【中華街】バンコクのチャイナタウン「ヤワラート」の裏通り散策!

バンコクの人気スポットの一つに、チャイナタウンがあります。
世界各国に必ずと言っていいほど存在する中華街ですが、バンコクの場合はどんな雰囲気の街でしょうか。

今回は観光客が多く訪れる大通りではなく、昔の面影が残るちょっとディープな、チャイナタウンの裏通りをご紹介してみたいと思います。

 

バンコクのチャイナタウンへの行き方

バンコク市内のチャイナタウン

バンコクのチャイナタウンは、ヤワラート通り(Yaowarat)と呼ばれる大通りがメインとなっており、夜になると香港のようなネオンが光る賑やかな雰囲気。訪れる人々を楽しませてくれます。

ヤワラート通りへは、バンコク市内の主要エリアからであればタクシーでOKですが、最寄り駅はMRT地下鉄のファランポーン駅(Hua Lamphong Station)です。

MRT地下鉄のファランポーン駅(Hua Lamphong Station)

渋滞することを考えると、まずファランポーン駅まで出て、それからタクシーやトゥクトゥクなどで移動するのが良いでしょう。ファランポーン駅からはそれらの交通手段でほんの10分、300円もあればヤワラートに行くことができます。

 

バンコクのチャイナタウンの特徴

チャイナタウンの入り口にそびえる門

歴史的にも地理的にも中国人が多く移り住んでいるタイですが、華僑系のタイ人は、その時間の経過からか、ほとんどタイ人と見分けが付きません。町並みは中華っぽいのですが、住んでいる人々の雰囲気は、タイ人とほとんど変わらないように感じます。

料理も他の国のチャイナタウンの中華料理と違って、かなりタイ料理寄りであると言えるでしょう。チャイナタウンはメインストリートのヤワラート通りを中心に南北にいくつもの小さい通りが伸びており、所狭しと小さなお店や露店が並んでいます。

 

バンコクで中華料理の材料が手に入る

商店では量り売りが基本

さて、観光地っぽい雰囲気満載のヤワラート通りから一歩裏通りに入ってみましょう。
するとそこには、ちょっとノスタルジックな気分にさせられる風景が目に飛び込んできます。

店頭に並べられた香辛料やだし汁

昔の日本もこんな感じだった、と思わせるような商店が狭い路地に並んでおり、香辛料や出汁に使われる乾物など、量り売りが基本のお店が多くあります。なんとも懐かしい気分にさせてくれます。

店頭に並べられた香辛料やだし汁

そして、中華といえば漢方。
あちこちからそれっぽい漢方の香りが漂ってきて、バンコクでありながら中華圏の気分を味わうことができます。料理の味付けに欠かせない香辛料なども、非常に種類が豊富で、使いこなす料理人は流石といった感じ。中華料理は奥が深い!

 

ちょっと変わったおみやげを買ってみよう

仏教色の強い子供用服飾屋

裏通りでは小物などが売っており、おみやげを選ぶのも良いですよ。
ただ、どちらかというと仏教色のものが多く、お香などが主体と言えるかもしれません。卸問屋的なお店が多いので、ドバっと買ってばら撒き土産として配る感じでしょうか。

 

籠に入れられたドリアン

いかがでしょう。バンコク屈指の観光地チャイナタウン。

おいしい中華料理を食べに毎晩多くの人が訪れますが、昼の時間に裏通りを散策してみるのも、一味違ったチャイナタウンを見ることができて新鮮ですよ!

ではまた~

寒冷地好き

寒冷地好き

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寒冷地好きのくせにバンコクに住んで3年。内省的な創作活動も陽気なタイではさっぱり似合わず。しかし独特の個人主義というか堪え性のないこの国の気質に呆れつつ助けられつつの毎日を過ごしております。

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