こんにちは!ミーサオハイサンです。
海外暮らしに限らず、病気や怪我ってできれば避けたいですよね。それがましてや慣れない土地での病気や怪我となると、一気に不安や心細さが増したりします。
私もベトナムに来たばかりの頃、原因不明の胃腸の不調に悩まされ、何度こちらの病院でお世話になったことか…”来越ハイ”とでも申しましょうか、来て早々テンションが上がって、どローカルでどローカルなフォーやらコムタムやらのローカルフードを、現地の人達に混ざって食べるのがすごく楽しかったんですよ…そしたらあっという間にお腹がぐるぐる。スピードあげすぎましたね。(結果、原因は不明ではない笑)
日本では風邪のときぐらいしか病院のお世話になったことがなかった私でも、ベトナムに来てからはそんな調子でよく病院に行っていました。些細なことでもやっぱり海外でとなると、心配で受診したりするんですよね。そのとき、保険に入っておいてよかったなと心底思いました。もし保険未加入で医療費や薬代が全て実費だったと考えるとゾッとします…
そこで今回のテーマは、予期せぬ病気や事故に備え、加入しておきたい医療保険についてです。ベトナムの健康保険は外国人も加入対象となっているので、内容をよく確認しておくと安心だと思います。
もはや必須!医療保険加入が必要な理由
日本は健康保険の加入によって、世界的に見ても低価格で良質な医療サービスを受けられる本当に素晴らしい国ですよね。そんな日本から一歩外にでれば、現地で使える保険が必要になってくるわけです。もしベトナムで保険未加入のまま外資系病院を受診して治療したら、目玉が飛び出るくらいの金額を請求されることになってしまいます。そんな事態を避けるためにも、医療保険の加入はとても大切です。
ベトナムで加入できる医療保険
日本で海外旅行保険に加入してくることも可能ですが、その場合海外にいると加入できないものも。なので今回は、ベトナムでも外国人が加入できる医療保険を紹介したいと思います。
http://www.libertyinsurance.com.vn/en/personal-lines/healthcare-insurance
アメリカの保険会社です。106の外資系を含む病院・クリニックとキャッシュレス提携をしています。そのなかには医療水準の高い日系病院も含まれています。
◆Wellbeが提供する医療保険優(You)
指定された病院でのキャッシュレス対応が可能です。日系病院も含まれています。24時間、コールセンターでの日本語対応と病院での日本語通訳の利用が可能です。日本語対応してくれるのは緊急時など焦っているときに便利だと思います。
◆三井住友海上ベトナム
日本 でも有名な保険会社ですよね!ベトナムで加入できる保険は、4種類の医療保険を用意しています。外来治療だけでなく、歯科や出産の費用もカバーしてくれるプランがあります。
◆HSBC (Medical Care Insurance)
https://www.hsbc.com.vn/en-vn/insurance/products/medical-care/
5種類のプランから選択可能。歯科治療や妊婦検診にも適用されるオプションがあります。プランによってはアジア全域、または全世界カバーできるものもあります。
知って得する!?海外療養費制度
海外療養制度という制度をご存知ですか?治療費などを先述した医療保険でカバーするほかに、べトナムの病院で治療を受けた際、日本の健康保険から療養費の一部払い戻しを受けることが可能になります。受診先で「海外療養費」の書類を作成してもらう必要があります。
ただし、
・日本の健康保険に加入している
・住民票が日本にあること
という条件がありますのでご注意ください。
日本への帰国時に、必要書類を協会けんぽ窓口に持参・申請すれば、払い戻しを受けることができます。必要書類は下記の通りです。
1. 海外療養費支給申請書
2. 医科→診療内容証明書/歯科→歯科診療内容証明書
3. 領収明細書
4. 領収書原本
5. 2~4の日本語訳
6. 海外渡航期間が確認できる書類(パスポートなど)
7. 同意書
8. その他負傷届など
※その他注意事項がありますので、詳しくは全国健康保険協会のWebサイトをチェックしてください。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3120/r138/
まとめ
いかがでしたか?何かと不安な海外での生活、できるだけ安心と安全は確保しておきたいですよね。医療保険は安い買い物ではないにせよ、加入しておけば突然の病気や怪我の際に焦らず対応できると思います。正しい知識と選択で、快適なベトナムライフにしてください。