シンチャオ!ミーサオハイサンです。
2回にわたってお送りしてきた、ホーチミンでの妊娠&出産エピソードはいかがでしたでしょうか。
今回は番外編として、妊娠中に受けたさまざまな検査についてお届けしたいと思います。
私は日本で検診を受けた経験がないので比較はできませんが、「ベトナムだとこんな感じのことをやるんだ」と少しでも雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。
それでは、モ!ハイ!バー!ヨーーー!
※費用に関しては、保険なしの場合は精算時にまとめてディスカウントされます。ここで表示している金額は、すべてディスカウント前の価格になります。
※はじめましての方へ
2016年に第一子をベトナムのホーチミン市のFV病院で出産し、今年2021年に第二子を同じくホーチミン市で出産しました。
5年前と比べて変わったことや、ベトナムでの出産事情についてお伝えできたらいいなと思っています。
尿検査
妊娠4、6、8、9ヶ月の検診時に尿検査をしました。第一子の時と比べて、結構頻繁に検査した印象ですが日本でもこうなのかな?
各回1,419,500VND(日本円でおよそ7,000円)でした。
血液検査
妊娠9ヶ月の検診時に、トキソプラズマの抗体検査やPT(プロトロビン時間)の検査など重要な項目を調べる血液検査をしました。
費用は2,099,000VND(日本円で約10,000円)でした。
血糖検査
妊娠31週(妊娠8ヶ月)で血糖値の検査をやります。
日本ではほとんどが任意と聞きますが、こちらでは必須項目です。
でも今回感動したのが、砂糖水めちゃくちゃ飲みやすくなってる!
第一子の時は(2016年)、紙コップ一杯に入った上白糖を渡されて、「自分で適当に水入れて溶かして全部のんでね〜」というスタイルだったのです…いくら混ぜても砂糖が溶けきらなくてジャリジャリだったから、なんかの罰ゲームなのかな?と思いながら飲み干した苦い思い出が。。笑
それがだいぶ改善され、シロップ状になってて感動しました!量は相変わらず多いけど。笑
こんな感じ↓の容器に入ったシロップ(75g入ってます)を渡されて、待合室でひたすら全部飲みます。
その後採血を行いますが、スケジュールは下記の通りでした。
① 砂糖水を飲む前の空腹時
② 砂糖水を飲んでから1時間後
③ 砂糖水を飲んでから3時間後
血糖検査にかかった費用は365,500VND(日本円でおよそ1,800円)でした。
出生前診断
非確定的検査を2回受けました。こちらは強制ではなく、任意で受ける検査となります。
1回目は妊娠4ヶ月の時に受けました。割とすぐに結果がわかる検査で、費用は1,230,000VND(日本円でおよそ6,000円)でした。
2回目は新型出生前診断(NIPT)で、採血した血液をアメリカの検査機関へ送るため時間がかかると言われ、新型コロナウイルスの影響もあり大体1ヶ月後くらいに結果が報告されました。費用は20,020,000VND(日本円でおよそ100,000円)でした。
予防接種(破傷風)
妊娠8ヶ月のときに破傷風の予防接種を受けました。(血糖検査と同日に受けたのでヘトヘトだった思い出…)
第一子のときにも接種しているので、今回は1回接種で良いとのことでした。
費用は施術代160,000VVNDとワクチン代19,700VNDで合計179,700VND(日本円でおよそ900円)でした。
妊娠検査薬について
以前にも紹介した薬局「Pharmacity」で簡単に購入できます。ほかにもローカル薬局でも取り扱っているので、入手しやすいです。
2016年の第一子妊娠時と比べると、妊娠検査薬の種類がだいぶ増えたと思います。(カップがついてるやりにくいやつしかなかった汗)
日本でもメジャーなタイプの妊娠検査薬が、こちらでも手に入ります。時代は便利に変わりますね〜!価格は日本円で200円もしませんでした!
出産準備プログラム(Birth Preparation Program)
FV病院では、出産を控えた妊婦さん向けに「出産準備プログラム」を開催しています。
計5セッションに渡って開催され、妊娠初期(14週あたり)までにに1セッション目を受けることを推奨しています。
第一子のときに最終セッションの1セッションだけ参加したことがありますが、抱っこの仕方や授乳のやり方、沐浴についてなど、分かりやすく丁寧に教えていただきました。
ほかに欧米人のご夫婦が2組参加されていましたが、とても和やかなムードで進んでいて気分転換にもなったので、参加してよかったなと感じました。
ただしベトナム語または英語のみとなるのでご注意くださいね。
5セッション受講で合計1,950,000VND(日本円でおよそ9,000円)だそうです。
まとめ
いかがでしたか?
こうやって振り返ると、本当にたくさんの検査を受けてきたなあとしみじみ実感します。
ひとつ言えるのは、少しでも疑問に思ったことは必ず聞いたほうが良いです。日本では馴染みのない検査があったりすると、疑問に思って家に帰ったら1人で悶々とGoogleで検索したりしちゃいますよね。そんな時間を過ごしていると、不思議とだんだんネガティブになってしまうもの。そうならないためにも、担当医に「なぜ?」をとことん聞いて、疑問はすぐに解決するのをオススメします。
最後になりますが、いつも丁寧に対応してくださった先生や助産師さん、病院スタッフの皆さんには感謝しかありません。検診から出産までの、およそ10ヶ月間という長期にわたってお世話になりましたが、一度も嫌な印象を受けたことがありませんでした。
ハッピーな妊婦生活を過ごせたことに感謝!