みなさんこんにちは!ミーサオハイサンです。
今回は前回(①妊婦健診編)の続き、出産~入院編をお届けします。
穏やかな妊娠生活を送り、ついに出産となりますが、第一子の時(2016年)とは変わっていることが多かったので、その点もあわせてレポートしたいと思います。
はじめに
本編の前に、今回の出産の経緯について簡単に説明します。
妊娠39週の健診時、赤ちゃんの心拍を計測する「NST」計測中に、胎児の心拍数が一時下がることがありました。また子宮口も2センチ開いてるとのこと。
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そのため、その日の夕方に即入院。
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翌朝まだ痛みもお腹の張りもほぼない状態でしたが、担当医の診察によるともう産んで良いよとのこと!促進剤を点滴され、あれよあれよと言う間に分娩台へいき出産となりました。
・分娩スタイル:無痛分娩
・入院日数:4泊5日(通常3泊4日)
・入院した部屋タイプ:2人部屋に1泊、1人部屋に3泊
施設見学
妊娠37週を前に、施設見学の提案を受けました。
2016年当時は、病院見学はこちらから申し出ないとやってもらえなかったので驚きました。
第一子のときに経験してるので大体は覚えていましたが、念のためと思い改めて見学することにしました。
分娩室
FV病院には、分娩準備室×1、分娩室×2か3、生まれたての新生児をケアする部屋があります。
見学時にちょうど分娩を待っている妊婦さんがいたので、写真は撮りませんでした。新品ピカピカ!というほどではないですが、全体的にとても衛生的で綺麗だと思います。
入院部屋
①2人部屋
②1人部屋
③1人部屋のVIPルーム
の3種類に分かれています。どの部屋も事前に希望できますが、入院時に空いていたら使えるとのこと。
実際に私は、1泊目は1人部屋に空きがないとのことで2人部屋でした。(部屋には1人でしたが)
2泊目からは1人部屋に移動できました。
↑入院した1人部屋の様子(VIPではありません笑)バストイレ付き。
↑ちなみにこちらがVIPルーム。めちゃ広。テレビが2つある。笑
施設自体の古さは少し感じますが、どの部屋も綺麗に保てれていると思いました。
何を持っていけば良いのか不安な方はチェックしてみてくださいね。
私が個人的にオススメする持ち物は、携帯スタンドとモバイルバッテリーです。
入院中
基本的には母子同室です。夜10時以降であれば、預けることも可能でした。(この点も以前とは変わっていました!前回は完全母子同室でした。)
産後1日目は、とにかくゆっくりと過ごします。必要であれば、助産師さんが母乳指導もしてくれますよ。とにかく疲労困憊なのでナースコールを押しまくり、授乳時に赤ちゃんをベッドに連れてきてもらったり、オムツ替えをしてもらったり。何でもお願いしていました。嫌な顔ひとつせず、親身に寄り添ってくれた助産師さんたちには本当に感謝しています。
BCGは確かこの日に接種したと思います。接種の時期が日本よりかなり早くて驚いたという日本人ママさんが多いです。
産後2日目から、動けるお母さんは沐浴の様子を見に行くことができます。産まれたばかりのわが子が、気持ちよさそうに沐浴している姿は本当に可愛くて可愛くて。至福のひとときでした。
入院期間中は、産婦人科の担当医や小児科医などが診察に来てくれます。不安なことや気になることがあれば、遠慮なく質問しましょう。
言語が心配であれば、FV病院の日本語通訳さんへ通訳をお願いすることも可能です。
食事について
入院中の楽しみといえば食事ですよね。
こちらも2016年より内容の充実度が上がっていると思いました。
以前はウェスタンかベトナム料理かお粥しか選べず、揚げ物も容赦なく提供された記憶が…笑
今回はウェスタンやベトナム料理に加えてフレンチが登場していました!毎日いろいろ選べて楽しかったです。
もちろん病院食ですから、レストランで食べるものとは違います。でも選択肢が増えていて嬉しかったですし、食事の時間が楽しみになりました。
退院
4泊5日の入院期間が終わり、いよいよ退院です。
退院時にすべて精算となります。
出産諸々にかかった費用は以下の通りです。
硬膜外麻酔での無痛分娩、そして4泊5日の入院でトータル40,475,821VND(約200,000円くらい)でした。現金でもカードでも支払いが可能です。
退院時に支払いをしますが、内容が英語なので、不安な方は前回も紹介した医療通訳サービス「Well Be」にお願いしたほうが安心かと思います。私もお願いして会計時に説明をしてもらいました。
全国健康保険協会のWebサイトにも掲載があります。
出生証明書をもらおう
忘れてはいけないのが出生証明書です。
産まれた赤ちゃんのために、在ホーチミン日本国総領事館へ出生届を提出しに行かなければなりません。
その際に必ず、産まれた病院で発行してもらう出生証明書の原本とコピー、さらに和訳したものが必要となります。詳しくはこちら。
出生証明書が無いと出生届の申請ができないので、パスポートの発行もできなくなります。
出生証明書(英語版&ベトナム語版)は退院の際に発行してもらえます。このタイミングを逃すと発行できないので、忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?ベトナムで入院となると言語の壁や文化の違いが心配になりますが、FV病院では快適になって過ごすことができ、無事に退院することができました。
次回は番外編として、妊娠中に受けたいろいろな検査についてお届けしたいと思います。
楽しみに〜!