フィリピン人にとって、朝食はとっても大切!朝食抜きなんて考えられません。
「おはよう!朝ごはん食べた?」が会社での最初のあいさつです。
そのせいか、私も日本では朝ごはんを抜くことが多かったのですが、マニラではほぼ毎日朝ごはんを食べています。
そこで今回は、フィリピンのおすすめ朝ごはんメニューをご紹介します!
フィリピンの朝食① タプシログ(Tapsilog)
▼オリジナル・ビーフ・タパ(Original Beef tapa)/285ペソ(約660円)
フィリピンの定番朝ごはんメニュー「タプシログ」は、ソイソースに漬けて焼いたビーフ、目玉焼き、ガーリックライス。1日の始まりにふさわしく、ボリューム満点!フィリピンのビーフジャーキーとも言われています。
フィリピン語でビーフジャーキーを「タパ(Tapa)」、ガーリックライスを「シナガグ(Sinangag)」、玉子を「イトロッグ(Itlog)」と言います。この3つを合わせて「タプシログ(Tapsilog)」という名前になったそうです。
一般的には朝ごはんメニューですが、ほとんどのレストランでどの時間帯でも注文可能です!
タプシログを食べたお店
アングス・タパ・セントラーレ(Angus Tapa Centrale)
住所:11th Jamboree St Corner, Kamuning Rd, Diliman, Lungsod Quezon, Kalakhang Maynila
フィリピンの朝食② ダイン・ナ・バンガス(Daing na Bangus)
▼ボーンレス・バンガス(Boneless Bangus)/165ペソ(約380円)
「ダイン・ナ・バンガス」はミルクフィッシュ(Milkfish)、目玉焼き、ライスがセットになっています。
ミルクフィッシュはフィリピン語で「バンガス(Bangus)」と言い、フィリピンの国民的・シンボル的なお魚!にんにく、酢、塩胡椒に一晩漬けてフライパンで焼くと、とても香ばしくご飯がすすみます。
頭からしっぽまで味がしっかりとついていて、全部ぺろりと食べられますよ!
ダイン・ナ・バンガスを食べたお店
同上
フィリピンの朝食③ タホ(Taho)
▼タホ(Taho)
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Taho2.jpg
「タホ」は、温かい絹豆腐にタピオカとブラウンシュガー、シロップがかかったフィリピンの代表的なスイーツ!
豆腐でできているので、おなかに優しく食欲のない日の朝ごはんにぴったり。
メトロマニラでは、大きなバケツを担いで歩くタホ売りおじさんをよく見かけます。バケツにはお豆腐が入っていて、注文をするとバケツから豆腐をすくってカップに注ぎ、タピオカ、シロップをトッピングしてくれます。
フィリピンでは、セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップなどのコンビニにも売られています。私はよくコンビニで購入し、電子レンジで温めて食べています!
フィリピンの朝食④ パン・デ・サル(Pandesal)
▼パン・デ・サル/1個 3ペソ(約7円)
フィリピンのパンと言えば「パン・デ・サル」!フィリピンで最もポピュラーなロールパンです。
ほとんどのベーカリーやカフェで売られていて、淹れたてのホットコーヒーと一緒に購入する人々の姿をよく見かけます。私の職場でも、時間がなくて朝ごはんを食べられなかった社員が机でパンデサルにかぶりついています。
ちなみに、フィリピンのマクドナルドには、パン・デ・サルにチーズとソーセージを挟んだ、朝限定メニュー「チージー・エッグ・デ・サル ウィズ・ソーセージ(Cheesy Eggdesal with Sausage)」というメニューまであるのです!
▼チージー・エッグ・デ・サル ウィズ・ソーセージ/77ペソ(約177円)
パン・デ・サルはそのまま食べてもおいしいのですが、スライスチーズ、ココナッツジャム、スクランブルエッグ、ハム、レバースプレッドなど、好きなものを挟んで食べてもGOOD!
パン・デ・サルを買ったお店
ジュリエス・ベイクショップ(Julie’s Bakeshop)
住所:各地に店舗あり。
いかがでしたか?
日本ではあまり見かけないフィリピンの朝食。知らない人が多かったのではないでしょうか。
フィリピンに来たら、今回ご紹介した朝ごはんをぜひ試してみてくださいね!