みなさんこんにちは!
今回は前回の続きで、私が実際にインドネシアで体験したトラブルとその回避策についてお話していきたいと思います。
▼前回の記事はこちら▼
インドネシア在住5年目の筆者が、実際のトラブル体験に対して「今となればこうすれば回避できたな」 という具体的な回避策も書きました。
これからインドネシア移住を予定している方にとって「失敗する確率を下げる」ヒントがこの記事に詰まっています。
ぜひ最後までお読みください。
ぼったくりはこうして回避
まず、初めてインドネシアに来た当初はインドネシア語もわかりませんし、その土地、人柄、文化などなど初めての事ばかりです。
ですので言われたことが全て「あー、インドネシアってこうなんだ」とばっかり思っていました。
しかし、タクシー代にしろご飯代にしろ後々ぼったくられている事に気づきます。
ぼったくりの回避は以下のようにしましょう。
- タクシーは配車アプリを利用
⇒金額が初めから決まっているのでぼったくられる心配なし - ご飯屋さんは金額提示しているお店を利用する
- 買い物はスーパーを利用
- 支払った後は必ずレシートをチェックする
- 家を借りるなど金額が大きい時はインドネシア人に初めに問い合わせてもらう
これだけ気を付けていればぼったくられる事はないでしょう。
値段交渉はこちらでは当たり前ですので、言われたままではなくきちんと値下げ交渉しましょうね。
不動産詐欺にあった話
外国人が被害にあうトップ3と言ってもいいほど、不動産詐欺被害が多いです。
私の場合、ある物件を借りようとしていた時、仲介に日本人女性がいました。
その当時、インドネシア語ができなかったのでその日本人女性に通訳兼仲介をしてもらっていましたが、ふたを開けてみればその日本人女性のバックにインドネシア人(大家さんとの仲介)がいました。
デポジット20万円をその日本人女性に支払い、後に2年分の契約金を支払ったのですが大家さんと直接会った時にいきなり「デポジットの20万円は受け取ってない」と言われました。
その日本人女性がインドネシア人とグルになっていたのかは定かではありませんが、日本人が仲介する事によって私が信用しやすい状況を作ったのだと推測しました。
ちょっと不信感があり、法律関係を仕事にしている人に相談したら「その物件は借りない方がいい」と言われキャンセルする事に。
なぜキャンセルした方がいいかというと、2年後に契約更新してくれない可能性があるからです。
大家さん自身が使いたいけど内装・修理などしないといけないので誰かに貸す
↓
借りた人が綺麗にする
↓
契約更新ぜず大家さんが自分で使う
↓
大家さんはただで綺麗な物件が手に入る、という仕組みです。
この手口の可能性がかなり高いという事でキャンセルをしました。
実際、雨漏りなどしていて修繕費用もかなりかかりそうでした。
キャンセル料として1年分の家賃とデポジットの20万円は消えてしまいましたが、後々の事を考えるとキャンセルした方が被害額は少ないと判断しました。
賃貸物件などの契約は、焦らず慎重に考え金銭授受の前に必ず契約書を交わしましょう。
私はその時まだまだ日本の感覚でして、領収書などもあとからもらう事になってましたが今思えば危険すぎます。
後日「貰っていない」と言われたら、証拠もないのでそれまでです。
《不動産詐欺の回避方法》
- 「ほかに借りたい人がいるから」と焦らしてくるが慎重に判断
- 必ず契約書を先に作成→問題なければ支払い
- 内装などお金がかかる場合はなるべく長期で契約
- 契約書、領収書はマテライ(収入印紙)を貼る
- その物件を又貸ししてもいいのか確認
- もし起業する場合は、その物件で会社登記できるのか→IMB(建築許可書)があるかどうか
- 月々の支払い内訳を確認する(ゴミ回収費など追加で発生する場合がある)
《契約書に記載した方がいい事項》
- 「契約更新時の値上げは最大〇〇%まで」と記載あればなおよし
- 故障したら誰が支払うのか→家の母体は大家さんもち(電気のケーブル、水道など)
- 契約期間、金額
- その他とりきめ事項
基本的に契約書は大家さんが作成しますが、納得がいく内容なのかどうかちゃんと確認してくださいね。
落とし物をした時は要注意
インドネシアではエリアごとに「誰か財布を落としてますよ」や「この人を探しています」といった情報を交換できるSNSのグループがあります。
本当に親切な人はちゃんと届けてくれますが、残念ながらこういう場所でも詐欺被害が発生しています。
《実際にあった例》
財布を落としました、見つけた方は連絡くださいと投稿する
↓
財布を拾ったと連絡あり
↓
そっちまで送るから送料を先に振り込んでくれと言われる
↓
振り込んだが音信不通になる
送料は何百円といった少量の金額なので、あまり重く受け止めず振り込んでしまう方が多いようです。
実際、友人も財布をなくした時にかなり焦っていて、拾ったと連絡があったことで安心したあまり、簡単に信用してしまったようです。
信用するのはかならずその落とし物がちゃんとあるのかどうか、写真を送ってもらうなどで確認してからにしましょう。
送料を振り込むのではなく、同じエリアに住んでいるのなら直接取りに行く方が無難です。
まとめ
海外生活では、外国人はトラブルに巻き込まれる可能性が高いですが、事前にきちんと情報を収集しどんな被害が起こりうるかを考えれば回避できる可能性は高まります。
お金を支払う時はより慎重に、先読みして行動してくださいね。
私もインドネシアにきてかなり先読み改善行動能力があがりました!
ぜひ人生の経験としてインドネシアライフを楽しんでもらえたらなと思います。
一緒に楽しみましょう!
それでは最後までありがとうございました。
★maki green★
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