皆さん、こんにちは。
タマリンド金子です。
前回のブログを更新してから早一ヶ月。
時間が過ぎるのはあっという間ですね。
一ヶ月も経つとベトナムでは多くの風景が変わっていきます。
新しい建物ができたり、通っていたお店が何の前触れもなく閉店したり、金子の髪が伸びたり。
ということで今回はローカルの床屋さんで散髪してみました!
結果やいかに……?
ベトナムで床屋(hớt tóc)を探そう
うだるような暑さの日曜日。
休日にもかかわらず、こんなに気だるいのは髪を2ヶ月切っていないからに違いありません。
特にどこの床屋に行くかは決めていません。
ローカルの床屋で安ければどこでも可なので、あとはフィーリングで決めましょう。
ということで探しに出かけて、20秒。
条件を満たすいい感じの床屋さんをあっさり発見しました。
ベトナムは床屋の数が非常に多く(屋外では青空床屋も見かけます)、少し歩けば驚くほど簡単に見つかるんですね。
ちなみにベトナム北部ではhớt tócではなく、cắt tócと呼ばれているそうです。
予約もせずに突撃しましたが、席が空いているとのこと。
早速髪を切ってもらうことにします。
髪型をオーダーしてみよう
さて、ここで問題になってくるのが髪型のオーダー。
日本語でも髪型のニュアンスは伝えづらいですよね。
そしてどうやら店員さんは皆、英語が話せない様子……。
悩んだ末に金子が出した結論がこちら。
そう、「Google翻訳」×「It’s up to you(お任せ)」です。
日本でもお任せでオーダーしたことはなく、そもそもこの翻訳(tùy bạn)があってるかどうかすらも分かりませんが、ものは試しです。
今回、カットを担当してくれるおじさんにGoogle翻訳の画面を見せてみます。
おじさん「tùy bạn? ハハハ!! オッケー!! ハッハハ!!」
おじさんの爆笑っぷりに、「僕は何をオーダーしたのだろう……」と一抹の不安を覚えつつも、Google翻訳とおじさんを信じてみることにします。
散髪開始
まずは霧吹きで髪を湿らせます。
結構水の量が多いので濡れていると言ったほうがいいかもしれませんが。
なんだか子どものころ通った床屋さんを思い出します。
湿った髪をはさみで切られると小気味いい音がして好きなんですよね。
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はい、即バリカンでした。
バリカンで毛の多いところを刈り、細かいところをはさみで整えるのでしょう。
僕は毛の量が多いですからね。
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うん、いつはさみが出てくるのかな?
ここまでおじさんはクシとバリカンしか手にしていません。
ほぼ坊主化しています。
そしてクシの使い方が斬新。
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途中から予想はしていましたが、はさみが出てくることは最後までありませんでした。
ベトナムの床屋でお任せで髪を切った結果
さて、散髪が終わりました。
かかった時間は全体でまさかの15分。
お値段は35,000VND(約175円)と激安でしたが、肝心の髪型はどうなったのでしょうか?
それでは髪を切る前と切った後で比較してみましょう。
まずは切る前、Beforeから。
ベトナムの雨季に立ち込める暗雲のごとく、どことなく重い印象。
そして、Afterがこちら。
……ツッコミどころは非常に多いのですが、一言だけ言わせてください。
おじさんの髪型じゃねえか!!
結論:ベトナムの床屋でお任せでオーダーするとおじさんと同じ髪型になる(かもしれない)。
いかがでしたでしょうか?
冷静に考えたら、おじさんは好きでその髪型をしているわけで、お任せにしたら同じ髪型になるのは頷けますよね。
逆におしゃれな髪型の床屋さんを見つけたら、お任せでオーダーしてみるのもありかもしれません。
お任せで皆さんの髪型がおもしろいことになっても責任は取りませんが、写真は撮りに行くのでご連絡お待ちしております。