ベトナムでは日本人男性と国際結婚するベトナム人女性も少なくありません。
そこで気になるのは、やはりベトナムの結婚事情ではないでしょうか。
今回は簡単なベトナムでの結婚式事情について説明したいと思います。
引用:https://cachlammoi.com/phong-tuc-tap-quan-dam-hoi-o-mien-nam-vo-cung-doc-dao/
ベトナムでの交際~プロポーズまで
現在、ベトナムではほとんどのカップルが恋愛結婚をしています。
法律によると、女性は18歳、男性は21歳から結婚できますが、大体は25歳くらいで結婚する人が多いです。
恋愛結婚の場合、結婚前に誰もが通るのがプロポーズです。やや遠回しな言い方でプロポーズをする人もいますが、ベトナムでは「私の奥さんになりたいですか」「結婚してくれませんか」などのように、ストレートな言い方が多いです。シンプルで分かりやすいですが、日本のようなロマンチックな感じはありません。
ベトナムでのプロポーズ~両親への挨拶まで
プロポーズに成功したら、お互いを家族に紹介して、結婚の承認をもらってから結納します。この時、ビンロウの実を持って行き、相手の母親が受け取ったら婚約成立ということになっています。
引用:http://english.cinet.vn/topics/articledetail.aspx?topicid=14&articleid=25959
そして、男性の家族は縁起の良い日を選んで、結婚式の日取りを決めます。結婚する二人は、一ヶ月前には招待客に招待状を手渡しします。
ベトナムの結婚式の様子
ベトナムの結婚式は、日本のように仏前と神前の結婚式があるわけではありません。双方の家に親戚が集まって、結婚指輪の交換を済ませると、それぞれの先祖に報告の挨拶を行います。ただし、キリスト教徒は教会に行って式を挙げるようです。
引用:https://cachlammoi.com/phong-tuc-tap-quan-dam-hoi-o-mien-nam-vo-cung-doc-dao/
ベトナムでは地域によって、披露宴が行われる場所も異なります。さらに人によっては、新郎新婦の家でステージを組み立てて、パーティーを挙げたりします。ハノイ・ホーチミンなどの都市部では、ホテルやレストランで式を挙げます。
引用:https://cuoihoihungthinh.com/category/phong-tuc-cuoi-hoi
引用:http://ttvnol.com/threads/tiec-cuoi-ngoai-troi-lang-mang-tai-nha-hang-sun-palace.1311858/
ベトナムの結婚式当日の流れ
花嫁と花婿は入り口でお客様をお迎えをし、来賓客はここでお祝い金やプレゼントを渡します。招待客が集まったところでパーティーが始まります。司会の開会の言葉、二人の紹介と家族の紹介が終わったら、乾杯をして食事を始めます。
新郎新婦と両家の両親が一つ一つのテーブルに挨拶回りをし、一緒に写真を撮ります。料理を食べ終えたら、席を立ち、花嫁と花婿に見送られて式場を後にします。
もしベトナムで結婚披露宴に招待されたら、注意してほしいことがあります。
それは、実際の披露宴の開始時間は招待状に書かれる開宴時間より30分~1時間ぐらい遅いため、時間にゆとりをもちながら訪れるのが良いということです。またベトナムの結婚祝いのプレゼントは現金です。
時間に関しては、日本人からするとちょっと不思議な感じだと思います。しかし、ベトナムの招待客にとってはこの方がいいのかもしれませんね。
さらに詳しい挙式の流れや、日本人男性とベトナム人女性の結婚については、下記の記事も参考にしてください。