 例)クアラルンプール市内→クアラルンプール 国際空港約RM75(約1880円)
3部屋3ベッドルーム、家具・駐車場付き(ミッドバレーエリア) RM2700(約67,600円)
3部屋3ベッドルーム、家具・駐車場付(モントキアラエリア) RM3500(約87,700円)
・ザ リッツ カールトン、クアラ ルンプール1泊 455RM(約11,400円)〜
・グランド ハイアット クアラルンプール1泊 476RM(約11,900円)〜
参考)Booking.com
日本円をリンギットに両替するには?
空港や街中にある銀行の支店、両替商、ホテルなどでマレーシア・リンギットへの両替が可能です。
◆方法1 日本で両替
手数料がかかりますが、街中にある銀行の外貨両替所や、空港内にある銀行支店、両替所で両替することができます。
◆方法2 現地で両替
・空港内にある銀行支店や両替所
手数料がかかりますが、日本よりも低く設定されているので日本で両替するよりお得です。
・街中の両替所
空港で両替するよりも手数料やレートが低いのでお得です。
◆方法3 海外ATMでキャッシング
「事務処理手数料」「海外ATM手数料」「現地ATM設置機関手数料」と銀行の「為替コスト」がかかるので、市中の両替所には及ばないものの空港の両替所よりはお得に両替ができます。
◆その他:両替せずにクレジットカードで支払う
ホテルやレストラン、ショッピングセンターなど多くの観光客が利用する場所では、クレジットカードが利用できます。
ATM手数料がかからず、必要なものは「事務処理手数料」と「為替コスト」のみなので、海外キャッシングするよりもお得です。
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このように外貨への両替にはいくつか方法がありますが、レートの良さのみを考えると、街中にある両替所がおすすめです。
現地通貨を余らせたくない、現金を持ち歩くのは不安という人は主にクレジットカードを使うのも良いと思います。
自分の予定や便利さ、レートなどを考慮して、両替場所を決めましょう。
まとめ
マレーシアの現地通貨「リンギット」についてお話しました。
歴史や物価などを知ってれば、実際にマレーシアに行くのが楽しみになりますね。
この記事を参考に、マレーシアに来る準備をしましょう!
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