新型コロナ下でのシンガポール入国から2週間の隔離生活(SHN)完了までの体験談

だいぶ久しぶりの投稿となりました。Ayuです。

今年の3月に日本からのシンガポール入国が拒否されてしまって以降(過去の記事はシンガポールの新型コロナウイルス感染状況と対策から学ぶ④で紹介しています)、日本からなかなかシンガポール国内の様子を知ることが困難となってしまったため、再入国できるまではしばらく投稿をお休みしておりました。

再入国許可の兆しが見えたのは、シンガポールでのサーキット・ブレーカー(日本の緊急事態宣言のようなもの)が解除された6月の中旬ごろになって、シンガポール人・永住者・そして長期滞在ビザ所有者に限定されてではあるものの、海外から比較的コロナの状況が安定している国から、徐々に受け入れが緩和してきたころです。

1. シンガポール入国前に知っておくべきこと

日本は緊急事態宣言解除後1か月以上が経ち、第2波による感染拡大の懸念もあり、またいつシンガポールから規制がかかるかわからないため、なるべく急いで帰国することにしました。2020年7月時点での入国した後の懸念としては、2週間の隔離(SHN)義務ですが、現地住所があるものは幸いにも自宅隔離ができるため、主人に手伝ってもらい幼い子供を運用しながら自宅から仕事をすることもできると思い帰国を決めました。ちなみにSHNにかかる費用は、ホテルの場合最大2000ドル、swab test(PCR検査)に一人あたり最大200ドル自己負担です。また入国許可は渡航の2週間前にしか、申請できないことになっていました。許可された日の前後1日を含めた3日間であれば入国が許可されます。

2. いざ、シンガポールへ移動

日本がちょうど、Go Toトラベルキャンペーンが開始する直前の7月17日に渡航し、想定通り機内の中はガラガラで貸し切り状態でした。無事入国すると、空港の入国審査ロビーでは、簡易なデスク1つに入国管理スタッフ2人ほどが間をあけて座り、入国証の確認と、Stay-Home Noticeと呼ばれる2週間の隔離施設の手配の対応をしておりました。

確認する書類や手配に時間がかかっている間、入国を待つ人は1-2mほどのソーシャルディスタンスを保ちながら、順番に立ったまま長時間待っていました。新型コロナが世界中に広まる中、世界各国からやってくる人たちと同じ空間に長時間滞在するほど、感染リスクが高いことなどありません。中にはガスマスクのような頑丈なものや、フェイスシールドをしている人もいる中で、私と主人はなぜかアベノマスクをしていました、、しかし隙間だらけで、サイズも小さいので、これは大失敗でした。。笑

0歳の子どももいるのに、なぜこんなに待たされるのか、リスクもあったため、正直かなりイライラしました。やっと入国できたのは到着してから1時間以上たった後でした。Redの丸いシールを服に貼られましたが、その先全く感染リスクZone管理などはされてなかったので、入国後はすぐシール外してどっかに捨ててしまいました(笑)

3. 自宅隔離(SHN)の開始

これは後になってから知ったのですが、ちょうど私たちが入国した7月17日のMOHの発表では、20日から日本、香港、オーストラリアのビクトリア州からの渡航者は全員、政府が指定したホテルで2週間滞在を完了する必要になったようです。
3月に帰国しようとした際は、前日に日本が入国拒否リストに仲間入りを果たしたタイミングでしたが、今回はなんとも幸運でした。空港からは公共交通機関を避け、タクシーかGrabなどで隔離場所に移動します。

SHN期間中は、1日に3回homerというアプリに体温や健康状態を記録しなければならず、アプリ使用中は位置情報をトラッキングされなければなりませんので、家から一歩も出てはいけないことになっています。密告制度などもあるようで、気を付けて過ごさなければならないようです。また1日に1-2回ほど、MOMから電話があり、個人の特定や今いる場所の確認をビデオ電話で確認されます。

なかなか不自由な期間ではありますが、もともと日本にいる時も自主的に在宅勤務をしていたこともあり、自宅でもあったので意外にも快適に過ごせました。もちろん買い物などはできないので、事前に必要なものは手配しておくか、ネットスーパーなどを利用して配達してもらえばそれほど不便はありません。外食なども、ほとんどのお店がデリバリーサービスをしているため、気軽に外の味を自宅で楽しむこともできます。SHN期間中には疲れから風邪の症状などが出やすいので、市販の薬類や食べ物はある程度用意しておくとよいと思います。

4. SHN終盤のSwabテスト

SHN 11日目くらいになると、MOMからswabテスト実施の日程の連絡が来ます。
その日だけはタクシーで指定された検査施設がある病院等に移動し、所要時間は30-1時間ほどでテストを受けます。30センチほどの長い綿棒のようなもので、両方の鼻の奥までつんつんされ、ワサビを食べたときのようにツーンと少し痛みがあり、とても不快です。

テスト終了後はどこにもよることなく帰宅し、36時間後くらいにMOMからSMSで結果が通知されます。陰性だと下記のようなメッセージが届きます。ここでようやく、ほっとします。ちなみに万が一結果が「陽性」であった場合どうなるのでしょう。そのあとのプロセスについてはわかりかねますが、おそらく日本と違って自宅療養という選択肢はないため、強制的に入院兼隔離の措置が取られるかと思います。覚悟しておきましょう!

5. SHNの完了!自由への第一歩

SHNは規定上、Swabテストの結果が「陰性」であるか、SHN開始から15日目の正午の遅い方で完了となります。15日目の正午で無事隔離が解除されると、Homerへのインプット義務も同時になくなります。無事国内の人と一緒に過ごせる身になるわけですが、繰り返したいかと思うと二度と同じ目にはあいたくないです。SHNの義務化がなくなるまで、しばらく日本にも帰国できないかと思います。

日本の川育ち。海を越えシンガポールに渡りました。

日本の川育ち。海を越えシンガポールに渡りました。

ICONIC

東南アジアにいながら、実は南アジアが専門。日本の低気圧が苦手で、常夏のシンガポールでは何故か活力がみなぎる。小籠包とJolliebeeを愛する外資系ウーマン。日本に残るサラリーマンの夫を連れてくるため、戦略検討中。

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